タイワンキシタアツバ Hypena trigonalis (北海道)
[分 布] 日本各地
[食 樹] イラクサ科(ヤブマオ・カラムシ・アカソ・ラミー・タイワントリアシ)など
[時 期] 5月~9月
※ 開張は約28㎜~35㎜前後のヤガ科アツバ亜科に属する蛾の仲間。
日本各地に分布しており、平地~山地に生息し個体数はやや少ない。
成虫は夜間灯火に飛来する。
前翅は暗い紫色で、中央に大きくて明瞭な三角形の暗褐色紋がある。
下唇髭が長く、壁に静止していると頭が尖ったように見える。
後翅は鮮やかな黄色で縁は黒い。
近似種のキシタアツバ・クロキシタアツバに似るが前翅の模様で区別は容易。
夜間灯火に飛来したタイワンキシタアツバ
夜間の外灯回りで見つけたタイワンキシタアツバ
日中草原の草元にいたタイワンキシタアツバ
[タイワンキシタアツバの飼育日記]
2021年10月 アカソの葉で複数の幼虫を採集
2021年10月 容器の底で葉を糸でくくり薄い繭を作り蛹になりました
2021年11月 1匹の蛹からは寄生蜂が出てきました
2022年1月 タイワンキシタアツバ 羽化
2022年3月 タイワンキシタアツバ 羽化
新鮮なタイワンキシタアツバが羽化してくれました!!
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