オオマエベニトガリバ
Tethea consimilis
2012年7月 北海道
分布[日本各地] 時期[6-8月] 開張[37-54㎜]
ホスト[バラ科:ナナカマド・ソメイヨシノ・ウワミズザクラなど]
写真の個体は夜間外灯回りで見つけたオオマエベニトガリバを撮影。
日本各地に生息するカギバガ科[トガリバガ亜科]に属する蛾の仲間。
平地~山地まで広く分布し個体数はやや多い。
北海道では6月下旬~7月下旬まで良く見かけます。
上翅の前縁は薄いピンク色で肩の部分は濃いピンク色の非常に美しい蛾です。
上翅中央には白く大きな紋があり黒い縁取りがあります、その白紋の下側は波型の白い模様が見られます。
近似種にマエジロトガリバ・マエベニトガリバがいるが、マエベニトガリバは上翅基部はよりピンク色で、腎状紋・環状紋は極めて大きい。
左:2015年6月 北海道 オオマエベニトガリバ
Tethea consimilis
中:2016年7月 北海道 オオマエベニトガリバ
Tethea consimilis
右:2011年7月 北海道 オオマエベニトガリバ
Tethea consimilis
左:2014年7月 [採 集]北海道産 オオマエベニトガリバ
Tethea consimilis
中:2015年7月 北海道 オオマエベニトガリバ
Tethea consimilis
右:2014年7月 北海道 オオマエベニトガリバ
Tethea consimilis
[マエベニトガリバ・オオマエベニトガリバ・マエジロトガリバの比較写真]
左:マエベニトガリバ
Tethea trifolium・・・前翅基部はよりピンク色、腎状紋・環状紋は極めて大きい
中:オオマエベニトガリバ
Tethea consimilis・・・前翅前縁は薄いピンク色、環状紋は小さいか消失する
右:マエジロトガリバ
Tethea albicostata japonibia・・・前翅前縁中央部は白色が目立つ、内横線はマエベニより曲がりが強い
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