こんちゅう探偵団

日本各地の昆虫好きが集まる謎の探偵団結成・・・!?
Let's 昆虫採集!! Since in 2013.10.12

エゾギンモンシャチホコ

2015年01月31日 |  ●シャチホコガ科

エゾギンモンシャチホコ Spatalia jezoensis
2013年8月 北海道

分布[日本各地] 時期[5-6月・8-9月] 開張[38-43㎜]
ホスト[ブナ科ブナ属:ブナなど]
写真の個体は夜間、外灯付近の壁に静止していたエゾギンモンシャチホコを撮影。

日本各地に生息するシャチホコガ科に属する蛾の仲間。
ウスイロギンモンシャチホコに似るが、地色はエゾギンモンシャチホコの方が橙色で銀紋の形が違うので区別は容易。
個体数は割と少ない、ブナ喰いの為特に北海道では道南に分布するが平地~山地まで広く分布する。
本州以南では山地性の様で特に四国地方では1000M以上の高山で見られるそうです。


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ウスイロギンモンシャチホコ

2015年01月30日 |  ●シャチホコガ科

ウスイロギンモンシャチホコ Spatalia doerriesi
2011年6月 北海道

分布[日本各地] 時期[5-6月・7-8月] 開張[36-41㎜]
ホスト[ブナ科コナラ属:ミズナラ・コナラなど]
写真の個体は夜間外灯付近の壁に静止するウスイロギンモンシャチホコを撮影。

日本各地に生息するシャチホコガ科に属する蛾の仲間。
♂の触角は短い櫛歯状で、♀は糸状の為、雌雄の区別は容易。
以前はオオギンモンシャチホコと言う名前だった様です。
上翅は茶褐色で、基部から中央にかけ白銀色の紋が並ぶ、特に中央付近の大きな三角形の模様が特徴的で綺麗なシャチホコガ。



2011年6月 北海道 ウスイロギンモンシャチホコ Spatalia doerriesi
1枚目の画像と同じ個体のウスイロギンモンシャチホコを真上から撮影。



2011年6月 北海道 ウスイロギンモンシャチホコ Spatalia doerriesi
上翅の銀色模様が綺麗なウスイロギンモンシャチホコ。


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カッコウカミキリ

2015年01月29日 |  ●カミキリムシ科


カッコウカミキリ Miccolamia cleroides (北海道)

[分 布] 日本各地
[食 樹] エゾマツ・サルナシ・ツルウメモドキなど
[時 期] 5月~10月
※ 体長は約3㎜~6㎜前後のカミキリムシ科フトカミキリ亜科に属する甲虫。

日本各地に分布する小型のカミキリムシの仲間。
平地~山地に広く分布し個体数は少ない。
サルナシ・ツルウメモドキなどのブッシュをスウィープするとたまに入る事がある。
春さきから割と秋の遅くまで採集出来る。
頭部・胸部は暗褐色、上翅は明るい褐色で基部付近に黒い突起が2つ、中央には白い帯模様が目立つ。
また白帯の下は黒くなり更に翅端は白がぼやけた様な色彩になっている。



2011年 北海道 カッコウカミキリ Miccolamia cleroides
山地のスウィープで得られたカッコウカミキリ。



2012年 北海道 カッコウカミキリ Miccolamia cleroides
山地のサルナシなしなどの蔓のブッシュでスウィープで得られたカッコウカミキリ。



2021年 北海道 カッコウカミキリ Miccolamia cleroides



2018年 北海道 カッコウカミキリ Miccolamia cleroides



2020年 北海道 カッコウカミキリ Miccolamia cleroides


[カッコウカミキリの採れた環境]

 
※ 画像はクリックすると拡大します。


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アオバシャチホコ

2015年01月28日 |  ●シャチホコガ科

アオバシャチホコ Zaranga permagna
2011年6月 北海道

分布[日本各地] 時期[4-5月・8-9月] 開張[50-60㎜]
ホスト[ミズキ科:ヤマボウシ・ミズキ・クマノミズキなど]
写真の個体は夜間外灯付近の壁に静止していたアオバシャチホコを撮影。

日本各地に生息するシャチホコガ科に属する蛾の仲間。
♂の触角は櫛歯状・♀の触角は糸状をしている事で区別出来る。
成虫は年2回発生、上翅は炭色で所々に黄色の模様が散りばめられ非常に綺麗な容姿をしている。
北海道では平地~山地まで普通に見られる。独特の模様の為他種との区別は容易である。



2014年6月 北海道 アオバシャチホコ Zaranga permagna
1枚目の画像と同じ低山地でのポイントで撮影したアオバシャチホコ。



2011年8月 北海道 アオバシャチホコ Zaranga permagna
外灯回りで見つけたアオバシャチホコ、座らせて撮影してみた。



2011年8月 北海道 アオバシャチホコ Zaranga permagna
こちらは朝方外灯付近の樹の幹にいたアオバシャチホコ。


[アオバシャチホコの記録]

    
※ 画像はクリックすると拡大します。(データは左画像から順に記載)
① 2011年8月 北海道 アオバシャチホコ Zaranga permagna
② 2013年6月 北海道 アオバシャチホコ Zaranga permagna
③ 2014年5月 北海道 アオバシャチホコ Zaranga permagna
④ 2010年6月 北海道 アオバシャチホコ Zaranga permagna
⑤ 2014年8月 北海道 アオバシャチホコ Zaranga permagna


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[材採編] リンゴカミキリ

2015年01月27日 | 材採日記
2年前から本腰を入れて探していたリンゴカミキリ。
ようやく今年、たどり着くことが出来ました、コツを掴めば今後も見つかりそうです。
リンゴカミキリは桜やナナカマドなどの枝の中で越冬しています。


コブクロ - 陽だまりの道

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2014年12月 [市外近郊で採集したナナカマド材です]
直径6ミリ~7ミリ程度でタバコくらいの太さ、割と新しい枝を好む様です。緑印部分に幼虫がいました。
1年目の幼虫は枝の先端を真っ直ぐにカットし、2年目の幼虫は先端を不自然にカットする為、写真の枝の先端の様に尖っている。
2枚目の写真の様に、更に先端部には木くずでフタをしている。3枚目の写真は既に鳥などに食べられた跡です。



2014年12月 [リンゴカミキリの幼虫]
オレンジ色の細長い幼虫です、始めて見つけた枝なので入っているか不安で割ってしまった。
これがナナカマドの枝では行っていけない行為だと後々わかりました。





2014年12月 [リンゴカミキリの蛹]
1枚目の画像は枝の中にいたリンゴカミキリの蛹、この後枝から出してプリンカップで羽化を待つ事に。
2枚目の画像は2015年1月上旬の画像、うまくいくかどうか凄く不安です。



2015年1月 [リンゴカミキリ羽化]
ようやく羽化してくれたリンゴカミキリ・・・・・。
しかし残念ながら羽化不全です、今回の敗因は持ち帰った枝を割ってしまった事。
今後は見つけたらそっと出てくるまで待とうと思います


[その他ナナカマドの枝から羽化した甲虫]

  
※ 画像はクリックすると拡大します。
左:体長2~3ミリの小さいゾウムシの仲間。
中:体長9ミリ♀だと思われる不明ナガクチキ? 
※ モモキホソナガクチキと判明、LHさん有り難うございました サンキュゥ♪(o ̄∇ ̄)/

右:体長8ミリ♂だと思われる不明ナガクチキ?
※ モモキホソナガクチキと判明、LHさん有り難うございました サンキュゥ♪(o ̄∇ ̄)/


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アズサキリガ

2015年01月26日 |  ・ヨトウガ亜科

アズサキリガ Pseudopanolis azusa
2014年5月 北海道

分布[北海道・本州中部] 時期[4-5月] 開張[40-45㎜]
ホスト[マツ科:ヒメコマツ・ウラジロモミなど]
写真の個体は夜間外灯付下の道路にいたアズサキリガを撮影。

日本各地に生息するヤガ科[ヨトウガ亜科]に属する蛾の仲間。
早春に出現する小型の蛾で、産地はかなり局地的で数も非常に少ない珍品種である。
似た様な種でタカオキリガと言う蛾がいるがこちらも産地は非常に局地的で稀な種である。
ちなみにタカオキリガは2014年現在では未見種。
タカオキリガとの区別点は触角が異なり、アズサキリガの方がフサフサしているそうですが1枚目の画像
からは触角は見る事が出来ませんでした。
その他の区別点は羽のオレンジ色の部分が異なる様です。
いつかまた出会って見たい蛾です。



2014年5月 北海道 アズサキリガ Pseudopanolis azusa
1枚目の画像と同じ個体。


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クルマスズメ

2015年01月25日 |  ●スズメガ科

クルマスズメ Ampelophaga rubiginosa
2011年7月 北海道

分布[日本各地] 時期[6-8月] 開張[80-90㎜]
ホスト[ブドウ科:ツタ・ノブドウ・エビヅル ユキノタ科:ノリウツギなど]
写真の個体は夜間外灯付近の下草にいたクルマスズメを撮影。

日本各地に生息するスズメガ科[ホウジャク亜科]に属する蛾の仲間。
平地から山地に生息し普通に見る事が出来る、夜間灯火に飛来する。
茶褐色の上翅には太い3本のラインが前縁から内縁にかけて緩やかなカーブを描き
外縁に行くにつれて太くなる。外横線は薄く波模様になっている。
頭部から腹端にかけて1本の黄白色のラインが走る。越冬形態は蛹。



2011年7月 北海道 クルマスズメ Ampelophaga rubiginosa
外灯付近の壁に静止するクルマスズメ



2010年7月 北海道 クルマスズメ Ampelophaga rubiginosa
複眼が大きく、可愛らしい顔をしたクルマスズメ


[クルマスズメの記録]

  
※ 画像はクリックすると拡大します。(データは左画像から順に記載)
①:2009年8月 北海道 クルマスズメ Ampelophaga rubiginosa
②:2012年7月 北海道 クルマスズメ Ampelophaga rubiginosa
③:2014年6月 北海道 クルマスズメ Ampelophaga rubiginosa


[クルマスズメの標本]


※ 画像をクリックすると拡大致します。


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アラメハナカミキリ

2015年01月24日 |  ●カミキリムシ科


アラメハナカミキリ Sachalinobia koltzei (北海道)

[分 布] 北海道・本州
[食 樹] エゾマツ・アカエゾマツ・トドマツ・モミ・カラマツ・コメツガなど
[時 期] 5月~9月
※ 体長は約12㎜~19㎜前後のカミキリムシ科ハナカミキリ亜科に属する甲虫。

北海道・本州に生息する大型のハナカミキリの仲間。
上翅は和名の通り粗い凹凸が目立つ、真ん中付近にある黄土色の[への字]模様が特徴的で
足・触角は赤褐色、体はそれよりも暗赤褐色をしている。
体下面は灰白色の微毛に覆われる。
成虫は5月~9月に針葉樹林帯のマツやモミなどの伐倒木や衰弱木・立枯れに集まるが個体数は少ない。







アカエゾマツの樹皮で見つけたアラメハナカミキリ



交尾中のアラメハナカミキリ





アラメハナカミキリ


 
左:エゾマツの倒木で採集したアラメハナカミキリ
右:アラメハナカミキリ(左雌:右雄)の標本


 

 
アラメハナカミキリの生息する環境


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[材採編] トウホクトラカミキリ2

2015年01月23日 | 材採日記
前回記事にしたトウホクトラカミキリですが、また別の個体が羽化し
行程を撮影していたのでこちらも記事にして見ました。


PLASTIC BOMB

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2014年12月 [札幌市内で採集したブドウ材です]
樹皮を剥いだ状態で、直径10ミリの細めのブドウ材です。
針葉樹の枝先、上空2Mほどの場所にひっかかっていたブドウの枯れ枝です。





2014年12月 [トウホクトラカミキリの幼虫]
上記材から取り出したトウホクトラカミキリの幼虫、大きさは13ミリ前後で白黄色。
体型は胴細で頭部に特徴的な薄いマークが見られる。これでトウホクトラの幼虫はほぼマスターしたかな (☆゜∇゜)☆



2015年1月 [トウホクトラカミキリの蛹]
体長12ミリ~13ミリ程度の大きさで、触角の部分が横から見ると、体の中間辺りで腹部へ少し湾曲している。



2015年1月 [トウホクトラカミキリ羽化]
やはり今年もトウホクトラカミキリは当たりの様です、まだまだ羽化して来そうな感じです。
欲しい方がいたらご連絡下さい (*・x・)/゜・:*:・。☆Congratulations


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ムツボシシロカミキリ

2015年01月22日 |  ●カミキリムシ科

ムツボシシロカミキリ Olenecamptus taiwanus
2012年6月 沖縄県

分布[九州・沖縄諸島・奄美諸島・種子島・屋久島・トカラ列島] 時期[5-8月] 体長[10-17㎜]
ホスト[ガジュマル・アコウなど]
写真の個体は夜間外灯付近の葉の上にいたムツボシシロカミキリを撮影。

国内では九州以南に分布するカミキリムシの仲間。
成虫は羽化後、ガジュマル・アコウなどに集まり生葉を後食する。
夜間外灯に良く飛来する。
上翅は薄い茶色と白色を混ぜ合わせた様な不思議な色彩をしている。
上翅には6つの白い紋があり、小楯板も白い。
体が細く、触角は非常に長い、前脚も中脚や後脚に比べるとあきらかに長い。
南方系のカミキリムシで、北海道にはいない為嬉しい出会いとなった。



2012年6月 沖縄県 ムツボシシロカミキリ Olenecamptus taiwanus
1枚目の画像と同じ個体、夜間外灯付近の葉の上にいたムツボシシロカミキリを撮影。



2012年7月 沖縄県 ムツボシシロカミキリ Olenecamptus taiwanus
夜間、外灯の支柱に張り付いていたムツボシシロカミキリを撮影。


[ムツボシシロカミキリの標本]


※ 画像はクリックすると拡大します。


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