今年も唐辛子が真っ赤に色付いて収穫の時期になりました。
毎年、どの状態が一番収穫適期なのか?
赤くなれば良いのか?
そう思いつつ、早めに収穫してみました。
よく見かけるのは、全体に赤くなってから株元から切ってそのまま逆さに吊るしておくのが一般的かと思います。
私も過去何度かやってみましたが、表面が白くなったり、表面が黒ずんで来た時には中がカビていたりと思うようには行きません。
そこで今年は、3年くらい前に行って良い結果を出した電子レンジ活用法をバージョンアップしてやってみる事にしました。
1.唐辛子の先端を切る
唐辛子をそのまま電子レンジに掛けると、トウガラシが破裂して中の種が飛び散ります。
そこで、今回は中の水蒸気が抜ける様に唐辛子の先端を切って水蒸気の抜け穴を作りました。
2.電子レンジ600Wで1分加熱
新聞紙にくるんでも良いし、キッチンペーパーで覆っても良いし、そのようにするだけで、均等にマイクロ波が当たる様になりますし、万が一唐辛子の一部が破裂しても飛び散らなくて済みます。
電子レンジを掛けすぎると黒く焦げてしまったりして綺麗に出来ません。
あくまでもカビ防止と乾燥促進を目的に。
3.天日で干す。
電子レンジで熱くなった唐辛子をそのまま直ぐに天日干しして更に自然乾燥させます。
これを、天気が良くて暇なら一日3,4回繰りかえします。
乾燥が足りなければ翌日以降も天気を見て実施します。
間が空いても大体、4、5日分実施で完全に乾燥します。
これで、売ってる様な綺麗な干し唐辛子の完成です。
カビる事無く、変色することなく綺麗に出来て保存性も良いです。
勿論、辛みはそのままです。
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でも今年収穫して分かったのですが、赤くなってはいるものの小さくて中が出来上がっていない唐辛子は中に空洞があまりなく、瑞々しいので干し唐辛子には向きません。
こう云った唐辛子は味噌漬けにした方が良さそうです。
これはこれで何かと役に立ちます。
好きな大きさにカットします。
お酒を浸るくらい注ぎます。
電子レンジで3分チンします。
唐辛子をお酒含めて瓶に移して味噌を入れます。
良く混ぜまぜして完了。
かなり辛い「辛みそ」になりますから、使用時は控えめにして様子見ながら増やした方が良いですよ。