(名古屋鉄道路線図。ウィキペディアより引用)。
このブログは基本的に時事ネタは取り扱わない。だから、このたびの北朝鮮のミサイル発射について論評するつもりはない。
2004年から、わが国では Jアラートという災害瞬時通報システムが造られた。地震、津波、火山などの国民への通報を行う。そこに北朝鮮のミサイル発射も含まれた。(
内閣官房国民保護ポータルサイト)。
昨日の Jアラートの発信で新幹線が全部止まった。私鉄では名鉄がちょうど出勤時間帯に20分間止まった。止まったのは初めてである。北朝鮮のミサイル発射は初めてではないのに・・。(ミサイルがまだ Jアラートの対象になっていなかったのか?)。
なぜだろうか?なぜ名鉄は電車を止めたのだろうか?
弾頭を積んでいないミサイルが落下しても、航空機が落下するより地上の被害が大きくなるとは思えない。被害はせいぜい半径数百メートルだろう。それでも他の私鉄に先駆けて名鉄は運休した。
地方ニュースのインタビューを受けた市民は通勤できなくなり「(ミサイルが)こんなに影響するとは思わなかった」と述べた。じつは、これが名鉄のねらいだったのではないか?
ただ Jアラートを鳴らすだけでなく、20分間、市民に不便さを体感してもらって、身をもって目を覚まさせるのが目的ではなかったのか?そして目的は達せられた。
名鉄も知らん顔してニクいことをする。平和ボケした市民に警鐘を鳴らした名鉄の処置に賛成である。(人間は言葉だけではわからないから、体で実感させないと)。
(時事ネタを扱わないと言いながら、これはやはり時事ネタか?そう私が思ったら早急に削除の予定)。
※私の俳句(秋)
秋草を分けて清流掬ひけり