とにかく叩けたらいいんだと習い始める、な~んちゃてドラマーも、
発表会を2~3回経験すると、ただ叩けているだけでは何かが違うと
気が付く。
ピアノとちがって、きれいなメロディーでお化粧できない分、
叩くだけが大違いと気付かされ、みんなそれなりにショックを受ける。
(ショック受けてる? 受けてね)
そこで大事なのは基礎練習。
耳をすませて聞き、体が無条件反射のごとく動かせるまで
ひたすら ハイ4分 ハイ8分 ハイ16分 3連符 5連符 6連符と叩いていく。
基礎練習は退屈なもの。
それでも、スポーツだって、まずは走りこんで基礎体力、
素振り、走ったり飛んだりそれぞれスポーツに適した動きを
サーキット練習するではありませんか。
そういうと、ちょっと納得しますが、
それでもしばらくすると基礎練習の認識がぼやけてくる
小中学生諸子、いや高校生もかな。
そうなれば、ちょっと気分転換で、よく知られている曲する。
最近流行っている曲のドラム楽譜を、
原曲のコピーじゃなくて、基礎練習のフレーズを混ぜて
でもフィルインはそれなりにかっこよく手直しをして書き直す。
楽しみながら基礎練習。
さて書き直した楽譜は、原曲とかけ離れていても面白くないし、
私が作るわけですから、うっかり変なところもありまして、
点検作業が大切。
叩きやすいと思ったフレーズが叩きにくかったりする。
それを勉強と称して我慢させるか、のびのびとできるよう変更するか、
そうなるといろんなバージョンが出来てしまって頭は少々混乱します。
さて 出来た楽譜は試しに叩いてもらって手直しです。
私がピアノを弾いて、壬生娘が楽譜の追っかけをして
ゆうさく君が叩く。
失恋や彼女が来ないとか、逢いたいとかなんか切なくなる曲ばかり3曲。
しかし背中が語っているでしょ。
どんな曲でも大丈夫・・って。
これが書きたくて、基礎練習は大事と延々・・・ あらっ ごめん
ピアノもだよ 基礎練習。
ピアノはたくさんいい教本があるからまだしやすい。
それにしたがっていけば基礎練習ができるのもあるから。
どっちにしても夏休みも、気を抜かないでね・・
月末の言葉でした。