こんちゅう探偵団

日本各地の昆虫好きが集まる謎の探偵団結成・・・!?
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ノシメマダラメイガ

2024年07月19日 |  ●メイガ・ツトガ科


ノシメマダラメイガ Plodia interpunctella

[分 布] 日本各地
[食 樹] 米・小麦粉・貯穀類・乾燥加工食品・菓子類など
[時 期] 2月~10月
※ 開張は約12㎜~16㎜前後のメイガ科マダラメイガ亜科に属する蛾の仲間。

日本各地に分布しており、平地~山地に生息し個体数は普通。
成虫は主に屋内で発生し確認されているが、夜間灯火にも飛来する。
食品害虫の一種として知られる有名な蛾です。
上翅の基半は淡黄色で、外半は紫赤色~紫褐色となり、特徴的な鉛色の筋模様が見られる。
国内における発生は年2~4回ですが基本的には屋内で発生する為一年中発生します。
発生場所は一般家庭の屋内・製粉工場・穀物倉庫などで多く確認されているようです。
ノシメマダラメイガを漢字で書くと「熨斗目斑螟蛾」と書きますが、「熨斗目(のしめ)」とは、
翅の模様が着物の熨斗目柄に似ていることが名前の由来となっているようです。
旧名:ノシメコクガ

幼虫の特徴は終齢幼虫で体長10~12㎜前後で頭部が茶褐色で腹部はクリーム色です。
エサは小麦粉・米ぬか・米粉などの穀物の粉をもっとも好み、そのなかに紛れて生活します。
他には乾燥果実やコーヒー豆・クッキーやチョコなどの菓子類、ペットフード・調味料などが知られています。
幼虫は糸を吐き巣の様なものを作ります。
これまでに幼虫を誤食した健康被害の報告はない様です。




2023年2月 北海道 自宅の室内で見つけたノシメマダラメイガ



2022年7月 北海道 自宅の外灯に飛来したノシメマダラメイガ




2015年5月 北海道 自宅の室内で見つけたノシメマダラメイガ


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ウスジロノメイガ

2024年07月18日 |  ●メイガ・ツトガ科


ウスジロノメイガ Psammotis orientalis

[分 布] 北海道・本州
[食 樹] 不明
[時 期] 7月~8月
※ 開張は約22㎜~23㎜前後のツトガ科ノメイガ亜科に属する蛾の仲間。

北海道・本州に分布しており、個体数は少ない。
成虫は夜間灯火に飛来する。
前後翅は淡黄褐色で、暗褐色鱗を全体に散らす。
前翅は後縁に行くほど幅広になる。





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ウスアカモンクロマダラメイガ

2024年07月05日 |  ●メイガ・ツトガ科


ウスアカモンクロマダラメイガ Ceroprepes ophthalmicella

[分 布] 日本各地
[食 樹] 不明
[時 期] 6月~9月
※ 開張は約20㎜~27㎜前後のメイガ科マダラメイガ亜科に属する蛾の仲間。

日本各地に分布しており、平地~山地に生息し個体数は普通。
本州では主に山地に生息。
成虫は夜間灯火に飛来する。
オスの触角は単櫛歯状、メスの触角は糸状。
前翅内横線の内側に茶褐色の紋があり(下図赤矢印)、その内縁に黒い小さい紋が見られる(下図青矢印)。






ウスアカモンクロマダラメイガ ♂(触角は単櫛歯状)





ウスアカモンクロマダラメイガ ♀(触角は糸状)


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フタテンツヅリガ

2023年10月10日 |  ●メイガ・ツトガ科


フタテンツヅリガ Aphomia sapozhnikovi  (北海道)

[分 布] 北海道・本州・九州
[食 樹] インゲンマメ・アズキ・ササゲ・ダイズなどのマメ科植物
[時 期] 6月~7月
※ 開張は約19㎜~23㎜前後のメイガ科ツヅリガ亜科に属する蛾の仲間。

北海道・本州・九州に分布しており、平地~山地に生息し個体数は少ない。
成虫は初夏~夏にかけて出現し、夜間灯火に飛来する。
前翅の色彩は灰色で、中室内(消失する場合もある)と横脈上に黒点が見られる。
頭部は灰褐色で、触角の基部並びに前額は鱗片により平たい。触覚は褐色。
オスとメスでの色彩の斑紋に差は見られない。



2022年8月 北海道 フタテンツヅリガ
サワシバの枯れ枝から羽化したフタテンツヅリガ


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マツノマダラメイガ

2022年08月07日 |  ●メイガ・ツトガ科


マツノマダラメイガ Dioryctria abietella (北海道)

[分 布] 日本各地
[食 樹] トドマツ・エゾマツ・ストローブマツ・ドイツトウヒ・スギなど
[時 期] 6月~7月
※ 開張は約22㎜~28㎜前後のメイガ科マダラメイガ亜科に属する蛾の仲間。

日本各地に分布しており、平地~山地に生息し個体数は普通。
成虫は初夏~夏にかけて出現し、夜間灯火に飛来する。
前翅の内横線と亜外縁線強い鋸歯状で、中央後方の横脈紋は白く大きい。
また、基部よりの赤褐色紋は不明瞭となっており近似種のマツノシンマダラメイガ(赤褐色紋は発達している)に似る。
本州以南では年2化だが、北海道では年1化~2化。幼虫で越冬する。





2015年6月 北海道 マツノマダラメイガ
夜間の外灯回りで飛来したマツノマダラメイガ



2015年6月 北海道 マツノマダラメイガ
公園の外灯に飛来した黒化型のマツノマダラメイガ


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ベニフキノメイガ

2022年05月09日 |  ●メイガ・ツトガ科


ベニフキノメイガ  Pyrausta panopealis (北海道)

[分 布] 日本各地
[食 樹] シソ・エゴマ・バジル・ハーブなど
[時 期] 6月~7月
※ 開張は約14㎜~18㎜前後のツトガ科ノメイガ亜科に属する蛾の仲間。

日本各地に分布しており、平地~山地に生息し個体数は普通。
成虫は夜間灯火に飛来する。
前翅は黄色く、中央付近と外縁付近に赤褐色帯をもつ。



指と比較するとその小ささが分かりやすい



自宅で育てている植物から羽化したベニフキノメイガ


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ハッカノメイガ

2022年05月08日 |  ●メイガ・ツトガ科


ハッカノメイガ Pyrausta aurata (北海道)

[分 布] 北海道・本州
[食 樹] ハッカなど
[時 期] 7月~8月
※ 開張は約16㎜~18㎜前後のツトガ科ノメイガ亜科に属する蛾の仲間。

北海道・本州に分布しており、平地~山地に生息し個体数は少ない。
前後翅には黄色い紋が見れる。
特徴的な模様から他種との区別は容易。


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フチグロノメイガ

2019年04月15日 |  ●メイガ・ツトガ科

フチグロノメイガ Paratalanta ussurialis
2018年8月 北海道

分 布[日本各地] 時 期[5-9月] 開 張[26-36㎜]
ホスト[不 明]
写真の個体は夜間外灯回りで見つけた、フチグロノメイガを撮影。

日本各地に生息するツドガ科[ノメイガ亜科]に属する蛾の仲間。
♂は前翅と腹部が細長く、♀の前翅は幅広く翅頂付近でカーブする。
近似種のキイロフチグロノメイガに良く似ている。


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ホシオビホソノメイガ

2019年04月14日 |  ●メイガ・ツトガ科

ホシオビホソノメイガ Nomis albopedalis
2018年8月 北海道

分 布[日本各地] 時 期[6-9月] 開 張[28-36㎜]
ホスト[不 明]
写真の個体は夜間外灯回りで見つけた、ホシオビホソノメイガを撮影。

日本各地に生息するツドガ科[ノメイガ亜科]に属する蛾の仲間。
北海道では広く分布し個体数も多い。
前翅の外横線は鋸歯状で後縁付近で強く屈曲する。
雌雄で翅の形状や異なり♂は細長く暗黄色で♀は幅広く黄色味が強い。



2018年7月 北海道 ホシオビホソノメイガ Nomis albopedalis



2018年7月 北海道 ホシオビホソノメイガ Nomis albopedalis



2015年7月 北海道 ホシオビホソノメイガ Nomis albopedalis



2015年7月 北海道 ホシオビホソノメイガ Nomis albopedalis



2014年7月 北海道 ホシオビホソノメイガ Nomis albopedalis


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トウホクヤマメイガ(オオモンヤマメイガ)

2019年04月13日 |  ●メイガ・ツトガ科

トウホクヤマメイガ(オオモンヤマメイガ) Scoparia tohokuensis
2018年8月 北海道

分 布[北海道・本州] 時 期[8-9月] 開 張[14-15㎜]
ホスト[不 明]
写真の個体は夜間外灯回りで見つけた、トウホクヤマメイガを撮影。

北海道・本州に生息するツドガ科[ヤマメイガ亜科]に属する蛾の仲間。
♂の前翅は細長く、灰色と白色のまだら模様。
内横線は外湾し鋸歯状となる。


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