こんちゅう探偵団

日本各地の昆虫好きが集まる謎の探偵団結成・・・!?
Let's 昆虫採集!! Since in 2013.10.12

シロモンヤガ

2022年06月14日 |  ・モンヤガ亜科


シロモンヤガ Xestia c-nigrum (北海道)

[分 布] 日本各地
[食 樹] バイケイソウ・オオバコ・キク科・イネ科・ナス科・マメ科など
[時 期] 5月~10月
※ 開張は約38㎜~46㎜前後のヤガ科モンヤガ亜科に属する蛾の仲間。

日本各地に分布しており、平地~山地に生息し個体数は多い。
成虫は夜間灯火に飛来する。
前翅は暗い茶褐色で前翅の前縁中央部に三角形の白紋が目立つ。
後翅は一様に白色で縁取りは灰色。





夜間灯火に飛来したシロモンヤガ(北海道)


 
 
 
北海道のシロモンヤガの色んな写真



シロモンヤガの標本写真


[シロモンヤガの飼育日記]

 
左:2021年10月 アスパラの葉の上で見つけたシロモンヤガの幼虫
右;採集後2週間で体長30㎜の終齢幼虫となる

 
終齢幼虫から約10日後蛹化


シロモンヤガ 羽化
アスパラで幼虫を採集してから約40日後に羽化したシロモンヤガ


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キタミモンヤガ

2022年06月05日 |  ・モンヤガ亜科


キタミモンヤガ Pseudohermonassa melancholica (北海道)

[分 布] 北海道
[食 樹] 不明
[時 期] 8月~9月
※ 開張は約34㎜~36㎜前後のヤガ科モンヤガ亜科に属する蛾の仲間。

北海道に分布しており、平地~低山地に生息し個体数は普通。
成虫は夜間灯火に飛来する。
北海道の東部に分布し産地はやや局地的だが個体数は割と普通に見る事が出来る。
国内では北見市周辺で見られ、農耕地周辺に多い。
前翅は暗紫色で、黒色の斑紋がある。
まるで冬のコートをまとった貴婦人の様な風貌は気品を感じてしまう。





夜間灯火に飛来したキタミモンヤガ(北海道)


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ウスグロヤガ

2022年06月04日 |  ・モンヤガ亜科


ウスグロヤガ Euxoa sibirica (北海道)

[分 布] 日本各地
[食 樹] ダイズ・インゲンマメ・エンドウ・トウモロコシ・テンサイなど
[時 期] 6月~10月
※ 開張は約45㎜~50㎜前後のヤガ科モンヤガ亜科に属する蛾の仲間。

日本各地に分布しており、平地~山地に生息し個体数はやや少ない。
成虫は夜間灯火に飛来する。
前翅は灰黒色でやや褐色を帯びる、通常斑紋は不明瞭となる。





夜間灯火に飛来したウスグロヨトウ(北海道)


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センモンヤガ

2022年05月16日 |  ・モンヤガ亜科


センモンヤガ Agrotis exclamationis (北海道)

[分 布] 北海道・本州
[食 樹] イネ科・マメ科・アブラナ科・ユリ科など
[時 期] 5月~9月
※ 開張は約38㎜~42㎜前後のヤガ科モンヤガ亜科に属する蛾の仲間。

北海道・本州に分布しており、平地~山地に生息し個体数は多い。
成虫はイネ科の害虫として知られ夜間灯火に飛来する。
北海道では普通種ながら、その翅の模様の美しさはこのグループ内でもトップクラス。
雄の触覚は鋸歯状、前翅の環状紋は楕円形で後翅の地色は白色で翅脈は暗色をしている。
似た様な種が数種いるが翅の模様で区別する事が出来る。
主な近似種はタマナヤガ・カブラヤガ・オオカブラヤガ・ホッキョクモンヤガなど。



海岸付近でライトトラップをした際に飛来したセンモンヤガ



左右の黒い紋の長さが非対象のセンモンヤガ


[北海道で撮影したセンモンヤガの色んな写真]

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


[近似種との比較画像]

 
左:タマナヤガ
右:カブラヤガ

 
左:オオカブラヤガ
右:センモンヤガ


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クロクモヤガ

2016年10月07日 |  ・モンヤガ亜科

クロクモヤガ Hermonassa cecilia
2011年9月 北海道

分布[日本各地] 時期[5-6月・9-10月] 開張[37-40㎜]
ホスト[キク科:ハルジオン タデ科:ギシギシ]
写真の個体は夜間外灯付近にいたクロクモヤガを撮影。

日本各地に生息するヤガ科[モンヤガ亜科]に属する蛾の仲間。
近似種にホシボシヤガ 'Hermonassa arenosa]がいるが外見で区別は容易。
成虫は年1化で5-6月頃に羽化し、その後夏眠しふたたび9-10頃に見られる。
濃い茶褐色の上翅をもち、紋の割とハッキリとした蛾で、特に腎状紋・環状紋などの外側は
暗いオレンジ色で縁取られる。



2013年7月 北海道 クロクモヤガ Hermonassa cecilia
夜間平地の外灯付近にいたクロクモヤガを撮影。


[クロクモヤガの標本]


2013年7月 [採 集] 北海道産
クロクモヤガ Hermonassa cecilia


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アカマエヤガ

2016年08月07日 |  ・モンヤガ亜科

アカマエヤガ Spaelotis nipona
2013年7月 北海道

分布[北海道・本州] 時期[6-7月・9-10月] 開張[48-50㎜]
ホスト[キク科:シマアザミ・アキタブキ マメ科:シロツメクサ アカバナ科:アレチマツヨイグサ タデ科:ウラジロタデなど]
写真の個体は夜間外灯付近にいたアカマエヤガを撮影。

日本各地に生息するヤガ科[モンヤガ亜科]に属する蛾の仲間。
アカマエヤガは7月上旬頃に羽化するがその後9月上旬頃までは活発に活動せず越夏場所を求め
休眠するそうです、付近が涼しくなる9月中旬~10月にかけて活動の最盛期になる不思議な生態を持つ蛾です。
似た様な種にシロオビハイイロヤガ [Spaelotis lucens]・アカマエヤガ [Spaelotis nipona]
ヒメアカマエヤガ [Spaelotis ravida]・キタウスグロヤガ [Spaelotis suecica]などがいる。



2015年6月 北海道 アカマエヤガ Spaelotis nipona
夜間外灯付近の壁に張り付いていたアカマエヤガ。
2度目の遭遇でした。



2015年9月 北海道 アカマエヤガ Spaelotis nipona
夜間外灯付近の壁に張り付いていたアカマエヤガ。


[アカマエヤガ標本]

 
左画像:アカマエヤガ
右画像:上(ヒメアカマエヤガ) 下(アカマエヤガ)


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