柔道がオリンピック種目に採用されたのは東京オリンピックのときだった。そのとき、日本は各階級で金メダルを総なめにした。開催国の得意種目を採用するのはオリンピックの常で、主催国に金メダルをサービスするためである。
このころから、すでに日本柔道の凋落は始まっていた。それは、実は漫画を見れば分かる。
どちらが原因で結果なのかは分からないが、日本が強いスポーツ種目には、それを題材とした漫画が存在する。
古くは「いがぐり君」、これも古いが「柔道一直線」といった柔道漫画があった。だが今、少年雑誌に柔道漫画は存在しない。
相撲漫画も「金星金太」を初め、「のたり松太郎」などが存在していた。今、相撲漫画はない。その挙句の日本人力士の不振である。
サッカー漫画は、日本のサッカーが強くなる前からあった。「赤き血のイレブン」がそうである。続いて「キャプテン翼」の世界的なヒット。日本のサッカーが強くなったのは、その後である。
かつて、少年漫画雑誌には野球漫画は必須とされていた。だから、必ず一本は野球漫画を掲載していた。それが、今はゼロ。未だに引用されてテレビなどに出てくる野球漫画は、古色蒼然とした「巨人の星」だけである。そのうちに、日本の野球も弱くなるのではなかろうか。
囲碁はスポーツと言えるのかどうか知らないが、日本囲碁界は囲碁をオリンピックに採用させようともくろんでいる。そのためには、まず「ヒカルの碁」のような名作囲碁漫画をどんどん出せばよいと思うが、浅知恵だろうか?
このころから、すでに日本柔道の凋落は始まっていた。それは、実は漫画を見れば分かる。
どちらが原因で結果なのかは分からないが、日本が強いスポーツ種目には、それを題材とした漫画が存在する。
古くは「いがぐり君」、これも古いが「柔道一直線」といった柔道漫画があった。だが今、少年雑誌に柔道漫画は存在しない。
相撲漫画も「金星金太」を初め、「のたり松太郎」などが存在していた。今、相撲漫画はない。その挙句の日本人力士の不振である。
サッカー漫画は、日本のサッカーが強くなる前からあった。「赤き血のイレブン」がそうである。続いて「キャプテン翼」の世界的なヒット。日本のサッカーが強くなったのは、その後である。
かつて、少年漫画雑誌には野球漫画は必須とされていた。だから、必ず一本は野球漫画を掲載していた。それが、今はゼロ。未だに引用されてテレビなどに出てくる野球漫画は、古色蒼然とした「巨人の星」だけである。そのうちに、日本の野球も弱くなるのではなかろうか。
囲碁はスポーツと言えるのかどうか知らないが、日本囲碁界は囲碁をオリンピックに採用させようともくろんでいる。そのためには、まず「ヒカルの碁」のような名作囲碁漫画をどんどん出せばよいと思うが、浅知恵だろうか?