火曜の夕方、以前、ピアノを習っていた、
K君から久しぶりにメールがきて、
今日、ちょっと寄りますから。
高校3年の春、工業科から保育士になりたいからと、
ピアノを習いに。
彼に了承を得ているから言いますが(笑)
自他とも認める音痴。
指は動かない。
受け答えは、ためグチ風で、ズボンはずらして、
シャツを外に出してやってくる。
まじめに来るが、練習は一向に進まない。
さて短大受験になると、工業高校からの保育士進学の前例がないのか、
進路指導が的を得ていない様子。
男子を受け入れていない短大もあり、
選択肢は女子より少ない。
受験前になると、作文の練習、面接の練習をレッスン室で。
字のチェックから言葉使いまで・・。
わたしゃピアノの先生なんだよ・・。
無事、進学できて、卒業試験前、ピアノを見てくださいと来たときに。
就職は?
トマトときゅうりがどうしても食べられなくて・・
保育士は無理です。 あちゃ~。給食があるものね。
それでは、他に就職。
保育士の資格を生かせるところ。
児童センターで1名募集中。
またまた、教室で面接練習。
生活リズムをつけるために、朝の面接時間に合わせて、
スーツを着て、教室に数日通ってもらいました。
無事採用され、晴れて 児童センター職員に。
初給料をもらったからと、
プレゼントをもってきてくれたのです。
親でもない私にしてくれるなんて感激。
気持ちがとっても嬉しかった。
そんな彼は、毎日 家島から 高校時代や、今の職場へは、
船で通っています。
頑張れ! 社会人1年生。