こんちゅう探偵団

日本各地の昆虫好きが集まる謎の探偵団結成・・・!?
Let's 昆虫採集!! Since in 2013.10.12

アトモンサビカミキリ

2022年10月31日 | 探索日記(生物)






アトモンサビカミキリ
日本各地に分布するカミキリムシの仲間で、体長は7㎜~10㎜前後。
ホストは広葉樹各種で4月~8月にかけて見られる。
今年も多くのアトモンサビカミキリを見る事が出来た。
地味で普通種と言う事から意外とスルーされがちな渋めのカミキリムシです。


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アトジロサビカミキリ

2022年10月30日 | 探索日記(生物)




アトジロサビカミキリ
日本各地に分布するカミキリムシの仲間で、体長は8㎜~11㎜前後。
ホストは広葉樹・針葉樹各種で4月~8月にかけて見られる。
割と個体数も多く、衰弱した木や伐採木などで普通に長い期間良く見かけます。



左がアトジロサビカミキリで右はナカジロサビカミキリ


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チャバネフユエダシャク

2022年10月29日 | 探索日記(生物)






チャバネフユエダシャク
北海道も朝晩の冷え込みがとても厳しくなってきました。
遂に我が家もストーブを付けて過ごしております。
今年最初のフユシャクはチャバネフユエダシャクでした。
翅が退化して飛べないメスはホルスタイン柄で可愛いです。



朝、霜の降りた植物もたくさん見られるようになってきました。








朝露と枯れ葉遊び


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カバエダシャク

2022年10月28日 |  ・エダシャク亜科


カバエダシャク Colotois pennaria (北海道)

[分 布] 日本各地
[食 樹] カエデ・サクラ・ミズナラ・コナラ・クリなどの広葉樹各種
[時 期] 10月~12月
※ 開張は約39㎜~50㎜前後のシャクガ科エダシャク亜科に属する蛾の仲間。

日本各地に分布しており、平地~山地に生息し個体数は多い。
晩秋~初冬にかけて出現し成虫は夜間灯火に飛来する。
オスの前後翅は明るい橙色で幅が広く、メスの前後翅は薄い灰黄色で翅の幅は細い。
雌雄共に内横線・外横線は茶色の横線が走り、翅頂付近に小さい白紋が見られる。
オスの触覚は羽毛状でメスの触覚は糸状に近い櫛歯状。



夜間外灯付近に飛来したオスのカバエダシャク



夜間外灯付近で見られたメスのカバエダシャク



日中の雑木林の笹の葉の上で見られたカバエダシャク


 
羽化不全のカバエダシャクのオス





北海道で見られたカバエダシャク


[カバエダシャクのオスとメス]

 

 
オスのカバエダシャク


 

 
メスのカバエダシャク


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サメハダハマキチョッキリ

2022年10月27日 | 探索日記(生物)


サメハダハマキチョッキリ
北海道・本州に分布するオトシブミの仲間で、体長は6㎜~8㎜前後。
ホストはドロノキ・ヤマナラシ・ポプラ・ヤナギ類など
サメハダハマキチョッキリの詳細はこちら



左右の翅の色が違う珍しいサメハダハマキチョッキリ



ドロノキの揺籃を作るメスのサメハダハマキチョッキリ



サメハダハマキチョッキリの揺籃の中には1粒の卵が







サメハダハマキチョッキリの揺籃


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オトシブミ

2022年10月26日 | 探索日記(生物)


オトシブミ
日本各地に分布するオトシブミの仲間で、体長は7㎜~9㎜前後。
ホストはケヤマハンノキ・カンバ・クリ・クヌギ・コナラ・ミズナラなど
オトシブミの詳細はこちら





2022年に見られたオトシブミは3頭のみ(北海道)


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ウスモンツツヒゲナガゾウムシ

2022年10月25日 |  ●その他科


ウスモンツツヒゲナガゾウムシ Ozotomerus japonicus (北海道)

[分 布] 日本各地
[食 樹] クヌギ・ケヤキなどの広葉樹各種
[時 期] 5月~8月
※ 体長は約6㎜~10㎜前後のヒゲナガゾウムシ科ヒゲナガゾウムシ亜科に属する甲虫。

日本各地に分布し、平地~山地まで幅広く見られるが局地的で個体数は少ない。
上翅は灰褐色の毛が密生し小さな黒紋が散在する、また後方に太い黒横帯が見られる。
オスの触角の第4節は平たく膨らむのでメスと区別しやすい。
夜間灯火にも飛来する。

国内で見られるヒゲナガゾウムシ亜科は以下の3種
・マダラツツヒゲナガゾウムシ
・ウスモンツツヒゲナガゾウムシ
・フタモンツツヒゲナガゾウムシ



1枚目の画像と同個体 夜間灯火に飛来したオスの個体



夜間灯火に飛来したメスのウスモンツツヒゲナガゾウムシ(北海道東部)



夜間ライトトラップに飛来したオスのウスモンツツヒゲナガゾウムシ(北海道南部)


[雌雄の比較写真]


左がオスで右がメスの標本(北海道東部産)


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アイノカツオゾウムシ

2022年10月24日 | 探索日記(生物)




アイノカツオゾウムシ
日本各地に分布するゾウムシの仲間で、体長は10㎜~12㎜前後。
ヨモギの群生地で良く見かけるスマートなカツオゾウムシの仲間。


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アカヒメツノカメムシ

2022年10月23日 | ■カメムシ目


アカヒメツノカメムシ Elasmucha dorsalis (北海道)

[分 布] 日本各地
[食 樹] ミズキ・カンバ類・シモツケ・キイチゴ・ヤマブキショウマなどの汁
[時 期] 6月~8月
※ 体長は約6㎜~7㎜前後でカメムシ目ツノカメムシ科ツノカメムシ亜科に属する。

日本各地に分布し、平地~山地まで広く生息し個体数は少ない。
成虫は草上・樹上などで見られるが、やや少ない様に感じます。
似た様な種にセグロヒメツノカメムシ(小楯板の黒紋がバットマン)・ヒメツノカメムシ・クロヒメツノカメムシ
キタヒメツノカメムシが知られるが同定がなかなか難しい。
産卵した後に卵を守る習性があるようで、写真の個体では親の下に子供がびっしり映り込んでいるので
まさに図鑑の通り子守りをしている最中の写真を撮影する事が出来た。
カメムシの仲間は秋になると色が変わる種類が多く、本種も秋になると赤味が強くなる。


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アカアシクチブトカメムシ

2022年10月22日 | ■カメムシ目


アカアシクチブトカメムシ Pintheaus sanguinipes (北海道)

[分 布] 日本各地
[食 樹] 蛾の幼虫や小昆虫など
[時 期] 5月~9月
※ 体長は約14㎜~18㎜前後でカメムシ目カメムシ科クチブトカメムシ亜科に属する。

日本各地に分布し、平地~山地まで広く生息し個体数は少ない。
成虫は草上・樹上などで見られるが局地的で個体数は少ない。
体は扁平で幅が広く、色彩は黒褐色で小楯板の先端は白黄色。
胸部側角の先端は丸い。
近似種のアシアカカメムシと似ている為、同定には注意が必要。(図1参照)



山地の林道脇で見つけたアカアシクチブトカメムシ



夜間外灯にも飛来する


[アカアシクチブトカメムシとアシアカカメムシの比較写真]


左:アカアシクチブトカメムシ・・・触覚付け根が黄色(赤丸)・胸部側角が丸い(黄丸)・小楯板が白~白黄色(白丸)
右:アシアカカメムシ・・・触覚の各付根はやや白色・胸部側角は後方を向き先端は尖る・小楯板は黄白色~赤褐色
※ 図1


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