院長のへんちき論(豊橋の心療内科より)

毎日、話題が跳びます。テーマは哲学から女性アイドルまで拡散します。たまにはキツいことを言うかもしれません。

やきぶた

2018-02-01 17:38:11 | 芸能


 ぶたにく料理でうまいのは、やきぶただろう。

 紐をつけて、なかまでしっかり煮てあって、その上秘伝のタレがついている。いくらでも食べられる。

 その上、ラーメンにはなくてはならないものだ。むろん油がはいっていて、なめらかなのがよい。

フォンテンヌブローの森

2018-01-18 03:50:22 | 芸能

(フォンテンヌブローの森。123rsより引用。)

 35年ほど前パリに行った。ドイツでの学会発表が終わって気軽にパリとスイスに遊んだ。

 同行した先輩がフランス語もドイツ語もペラペラで、フォンテンヌブローの森を歩いてみようと提案した。とても雰囲気のいい森だった。

 だがところどころに立札があって「命の保証はない」と書いてある。先輩がフランス語を読めたのでかえって恐怖感に襲われた。

 結果は「狩猟地域である」という意味だと分かった。

 本当に良い旅だった。森の出口には窓に花を飾った瀟洒な住宅があった。もうあの旅の良さは味わえないだろう。

 ※今日の俳句(新年)
   新幹線にてみやに着く初詣
   ひとし(豊橋市)

(風邪で2日間ブログを休んだら、珍しい友人から、どうしたのかと電話があった。みな読んでいるのだ。ありがたいと思った。)

長嶋ジュニアは頭が悪いか

2018-01-06 23:07:55 | 芸能
 長嶋ジュニアは頭が悪いと言われて久しい。

 それでもめげずに彼はコメンテーターを続けている。

 彼が頭が悪そうに見えるのは、発言内容の問題では実はない。

 彼の発言は0.5秒か1秒くらい長い(遅れる)のだ。それで悪そうに見える。

 以上は悪口だから、ここでいう長嶋ジュニアとは私の個人的な知り合いということにしておこう。

 ※今日の俳句(冬)
   無防備な尻に毛布をかけてやる
   じゅん(船橋市)

どうなる?貴乃花親方の「処分」

2017-12-28 06:08:51 | 芸能
 角界の習慣(部屋制度、契約関係など)についてイヤというほど聞かされた一か月だった。

 テレビを見ていて感じたこと。まずタニマチと呼ばれる金持ちそうな爺さんたちのチャラいこと。爺さんなのにバンダナなぞしたりして。

 タニマチでなくても、重鎮と言われる爺さんも白髭をたくわえたりして、チャラいこと同類で視野が狭い。恰好ばかり気にする老人は見るに堪えなかった。

 こういう程度の低い連中に進路を左右される力士は可哀そうだ。

 そこで貴乃花親方の処分だが、貴乃花親方は彼らを否定している。否定された組織の側が処分を下すなんておかしなことだ。

 貴乃花親方は元来、被害者だ。だから、組織も八角親方より重い処分(理事報酬返上)以上は出せないだろう。

 出したら何が起こるか分からない。たぶん私は飽きれかえるだろう。

 ※今日の俳句(冬)
   湯豆腐や窓の冷たき六畳間
   ひとし(豊橋)

テレビはなぜ芸人が隆盛なのか?

2017-12-06 11:44:04 | 芸能

大川興行芸人オーディションより引用。)

 テレビを点ければどこの番組でも、つまらない芸人がぎゃあぎゃあ騒いでいる。こういうのが嫌いな人が多いと思われるのに廃れないのはなぜか?視聴率が稼げるのだろうか?

 売れっ子の芸人だと億円単位で稼ぐらしい。むかし美人女優は野球選手と結婚することが多かったが今は芸人である。

 芸人と言っても特別に芸があるわけではない。顔が変わっているとか、恥さえ捨てれば誰でもできるような素っ頓狂なことをするだけである。

 彼らがなぜ稼げるのか、知っている方がいたら教えてほしい。

 ※今日の短歌
   静かなるみ声に告げます夫君の「亡くなりました」にかげあはく顕つ
   西井京子(明日香)

テレビドラマが好きじゃない

2017-10-24 01:03:39 | 芸能

(外科医大門未知子。tv-asahi より引用。)

 テレビドラマが嫌いだ。とくにシリアスなやつが。

 シリアスなドラマには人生がある。視聴者は否応なくその人生を追体験させられる。現実の人生が楽でないのにもかかわらず。

 実際の人生以外に、ドラマでまで人生を生きさせられるのは、たまらない。ああいうドラマを娯楽としている人たちの気持ちが分からない。

 その点「ドクターX」はいい。出てくるのは善玉と悪玉だけで、そこに人生はない。人生がないドラマは娯楽として楽しむことができる。

 ※今日の俳句(秋)
    荘園の遺跡の野山錦なる

MCとはなにか?

2017-10-17 00:04:04 | 芸能

(情報ライブミヤネ屋。Dimora より引用。)


 CMではない。MCである。この略称は突然使われ始めた。どうも司会者のことらしいのだが、原語はなんなのか未だに知らない。また、どうして省略する必要があるのか?

 CMという略称がむかし出てきたときに、これもなんの略称なのかわからなかった。CFならわかる。コマーシャルフィルムの頭文字だ。だが、CMは頭文字ではないから、わからなかったのだ。

 勝手に略称を使うのはやめてほしい。まったくテレビ局の驕りというほかはない。

 ※今日の俳句(秋)
    秋雨のつづいてをりし夜半かな




続・文楽(人形浄瑠璃)

2017-10-04 00:05:39 | 芸能

(大阪国立文楽劇場。ウィキペディアより引用。)

 幼い私が文楽のホールの通路を走り回ったのは、飲み物食べ物が出なかったせいである。

 もうひとつは人形遣いが姿を隠さなかったことである。とくに人間国宝は黒子の衣装を着ることもなく、裃袴で出演した。子供用の人形劇では人形遣いは絶対に姿を見せない。白けるからだ。

 文楽では人間国宝並みの人は姿をかくさないどころか、逆に裃袴で存在を主張する。子供にとってはそれが邪魔だった。

 こうして幼い私は、まったく文楽を楽しむことができなかった。

 ※私の俳句(秋)
    雨降れど声を消さざる虫少し

文楽(人形浄瑠璃)

2017-10-02 00:11:26 | 芸能

(文楽人形。ウィキペディアより引用。)

 幼いころ祖母に文楽の公演に連れて行かれた。渋谷の東横劇場で行われたので食事はできなかった。

 小学校入学前の私には、歌舞伎と同じでちんぷんかんぷんだった。飽きてしまって客席の間を走り回り、祖母を「もう連れてこない!」と怒らせた。

 文楽人形のことを傀儡(くぐつ)という。傀儡を操る人を傀儡師といい、それで衣食する被差別があったらしい。

 むかしの門付け芸が、いまや人間国宝を擁する古典芸能にまでなっている。でも、祖母に連れて行かれた以外、私は文楽を見たことがないし興味もない。

 ※私の俳句(秋)
    初鴨の声のひびける池青し

食べながら観劇する

2017-10-01 01:01:45 | 芸能

(歌舞伎、連獅子。goinjapanestique より引用。)

 テレビの良いところは食べたり寝そべったりしながら観ることができることだ。むかしは歌舞伎も同じだった。

 幼いころ祖母に連れられて歌舞伎座に行った。祖母は重箱と酒を持ってきた。ほかに2人ほどいた男性が酒を飲んだ。桟敷席だった。とうじ歌舞伎役者は底辺にいて「」といわれた。だから観客が食べながら観るのは当たり前だった。(現在、歌舞伎役者には人間国宝がいるから、食べながら観ることはなくなったようだが。)

 これにより歌舞伎の楽しみ方が変わってしまった。やはり「食べながら観る」というのが歌舞伎の基本のような気がする。庶民はそれで一にち楽しんだのだ。

 ※私の俳句(秋)
    虫の声小さし草むら刈られけり

師匠、師匠と言い過ぎる

2017-09-27 10:06:38 | 芸能

(落語の風景。ウィキペディアより引用。)

 芸人の世界で師匠とは先生のことである。その業界内で若手が先輩を師匠と呼ぶのは何の問題もない。

 だが、司会者やインタビュアーが年かさの芸人を師匠と呼ぶのはどうか?まして客や評論家が師匠、師匠と言うのには違和感を覚える。

 売れっ子芸人が売れない先輩を師匠と呼ぶと、かえって嫌味なことがある。

 ※私の俳句(秋)
    柿の実の色づいてきし両隣り

「風の谷のナウシカ」のすばらしさ

2017-09-04 00:23:33 | 芸能


 上の歌手、一節太郎は、昭和38年に「浪曲子守歌」をヒットさせてから、この曲だけで生活してきた。そのような歌手は少なくない。

 アニメ界の宮崎駿にも私は同じ匂いを感じる。というのは、宮崎作品ですばらしいのは「風の谷のナウシカ」だけだと思うからだ。つづけて見た「天空の城ラピュタ」では「あれ?」と思った。面白くないのだ。

 さらに「魔女の宅急便」「紅の豚」「となりのトトロ」・・とテレビで見るうちに、毎回「今度こそは」という期待が裏切られた。「ナウシカ」が大変面白かったがゆえに「ナウシカは本当に同じ人が作ったのだろうか?」とさえ思うようになった。

 もし全部、宮崎駿が作ったのなら、一節太郎と似ているじゃないかとも考えた。宮崎はいまはもう引退してレジェンドとなってしまったから、もう名声に傷がつくこともないだろうが・・。

 「千と千尋の神隠し」は観客動員数が大量で、なにかの賞を受けたらしいけれども「ナウシカ」に比べれば「千と千尋・・」もさほどのことはなかった。

 (「趣味は説明できない」という英国の警句をご存じだろう。上記はあくまでも趣味の問題だから反論は受け付けません。)

 ※私の俳句(秋)
    虫鳴くは蜜柑の鉢の縁(ふち)あたり

朝ドラ「ひよっこ」に白ける!

2017-08-12 20:53:10 | 芸能


NHKの朝の連ドラ「ひよっこ」を、それなりに面白く見ていた。あの時代はまさに「三丁目の夕日」の時代で、東京生まれ東京育ちの私には思い出深いものがあった。

 当時、私は小学生か中学生で、主人公みね子のように茨城から上京した者、栃木群馬から来た若者たちが東京にはたくさんいた。別に集団就職というのがあって、中卒の子たちが「金の卵」とおだてらあれ、列車で大挙して上野駅に着いた。(だが、その後東京に居ついた者はほとんどいない)。

 東京でさえ、まだモータリゼーションは始まっていなかった。小学校で自家用車をもっていたのは華僑の康(こう)君ちだけだった。康君ちは豪壮な西洋館で、一度遊びに行ったが、室内に大理石の彫刻と噴水があるのにはタマげた。ナツメの珍しい菓子を出してくれた。康君ち以来あれほどの豪邸を見たことがない。

 まだ「寝食分離」が叫ばれていた。寝室と食事の部屋を別にしようという運動である。拙宅もまだ分離されていなかった。布団をたたんでからちゃぶ台を出して食事をした。玉子焼き目玉焼きがごちそうだった。

 みね子が東京で就職した洋食屋があるが、あのような洋食屋は確かにあった。渋谷の道玄坂だけで4,5軒はあったと思う。ハヤシライスを食べて「こんなにうまいものが世の中にはあるんだ」と思い知った。あと、マカロニグラタンやエビフライが私の好物だった。

 公害問題はまだなく、墨田川も汚染されていなかったから、私は両国の花火大会を楽しんだ。両国の花火大会がなくなるのはもっと後のことだ。東京では別に多摩川の花火大会があった。この花火は私の目黒の生家の二階の屋根から遠花火として見ることができた。

 みね子の実家のような農業の仕方を「3ちゃん農業」と言った。じいちゃん、ばあちゃん、母ちゃん3人だけで農業をやり、父ちゃんは都市に出稼ぎに出るというスタイルだ。朝ドラでは父ちゃんが東京で行方不明になってしまうのだが、そういえば当時「蒸発」という流行語ができ、都市で行方不明になる者をそう呼んだ。


(父ちゃん役の沢村一樹さん。yononakanews より引用)。

 こうして朝ドラ「ひよっこ」は私なりに面白かったのだ。ところが東京で発見された父ちゃんが記憶喪失症(全生活史健忘)になっていたのにはがっかりした。全生活史健忘を安直に出してくると、どんなドラマだって出来てしまう。その上、全生活史健忘の描き方が雑である。

 職業柄、精神科病院で全生活史健忘を複数例みたことがある。全症例に共通して言えることは「成熟した大人ではない」ということだ。人格に幼稚な面が多々あり、都合の悪いことを強く「忘れる」。だから、「そんなに忘れるんだったら、ついでに日本語も忘れてくれ」と言いたくなるようなじれったさを覚える。(したがって、全生活史健忘は成熟した大人はかからないはずだと私は考える。日本語を忘れないなんて矛盾でしょう?)。

 だから私は「ひよっこ」を見るのをやめてしまったが、昔のことをなんとなく思い出す。将棋の永世名人・中原誠は私の生家の裏の将棋の先生宅に小学生時代から内弟子にはいっていた。よい思い出がない私の小学校で中原は一学年上。

 10年ほど前にその小学校のPTAから寄付の依頼があったので義理で2万円出した。そしたら、2万円はOBでは2位なのだそうだ。1位は中原さん。金額は知らぬが・・。みんなケチなんだなと思ったものだ。

 あと同級生の女子、岩倉さん。親父さんが明治の元勲岩倉具視の孫で、5百円札の肖像と心なしか似ていたことを思い出したりしていた。

 そこに軽々に記憶喪失症を持ち出してきたのが「ひよっこ」の、大いなる失敗ということができるだろう。残念である。


 ※私の俳句(夏)
    夏椅子のたたまれ閉店する茶店

AKB48はいつまでもつか?

2017-07-29 16:22:56 | 芸能
2011年10月10日に私は「AKB48は今年いっぱいもたないだろう」と予想した。ところがメンバーを変えて今でもテレビに出ている。私の予想ははずれた。

下の乃木坂46とか欅坂46というグループも活躍している。漢字シリーズはローマ字シリーズに比べて、衣装も派手でなく振り付けも違う。プロディューサーが差別化に腐心しているのだろう。

漢字シリーズはローマ字シリーズのに二番煎じということもあって、ローマ字シリーズほどにはもたないだろう。また、スターが少なく、乃木坂でCMに出られるのは際だった美女2人だけである。






(豊橋のご当地アイドル。)

上の写真は豊橋の「ご当地アイドル」である。残念ながらメジャーなオーディションに受かりそうな子は一人もいない。

AKB48をもっともたせるには、前田敦子を出世させることだ。そうでないと残されたメンバーは25歳も過ぎて、いい加減アイドルなぞやっていられない気持ちになるだろう。


※私の俳句(夏)
    砂防ダム災ひとなり梅雨出水

あのころのグループサウンズ

2017-07-06 14:29:24 | 芸能
 
(往年のグループサウンズ)。

ビートルズと相前後して、わが国でもブルーコメッツ、スパイダース、ビレッジ・シンガーズなどが台頭した。これらはみな「女性専用」だった。

そのため、私はビートルズも「女性専用」かと思ったのだ。演奏会場は女性の黄色い声ばかりで、男性はほとんど見かけなかった。(現在のジャニーズ事務所のめんめんも「女性専用」ではあるまいか?)

ビートルズを空港まで迎えに出たのも、ほとんどが女性で、そのためビートルズも「女性専用」と私は思いこんだのだ。

ところが、わたしの親友(男性)はビートルズのLPを全部買い集め。そこでビートルズが決して「女性専用」ではなく、ファンに男女を問わないホンモノのミュージシャンだと知ったのだった。

 ※今日の一首

    夏服の白さを放つ自転車が加速して青い田園を裂く (茨城県龍ケ崎市 佐倉まり子)