こんちゅう探偵団

日本各地の昆虫好きが集まる謎の探偵団結成・・・!?
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シロオビナカボソタマムシ

2022年03月22日 |  ●タマムシ科


シロオビナカボソタマムシ Coraebus quadriundulatus (北海道)

[分 布] 日本各地
[食 樹] キイチゴなど
[時 期] 4月~7月
※ 体長は約5㎜~9㎜前後のタマムシ科ナガタマムシ亜科に属する甲虫。

日本各地に分布しており、平地~山地に生息し個体数はやや少ない。
成虫は日中にキイチゴの葉の上で見る事が出来る。
このグループの仲間の中では比較的見つけやすい種でキイチゴの葉があればたいがい見られます。
頭胸部は金銅色、上翅は金属光沢のある褐銅色~紫銅色で、翅後方に2本の白い横紋が見られます。
上翅を広げた時に見える腹部が金属光沢のある青藍色で非常に美しい。
幼虫は、キイチゴの枝の中に穿孔する。









キイチゴの葉で見られたシロオビナカボソタマムシ



札幌市内の森でキイチゴの葉で見られたシロオビナカボソタマムシ


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フタオタマムシ

2022年02月25日 |  ●タマムシ科


フタオタマムシ Dicerc furcata (北海道)

[分 布] 北海道
[食 樹] ヤナギ・カンバ類など
[時 期] 6月~7月
※ 体長は約14㎜~23㎜前後のタマムシ科ルリタマムシ亜科に属する甲虫。

北海道に分布しており、平地~山地に生息し個体数はやや少ない。
成虫は日中にヤナギやヤチダモ・カンバ類などの衰弱した幹で見る事が出来る。
体は錆色で褐色と黒色の模様がまばらにある。上翅末端は緩やかに細くなっている。
♂の中脛節には棘状突起がある。







ヤナギの衰弱木にいたフタオタマムシ





山地の林道脇の葉の上で見つけたフタオタマムシ



伐採木の積まれた土場に来ていたフタオタマムシ





ヤナギの衰弱木に来ていたフタオタマムシ


[フタオタマムシの標本]

 


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アムールナガタマムシ

2021年09月28日 |  ●タマムシ科


アムールナガタマムシ Agrilus subauratus (北海道)

[分 布] 北海道
[食 樹] 不明
[時 期] 6月~7月
※ 体長は約8㎜~10㎜前後のタマムシ科に属する昆虫。

国内では北海道のみに分布するタマムシで、体は緑~藍色の金属光沢を持つ。
河川敷のヤナギなどの葉をスウィープすると得られる事があり
産地はやや局地的で個体数もそれほど多いくは感じない。



アムールナガタマムシ
※ 2023年9月 追加画像(1枚目と同個体)



アムールナガタマムシ
※ シンリョクナガタムシと指摘がありました、通りすがりさんありがとうございます。
シンリョクナガタムシは上から見ると目が寄り目で、翅端が離れている傾向があるとの事。
また色彩も唐金色、緑、青、赤とバリエーションがあり、逆にアムールナガタマムシは金緑色に安定しているそうです。


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カクムネムツボシタマムシ

2015年06月15日 |  ●タマムシ科


カクムネムツボシタマムシ Chrysobothris chrysostigma yezostigma (北海道)

[分 布] 北海道・本州
[食 樹] アカエゾマツ・トドマツなどの針葉樹各種
[時 期] 6月~8月
※ 体長は約10㎜~15㎜前後のタマムシ科タマムシ亜科に属する甲虫。

国内では北海道・本州に分布し、針葉樹の多いエリアで見られるが局地的で個体数も少ない。
低山地~山地で見らる寒地性のタマムシです。
成虫は日中にカラマツ・エゾマツ・トドマツなどの針葉樹の伐採木や薪などに集まる。
上翅は黒褐色で、金属光沢がある。和名[カクムネムツボシ]の通り胸部は四角く、上翅には6つの黄褐色紋がある。
腹面は緑色の金属光沢がありとても美しい。
ムツボシタマムシと似ているが、本種の方が大型で、胸部前方部が幅広く角ばっている事で区別する事が出来る。
また、上翅の縦筋が本種の方がより明瞭となる。


 

 
過去に採集したカクムネムツボシタマムシ


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ムツボシタマムシ

2015年06月13日 |  ●タマムシ科


ムツボシタマムシ Chrysobothris succedanea (北海道)

[分 布] 日本各地
[食 樹] クリ・カシ・ナシ・サクラ・カシワ・クロミサンザシ・マツ科・針葉樹などなど
[時 期] 5月~8月
※ 体長は約7㎜~12㎜前後のタマムシ科クロタマムシ亜科に属する甲虫。

日本各地に分布しており、平地~山地に生息し個体数は普通。
成虫は日中に各種広葉樹・針葉樹などの伐採木・枯木などに飛来する小型の綺麗なタマムシ。
色彩は紫黒色・紫銅色・青銅色などの金属光沢があり、上翅には和名[ムツボシ]の通り6つの黄緑色をした
丸紋が左右3つずつ縦に並んでいる。




2019年 北海道 山地の広葉樹の枯れ枝で見つけたムツボシタマムシ



2013年 北海道 山地の広葉樹の土場に飛来したムツボシタマムシ


 
2013年 北海道 カシワ材から、複数のムツボシタマムシが羽化してきた


 
2023年 北海道 クロミサンザシの枯れ枝から羽化したムツボシタマムシ


[ムツボシタマムシの標本画像]

 


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アオタマムシ

2014年03月11日 |  ●タマムシ科

アオタマムシ Eurythyrea tenuistriata
2013年8月 [採 集] 東京都産

分布[本州・四国・九州] 時期[6-8月] 体長[16-28㎜]
ホスト[アカマツ・モミ・ツガの針葉樹林帯など]
写真の個体は友達のDX-9さんから頂いたアオタマムシを撮影。

本州・四国・九州に分布するタマムシ科の仲間。
個体数は少なく産地も局地的な超美麗種アオタマムシ。
暖地系の中型美麗タマムシで、北海道には分布していません。
成虫はイヌブナの葉を食べるのが最近分かって来た様です。
いつかは北海道に生息するドロノキがホストのエゾアオタマムシを撮影して見たいものです。



2013年8月 [採 集] 東京都産 アオタマムシ Eurythyrea tenuistriata
1枚目の画像と同じ個体のアオタマムシで正面から撮影、可愛い顔をしている。



2013年8月 [採 集] 東京都産 アオタマムシ Eurythyrea tenuistriata
1枚目の画像と同じ個体のアオタマムシ正面から撮影。



2013年8月 [採 集] 東京都産 アオタマムシ Eurythyrea tenuistriata
1枚目の画像と同じ個体のアオタマムシを横から撮影。


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