今日は会社をお休みして塩原小中学校向けの星空観察会を行って来た。
この学校は昨年から観察会を始めたが、直ぐ近くの公民館のマツさんの提案によるもので、今回で2回目。
昨年は最初から快晴で、絶好な星見日和だったけど、今日は朝は霧で、10時位から晴れ出したが、夕方にはまた雲が出始めた。
開始は6時だったけど、現地にはスタッフ4名全員4時には集合し、準備を始めた。
5時半位から黒い雲が流れ込んで来て、月さえも出たり消えたり。
部活終了後にそのまま来たと思われる男子は月が隠れる前に居たので良く見る事が出来たが、6時直前に来た多くの子と親は出たり消えたりする月を一瞬見ようと必死になっていました。
今日は、望遠鏡4台で開催していたので、1台に6,7人づつ分散して張り付いて、時折雲間から顔を出す月を覗いてはクレーターに感動し、とりあえず全員が月を見る事が出来た。
早くから来ていた生徒にスマホで写真を撮りたいと頼まれ、コリメート方式で撮る方法を教えてあげた。
最初、スマホが自動ストロボモードになっていたので、シャッターを切るとLEDが光ってしまいダメなので、ストロボモードを「切り」の設定にしてあげたが、今度は月が明るすぎて露出オーバーになってしまった。
露出調整も出来るはずなのだが、自分のスマホじゃないのでメニューが見つからず諦め、薄雲が横切った時を見計らってシャッターを切るようにして、適正露出を見い出すと、見事スマホでクレーターが上手く写せた。
生徒も、親も大喜びだった。
6時に集合した人たちもその話を聞きつけて自分のスマホで写真を撮りたがったが、何せ6時以降は雲から月が顔を出すのが一瞬なので、手持ちでアイピースの所にスマホのレンズを上手く合わせるのは至難の業。
みなさん、最初の子が撮った写真をデータ転送してもらう事で話が纏まっていた様だ。
今の時代、こんな事も簡単に出来てしまう世の中な訳で、星を見る楽しみ方も様変わりしていく。
残念ながら、星座や月以外の物を見る事が出来なかったけど、来てくれた子供も親もとても楽しそうだったので良かった。
sugaさんイケさんそしてマツさんお疲れ様でした。