先日陶芸教室に参加して作った花瓶ですが、春のバラが咲くのを待ちきれずにリサリサ(バラ)の枝に残っていた蕾を生けてみました。
年末までとても暖かかったので、この時期だというのにこんなに蕾が残っていました。
ちょっと明る過ぎた色かと思いましたが、青い色の花瓶に補色の赤色のバラは凄くマッチします。
思惑どおりです。
そして、口を星形にした理由もこんな事を意図しての事です・・・
何の事か分かりますか?
単なるデザインではないんですよ。
枝がこの湾曲に収まって安定して向かせたい方向に枝を向けられるんです。
単なる円ですと、自由度はありますが口が広くなていると収まりが悪くてちょっと触っただけで形が崩れてしまいます。
なので、口が狭い花瓶の方が使い易かったりしますが今回の様に星形にしておくと状況によっては凄く使い易くなります。
この花瓶の模様は先日のブログで暴露していますが、釉薬を厚くし過ぎたせいで窯の中で高温で溶けた際に表面張力的事象で釉薬が引っ張られて丸く穴が開くんだそうです。
それも味のある模様となって、手作り感満載の花瓶になっていて良いですが・・・
でも、内側は全面に釉薬が綺麗になっています。素焼き状態だと水が染み込む可能性が有りますからね。
こちらの模様って、ウサギに見えませんか?
釉薬を塗ったのはまだウサギ年の12月でしたからね。
年明けに塗ってたらきっと龍の形になっていたかも・・・