ぶろぐ猫の目

笑う門には福来る・・

実験中

懐かしの味! 浜松銘菓『ふる里』旨いっす(^O^)!

2013-06-10 22:31:14 | どうでもいい話
もう、15年くらい以前
静岡で働いていたころの話。

当時、上司と折り合いが悪く会社が面白くなかったのですが
そんなことはどうでも良いんです

ある日、会社に浜松から客が来たんです。

その時の手土産が和菓子だったのですが
これが旨いんです!

甘酸っぱい紫蘇の葉で、なかのあまい梅の実をくるんでいる
お菓子でした。
(そう、思い込んでました)

ふと、折り合いの悪い上司と取り合って食ったのを思い出しました。
俺が後から食おうと思って、残してあった
最後の1個を食われたのです!

殺意が芽生えました。

それから月日がたち、ふと思い出して
無性に食べたくなって
そこで、ネットでしらべてみたこともあったのです。

ネットで何でも買えますもんね

「浜松 紫蘇 梅 菓子」とかでしらべたら
浜松銘菓『ふる里』ていうお菓子が見つかりました!

でも、写真のように中味が、餡と餅になってます
中は、梅だったんじゃなかったか?
と思い込んでますから、これ違うよなーって思ってました。

それから、月日が経って
今日、浜松に用事があって来たのです。

駅ビルの土産物屋を物色してたら、
『ふる里』売ってました!

そういえば、これ調べた奴じゃん!
ちょっと買ってみよう!

そして、いま食べてみました。



これです!

パリッとした紫蘇の葉の歯ごたえ、
甘酸っぱいです。
そして中には上品な甘さの餡。
餅の歯ごたえと紫蘇の葉の歯ごたえの対比が絶妙です!

懐かしい味ですわ。

当時の記憶が蘇ってきたぞ!

あの上司のやろうめ!
殺意まで蘇ってきました。

食い物の恨みは、怖いのだ(-_-#)




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オブリビオンとワイエス「クリスティーナの世界」について

2013-06-10 05:14:22 | 映画

オブリビオンにこの絵画が小道具として使われています。

その絵画とは・・


アンドリュー・ワイエスの「クリスティーナの世界」です



皆さんも1回は、ごらんになったことがあるのでは?

わしも、高校の英語の教科書で見たような記憶があるのだ

なんだか物悲しいような、雰囲気の絵だなあって思ってました。

この絵の解説を調べてみました



彼女の名前はクリスティーナ。アメリカ最北端、メーン州の漁村・クーシングで生まれ、この寒い土地で、一生を過ごした。小児麻痺を患い、料理とストーブにマキを入れ続けることだけが、彼女の仕事であった。

それでもクリスティーナは、小さいことに喜びを感じ、たくましく、そしてつつましやかに生きた女性である。
この時も、近くにある家族の墓地へ祈りに行った後、丘の上にある自宅に戻る途中であった。
彼女は、車椅子の提供を拒み続けた。なぜか?


そんな彼女の家に、毎年夏になると避暑のためにやってくる画家がいた。
アンドリュー・ワイエスである。彼は、クリスティーナの家の2階をアトリエとして借り、時々窓から、丘を昇り降りする彼女を見ていたのだろう。

足の替わりに指先で、しっかりと大地を踏みしめている、懸命に生きる彼女の姿を。そして描いた作品が、この『クリスティーナの世界』である。

見渡す限り、大草原の中での孤独は寂しい。しかし、その中で、しっかりと生きれば、本当に怖いものは何もないのかもしれない。それが、クリスティーナだ。

彼女は車椅子の寄付を最後まで拒み、大地を這って生きぬいた。
クリスティーナの一途さと、生まれ持ったものを素直に受け入れ、必死に生きる姿にワイエスは勇気を得たのだろう。


なぜ、オブリビオンの監督はこの絵を使ったのか?


監督の言葉を転載しますね

病弱で限られたエリアでしか暮らすことができなかったワイエスは、

病で足が不自由ながら強い生命力を発揮するクリスティーナに心を打たれたという。

私たちは限られた空間の限られた可能性の中でしか生きることができない。

しかし、人間は限定された世界の中で、自らの運命に立ち向かい、選択し、自身の進むべき道を見つけ出す

ことができる。

「劇中でジャックとジュリアは“もっとシンプルな世界に戻りたい”と思っています。

そのことをあの絵は象徴していると思います」。

ですって。

ここからは、わしの解釈ですけど

すべての文明を失った地球上で、ごく一部だけ豊かな水と緑をたたえた谷が残されてました

感情を失ったクローンのジャックが、なぜかこの緑の谷に郷愁を感じ

本を読み、音楽を聴くのです。

その姿を見たビーチが、ジャックが人間の心を取り戻すことに一縷の望みを託すのです。

そしてジャックはビーチの望みどおりの活躍をするわけです。

残された、ジュリアにジャックが遺したのがこの絵画。

何も無い不自由な世界だが、この限られた世界の中で自分のできることをする。

それが幸せなんだ。

というメッセージか?

なかなか奥が深い。




ワイエス (現代美術)
クリエーター情報なし
講談社



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