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【なるせ音楽教室】

やめてもいいのよ~

2006-06-06 | 音楽いろいろ・ちょっと言いたいだけ~

 

先日、かおる先生から質問を受けました。
「先生の方から、もうレッスンをやめてくださいといった事ありますか?」

ありますよ。
今までに2件。
個人レッスンを受ける機会はどの方にも平等にあります。
いかんせん、レッスンは義務教育ではありませんので、
生徒さんは先生を選ぶことができますが、
その反対もあっていいと思います。

大抵の場合、子供さんが反抗期に入る時期と重複します。

☆5年生女の子
親がならえって言ったから来てる。楽しくない。
何を聞いても、ふてくされている。

音楽をする以前の問題ですから、
月謝がもったいないから、やめることを勧めました。
17歳になったとき、明るくケロッと保育科行くから、やっぱりするわと再開。
必要と感じてから来てもいいわよね。
現在ママになってます。

☆4年生女の子
頭はよい子。
しかし、自分の思い込みで弾き、
リズムや音の間違いを指摘すると、
直そうとせずに、ふてくされる。
そしてふてくされている自分にいらいらして、またふてくされる。

来週から来なくていいよと言っても、
来ましたから、(笑)
とことん反抗につきあってあげたら、
自分で好きなようにガンガン弾いて、
中学を卒業する頃には落ちつき、高校受験を機にやめましたが、
わすれたころに音信があります。
現在大学4回生。

このような問題は時間が解決することが多いです。
ただ、音楽と違うことで、ストレートに思いをぶつけられると、
こちらも、相当に体力を使います。
また、場合によってはプライベートな問題に立ち入らなければ、
ならないことも出てくるかもしれません。

ついつい、こうしてくれたら、もっと上手になるのに・・・・なんて、
先生の向上心と親心で考えることもありますが、
週1回のかかわりで、大切なよそのお子様をどうこうできるものではないと、
謙虚な気持ちも持ち合わせたいです。

個人レッスンの特徴を生かして、親身になってあげることもできますが、
レスナーにも限界があります。
時には自分のため、相手のためにも突き放すことも必要ですと、
かおる先生にはお伝えしました。

りんとしたジュウヤクの白い花はすきです。