今週水曜日、「大人のための発表会」のとりを努めるバンドの練習があった。
時間少し前にきて準備をするA氏。
「先生 マイクスタンドとマイクありますか?」
A氏は誰もが認める気配りができて優しい好青年。
その日、この曲にはじめて参加するヴォーカルのつー君のために
マイクを立ててあげるんだ・・ と思ったのは瞬間だけで
ベーシストであるA氏は自分の前にせっせと立てておりました。
な~んだ バックコーラス用なのね。
してくれるんだ。 それはそれで好きにしてよいよ。
と 練習が始まった。
ハモるといっても 下でなく3度上で歌う。なんか苦しそう。
「ボーカルに混じって 変なのが聞こえるよ」ドラムのこっぺさんに
駄目だしをもらう。他のメンバーにもいじられる。
そこでA氏、声を大にして
「こんなこと ここでしかできないもん」
お~っ! いいねその一言。
楽しかったらなんでもしたいことしたらいいよといつも言っている発表会。
教室のモットーをよく捉えている言葉です。
私にとっては嬉しい一言。
したいなら マイクを立てたらいいからね。
本数には余裕があるから。昨日PAの打ち合わせをしたからね。
さて、そのA氏。
先ほどのブログでご案内した
FMの生放送に一緒に出てくれる。
「そういや 楽しみにしてるから いっしょにしゃべろうね」
「いえ 僕はあまり・・8割がた先生におしゃべりしていただきたいです」
「だったら なんで頼んだとき二つ返事で引き受けたの?」
他のバンドメンバーも声を合わせて
だって「こんなこと ここでしか(経験)できないもん」
はいはい わかりました。なんでもちょっと首を突っ込んでみたいのね。