院長のへんちき論(豊橋の心療内科より)

毎日、話題が跳びます。テーマは哲学から女性アイドルまで拡散します。たまにはキツいことを言うかもしれません。

光の圧力

2010-01-18 20:36:47 | Weblog
 スーパーカミオカンデを使用して、ニュートリノには質量があるということを実証して羽柴さんはノーベル賞をもらった。質量があると無いとでは大違い。ニュートリノには質量が無いという前提で研究されてきた物理学は、すべてひっくり返されてしまった。

 光(光子)には質量があるのだろうか?私は知らない。光には圧力はあるそうである。光の圧力で飛ぶ宇宙船も考案されている。圧力があるのなら、質量もありそうな気もするが・・・。

 夏目漱石の小説「三四郎」に、光の圧力を研究しているという学者が出てくる。明治時代から、そのようなことは考えられていたのだ。

 まだ分かっていないことは沢山ある。例えば、重力は波なのか粒子なのか?重力を遮蔽することはできるのだろうか?

 磁力とは、そも何なのか?なんでそんな力を持った金属があるのだろう。磁力が力なら、磁力で電気を起こすことはできないのだろうか?

 大昔から、科学者は「なぜ」を追求して果たせなかった。なぜ物質はあるのか?なぜエネルギーはあるのか?現在でも誰も知らない事柄である。

 ニュートンやアインシュタインが成功したのは、この「なぜ」を無視して法則性だけを記述したからである。

東南アジア旅行

2010-01-16 17:11:25 | Weblog
 この年末年始、タイとカンボジアに旅行した。4泊の旅だった。メインはカンボジアで、カンボジアへの直行便がなかったのでタイで1泊した。

 結論から言って、つまらない旅だった。まず、水が飲めない(ミネラルウォーターも硬水で人によっては下痢するらしい)。冬だと言うのに、無茶苦茶暑い(30度以上)。日本の夏と同じで湿気が多い。飯がまずい。特有の香草が入った野菜炒めみたいのばかりで、ご飯もボソボソでコシヒカリと大違いだ。象にも乗ってみたが子供だましだ。

 なんのカルチャーショックも受けなかった。文化が似ているのだ。昨年のチュニジアとは大違いだった。チュニジアではタバコも吸えたし、人々(アラブ人)が昼間からカフェテラスでグタグタしているのも面白かった。

 タイではホテルの室内でも禁煙。それなのに蚊が入ってくる。蚊取り線香を持って行けば良かった。酒は美味くない。しかもビールより濃い酒が手に入りにくい。

 カンボジアではお決まりのアンコールワットに行った。正月とて、現地の人と外国人で超満員。アンコールワットは見事だったが、人の多さに辟易とした。階段の上り下りがつらかった。

 カンボジアのホテルは5つ星で許せた。若い綺麗な女性のスタッフもいた。蚊も来ず、タバコも自由だった。ただし、これまた飯がまずく、正月の野外パーティーやカンボジア伝統舞踊のショウなどもやっていたが、あまり面白くなかった。白人にはお調子者がいて、3角帽などかぶって騒いでいる者がいたけれども、当方は白けるばかり。

 タイもカンボジアも現地人ガイドは良かった。日本語ぺらぺらで、しかも親切だった。彼らは日本へ来たことがない。3,4年かけて、みっちり日本語を勉強するのだと言う。ハングリー精神か?

 全部で(家内と2人で)40万円かかった。40万円もかけてのサバイバル旅行はもうごめんだと思った。