先日環境展の準備に図書館に行った際に、入り口近くのラボで近隣の駅に関するヒストリーが展示されていました。
家の近くの那須塩原駅は、昔「東那須野駅」と云う名称だった様です。
私は、新幹線が通ってから11年後の平成5年に越して来たので勿論その時代の駅舎は知りません。
でも、この新幹線が無ければ私はこの地に居なかったと思います。
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隣の黒磯駅は、大正時代には既に有ったんですね。
現在もこの駅の写真の雰囲気は感じられます。
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黒磯駅は東北本線の直流と交流の切り替え地点である事で昔から有名なところで、装置の切り替えを行う関係上、特急列車も必ず停車していたと思います。
仙台に行く時に「はつかり」とかに乗って停車した記憶があります。
10年くらい前に初めて那須塩原駅から黒磯駅行きに乗った時には黒磯駅に着く直前で車内の蛍光灯が一度消えるのを体験していましたが、今では切り替えポイントを通過しても電気が消えない車両になっています。
黒磯駅は那須の御用邸が建設されたためその主要駅となり、貴賓室も有ったようです。
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沿革も掲げてありました。
黒磯駅が開幕したのが「明治19年12月1日」となっています。
1886年ですから137年前という事です。
凄いですね。
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その頃の上野までの運賃は1円5銭。
安い!
と思ったら現在の価値で14,163円だそうで、新幹線で行くより高い!
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地域地域でいろんな歴史があるんですね。