黒猫ジジィの毎日にゃん!教室のみなさんとジジィを紹介   

2017.12より猫ブログになりました
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【なるせ音楽教室】

ある日の体験レッスン

2006-06-10 | ♪いつものレッスン風景

 

お電話で相談がありました。

Y社のグループレッスンの体験に行きましたが、
3歳の下の子が、私もしたいっ!て大騒ぎするので、
外につれて出たら、5歳のお姉ちゃんがお母さんがいないのが不安で、
体験レッスンどころではなかったのです。

お母さんの付き添いがいつまで必要なのか・・。
ピアノをしたいと騒ぐ妹。お母さんが付き添わないと心配な姉。
姉のレッスンを受けさせたいけれど、どうしたらいいのか悩んでいるお母さん。
かといって妹の方にはまだレッスンを受けさせる予定はない。

とりあえず一度、来てください。

玄関に入る前から妹さんの声が・・。

「わたしも するぅ~するんや~」 ダダをこねています。
その迫力でお姉さんは しーん

すればいいのよ。 どうぞどうぞ。
すわってね。

ダダをこねていた妹さんは、いつでも座って弾いたらいいんだと
納得すると、それからは静かになって お姉さんの横で、
おとなしく座っていました。

二人のピアノをしたい気持を大切に。
また、個人レッスンだから、絶対に決まったスタイルがあるわけではないので、
状況に応じたレッスンが展開できます。

なんでもお気軽に、相談いただけたらと思います。



日本の歌 歌う目的

2006-06-10 | ♪いつものレッスン風景

 

こう君が、期末テストの対策に2時間を目標にして、
勉強に来ました。
小学5年でピアノをやめて、今は中学3年。
しばらく見ない間に随分大きくなりましたね。

内申点を上げたいと、お母さんの熱意に押されてきたわけですが、
こう君も納得済みですから、勉強はとてもはかどります。

共通教材の 「花」 滝 廉太郎。
作詞、作曲者のこと。
歌詞の口語訳。諸記号。

来週、歌のテストで、二部の下パートを歌うそう。
じゃぁ 練習しよう。 お昼時で家にいた長女に上のパートを歌ってもらいました。
まじめな彼は、そつなく歌えていましたが、

わたしはこんな話をしました。

どうして、日本の歌を大切にするよう教材に取り上げているとおもう?
これから先、こう君が海外に留学したり仕事で海外出張をしたとき、
語学は絶対だけど、次に大切なのは自分の国の歌なんだよ。
自国の文化を知らないで海外に行くのは片手落ち。

日本は島国で、同一民族で、数ヵ月後に国境がかわってしまうなんて事態は、
起こらないから、ある意味のんきで、自分が生きている国のことを考えている
人って少ないのよ。
海外ではね、よい意味で愛国心が強く、その分、自国の歌、地域の歌を
大切にしているのよ。
上手、下手でなく、海外で自国の歌を気持ちを込めて歌う事ができるように
なって欲しいな~。

試験目的でなく、将来、ありえそうな留学と歌が結びついたとき、
彼の声は生き生きしてきました。

その昔、父が出張で海外に長期滞在。
ホームパーティーに招かれたとき、
おしゃべりできなかったら、歌でコミュニケーション。
他の日本人がアカペラで「四季の歌」を最後まで歌ったときは、
父も感動したそうです。

やっぱり 歌えなあかんな~。


いま中学や高校で姉妹提携都市間での交流、ホームステイがさかんですが、
教室の生徒さんがホームステイに行くときは、
改めて、歌の練習を取り入れています。

そういえば次女が中国にホームステイに行ったときは、
鍵盤ハーモニカも連れて行きました。

 

写真はスダチ。長女の誕生記念樹です。
スダチはお漬物に添えても、味噌汁に入れてもおいしいです。