ちょっと、このところ天文の話題が多いです。
ヘールボップ彗星(1997年)以来の肉眼彗星と噂されていた「アトラス彗星」について、発刊されたばかりの天文雑誌にも期待感漂う「大彗星の予感」とか表紙に書かれていました。

しかし、5月末の近日点通過を前にどうやら2~3日前に核が分裂してしまたようです。
このところ連日夕方になると雨が降って星が見ることが出来ませんでしたので実際のところまだ確認ができていませんでした。
今日20時の彗星の位置は以下のとおり、北極星の左斜め上付近の「きりん座」に居ます。

今日はなんとか雲間から見えそうなので双眼鏡で見てみようと思います。
等級的にはまだ8等星くらいしかなっていないので肉眼で確認することは不可能です。
等級的にはまだ8等星くらいしかなっていないので肉眼で確認することは不可能です。
分裂してしまって、核が無くなってしまったとすると、双眼鏡でも確認は難しいかも知れませんね。
近年では、パンスターズ彗星とかアトラス彗星とかそう言った名称の彗星が度々登場しますが、みんな個人の天文家の名前ではなく、写真による自動探索をしている組織のプログラム名です。
私も2011年にブログにパンスターズ彗星の写真を投稿していますが、「パンスターズ彗星」は毎年新規彗星としてありますが、同じ彗星ではありません。
私も2011年にブログにパンスターズ彗星の写真を投稿していますが、「パンスターズ彗星」は毎年新規彗星としてありますが、同じ彗星ではありません。
(上記天文雑誌の彗星の写真は、2017年のパンスターズ彗星のようです)
今回の彗星も「アトラス(C/2019 Y4)」という彗星で、カッコ内の番号が無いと識別できません。
今回の彗星も「アトラス(C/2019 Y4)」という彗星で、カッコ内の番号が無いと識別できません。
ちなみに、現在カシオペア座付近にもアトラス彗星がいます。
こちらは「アトラス(C/2019 Y1)」となります。
今や、地球にぶつかりそうな小惑星などを探索するために毎日自動で写真を撮って動きの差分のある天体を探し出すシステムがいくつもあるため、アマチュアの天文家が見つける前にそう言ったシステムが彗星も発見してしまう事が多いのでなかなか個人の名前が付く彗星が少なくなってしまっています。
でも、日本国内ではもう23年間も肉眼でだれもが見ることのできる彗星は現れていないです。
昔は結構来たような気がしますね。
私が小学5年の時ベネット彗星、高校1年の時ウエスト彗星、37歳で百武彗星、38歳の時ヘールボップ彗星。
(24歳の時に期待の76年周期のハレー彗星は意外と暗くて肉眼では良く分からなかったです)
そろそろ現れてもいいんじゃない?
でも、今日以降月の出が21時以降になり月あかりが無くなって行くので、興味がある方は双眼鏡などでアトラス彗星を探してみてください。
でも、今日以降月の出が21時以降になり月あかりが無くなって行くので、興味がある方は双眼鏡などでアトラス彗星を探してみてください。