その時に書きましたが倉庫は本当は今年ペンキ塗りをするはずだったのですが、屋根のトヨの一部が錆びて酷く穴が開いていたので、やねとトヨ部分だけ緊急に昨年秋に時間を掛けてみっちりと修繕とペンキ塗り作業しました。
今年、予定どおりに残った壁のペンキ塗りを始めました。
実は、このペンキ塗りをする理由があります。
それは、左側の部分に木材などを置いてブルーシートで雨風を防いで置いてありましたが、それを正式にそれらの置き場所を作る計画でいます。
そのために、組み立てて20年以上経つ倉庫の壁の塗装が傷んでいるので先ずはペンキ塗りからという事なのです。
と、いう事で先週金曜日に作業開始。
先ず、たわしで汚れや劣化した塗装面の粉を落とします。
次に屋根との境のマスキング。
最初はテープだけでやろうとしましたが、隙間に紙が入ったので紙を挟んで折り曲げてマスキング。
所が、これが後で問題を起こします。
昨年、屋根の脇を緑に塗った時には下の部分のマスキングするのに緑色の仮止めガムテープでビニールを貼って作業しましたが、テープのノリが残ってしまってCRC556で溶かしながらきれいに取り除いたのでこれもダメです。
一日掛かって前面を除いて3方向を完了しました。
翌日、マスキングに使った紙を外そうとしたら、塗料が紙にくっついて一部、隙間から取れなくなりました。
仕方ないのでその部分はカッターで紙を切りました。
意外と、縦方向の塗装って平置きしたものを塗装するのと違って、ペンキが垂れて来るので結構難しいんです。
横方向に筆を動かすと、筋状に薄い部分が出来るし・・・
1枚目を塗る中でそれを解決する方法を見つけました。
まず横方向に刷毛を動かし、筋が残らぬようにたっぷりペンキを塗ります。
このままだと少し経って液垂れするので、次に上から下に向けて縦に刷毛を動かして余分なペンキを下側の次のブロックに移動させます。
この繰り返しで、均一で液垂れせずにきれいに塗ることが出来ました。
そして月曜日に最後の前面部を塗装しました。
今回は、全部スコッチの透明セロテープでマスキングしました。
このテープはとにかくノリが残ったりしないし、きれいに剥がれます。
取っ手の部分や鍵穴部も全部マスキングしてあります。
次の日、マスキングテープを剥がして完了です。
まるで、新品の倉庫みたいになりました。
綺麗なバラに綺麗な倉庫。
お似合いです。
参考にもう一つ。
ホームセンターに行くと、刷毛は油性用と水性用がありますが、水性用はとても安いので昨年使った油性用刷毛と使い比べてみました。
今回のペンキ自体は油性です。
水性用刷毛は見た目さほど変わりませんが、使ってみるとペンキを含みすぎて液だれするのと、毛が次々抜けて塗装面に残るので一本一本取りながらの作業になりました。
油性用刷毛は、刷毛に腰があり余分にペンキを含まず、なんと言っても毛が抜けません。
やっぱり、多少高くても専用品を使うべきです。
伊達に「油性用」を名乗っている訳では無いようです。
それに半年前に使った刷毛でも手入れをしっかりして保存しておけば全く問題なく使えました。