(藤井四段。産経フォトより引用。)
先日、名古屋へ行って、最年少プロ棋士藤井四段フィーバーがすごいので驚いた。地元の瀬戸市はもちろん、藤井四段と関係があるという名古屋の熱田区でも大変なブームなのだ。
大人たちはバスを仕立てて応援に行くなぞと言っていたが、それでは藤井四段に要らぬプレッシャーをかけるだろうと自粛しているそうだ。
地方都市から「英雄」が出るとこうなる。40年前の浜松がそうだった。そのとき高校野球で名もない浜松商業が優勝した。浜松市民はどっと街にくりだした。その数40万人。
そのとき浜松に住んでいて味わった驚きを、今度は名古屋で味わった。もし藤井四段や浜松商業のような「英雄」が東京に現れても、東京ではフィーバーは起こらないだろう。
※今日の短歌
子どもの目惹きつけながら寿司レーンをパッション色したかき氷来る
あべまさこ(富山県)