甲状腺が腫れてからもう時期2ヶ月近く経つ。
先日、甲状腺の専門の大きな病院に掛かって検査をした結果について聴きに行って来た。
午後から会社を休んで、前回同様に原宿駅から歩いて行った。
受付を済ませてから30分しないと担当医が決まらないので、表参道界隈をぶらつく事にした。
ふと、脳裏に閃いたのが、30年以上も前に実は青山に事務所があって地下鉄の表参道駅の直ぐ脇のビルに居た事があった事を思い出し、その場所に行って見たくなった。
スマホで確認すると、1km程度の所だったので行って見た。
懐かしい限りの風景がそこにあった。
仲間と良く酒を飲んだ地下の酒屋は別なお店になっていたが、事務所のあった真っ白いビルは昔のままそこにあった。
昔は、10Fの窓から神宮球場の野球の試合が見えたんだよね。
でも、昔と違うのは1F部分は他の企業にテナントとして貸している様だった。
この場所を去って以来、ほんとに30年以上も経つのに大きく変わった様子は無かった。
当時は花見を直ぐ近くの青山墓地の中でやった事も懐かしく思い出される。
ここまで来たら、ふとあの有名な表参道の銀杏並木を見たくなった。
当時は銀杏並木なんて全く有名じゃ無く、すぐ近くなのに行く事も無かった。
その後、「♪イチョウ並木です♪東京バザール」と云う歌と共に秋になるとCMが流れ、超有名になったけど、わざわざそれを見に、この場所を訪れる事は無かった。
病院の待ち順はネットで確認できるので、確認して見たら担当の先生が確定し、その先生の患者として30人待ちと表示された。
まだまだ時間はあると確証が取れたので、銀杏並木に行って見た。
イチョウは今一、紅葉一歩前でしたが、多少は黄色くなりかけていてそれなりに雰囲気は味わえた。
でも、やっぱしここはイチョウの葉が落葉して路面も黄色一色になって初めてホントの美しさになるんだろうなぁ。
帰り道、自転車屋さんがあって、寄ってみた。
ロードバイクも若干置いてあったが、アシスト付ママチャリと、街乗り用の軽快車がメインだった。
良いテールランプが無いかなと物色したが、決め手が無く諦めた。
病院の前まで戻ったが、再度順番を確認するとまだあと25人も待ちが居たので、美味しいコーヒーを飲みにぶらつく事にした。
実は、既に前回来た時に「集」と云う喫茶店を見つけていたので、そこへ行く事にした。
この「集」って言う喫茶店は現在の勤務先の五反田駅前にもあり、激安Caffeとは一味も二味も違う香り高いコーヒーが飲めるので、たまに行く。
そのお店が原宿駅近くのここにもあった。
かなり、露出オーバーな写真で、分かりづらいが「集」と云う文字が見えるでしょう。
五反田駅前のお店は2Fにあるが、ここは、地下1Fの様だ。
何とも他のお店では味わえないあの香り高いコーヒー豆の良い香りと共に美味しい味わいを堪能した。
ちょっと値は張るけど、満足できる。 (同じチェーン店だけど、五反田より更に高かったぞ!)
と、地下なのでやっと届く電波で待ち順を確認したら20人になっていたので、そろそろ病院に戻っても良い時間だな。
店を出た。
それでも、病院に着いてから30分以上待った。
結局、2時過ぎに受付して、掛かったのは5時を過ぎていた。 3時間の待ち合わせだった。
。。。。。。
ところで結果は・・・・?
先ず、甲状腺に関わる血液上の成分的には全く異常は無かったと言う事。
そして、今回腫れた左側の甲状腺も「嚢胞」と云って空洞が出来てそこに水が貯まっただけで、ほっとけば治る問題の無い物だと断言された。
ここまでは、最初掛かった総合病院と何ら変わりは無く、悪性腫瘍も無いと言われた。
しかし・・・・・
次に、先生の話が右側の甲状腺の話題に移った。
右? と云われてハッと思い出した。
前回のエコー検査の際に、腫れているのは左だと言うのに検査技師の方は、その倍以上の時間を右側の喉にエコーの端末を当てていたのを思い出した。
この人、右と左を勘違いしてんじゃね―の? なんて思っていたけど・・・
右側の甲状腺内に腫瘍があると言う。
確かに見せられたエコーの映像には白いブツブツした塊が写っていた。
ハーぁ。 と云うしかなかった。
ただ、大きさは7mm程度で、今すぐにどうしようと言う代物では無いという。 1cmを越えなければ何もする必要は無いと言われた。
「でも、心配だよねぇ」と云うと、先生は経過観察で3ヶ月後に再度来て欲しいと言う。
何時出来たかも分からないし大昔からあるのなら全く問題ないけど確認できないし、やはり最近出来たのだとすれば、組織を取って良性か悪性かを判断する必要があると言う事だった。
少なくとも、、7年前の人間ドックの時の精密検査では腫瘍は無かった・・・
そんな訳で、3ヶ月後の2月頃に再度行く事にした。
家に帰って来てから、血液検査の結果を良く見ていたら、その中には「HTg」と云う甲状腺がんの腫瘍マーカー的な値の成分がある事に気が付いた。
どれ程の信憑性が持てるのかは分からないけど、この値も全く低い値であり問題になるような状況では無かったので、それほど心配する事でもないのかとも思っている。
実際、ググって見ると甲状腺がんの方は、この値が200とか400とかの値になるみたいですね。 私は16でした。
ところで、今掛かっている伊藤病院での血液検査項目については、病院のHPに掲載されていました。
でも、油断は禁物。
やっぱり、専門医は専門医なりに見落としも無く、検査ができるんだね。 血液検査内容も、人間ドックや総合病院では無かった甲状腺関連項目も沢山あった。
自分で、納得できなければ病院を変えるのも良い事だとつくづく感じた。
この手のものは、おかしいものを「おかしい」と言えないと、後で後悔しても遅いですからね。
最後に、原発事故による高濃度の放射性ヨウ素(平常時の50倍の空中放射線量)が浮遊していた時に大量のほこりを吸った事について関連性を聴いてみたが、中高年者への影響はまだ確認が取れていないので分からないと言うだけであまり触れようとはしなかった。 まあ、「原発事故」という国家的な不具合がバックにある状態で、仮に関連性の疑いを持っていたとしても立場上、うかつに云える話じゃないよね。
この先も再検査まで、心配の火が消えない事だけは辛いけどね。 あまり考えない様にするしかない。