キバネセセリ Burana aquilina (北海道)
[分 布] 日本各地
[食 樹] ハリギリなど
[時 期] 7月~8月
※ 開張は約38㎜~40㎜前後のセセリチョウ科アオバセセリ亜科に属する蝶の仲間。
日本各地に分布しており、低山地~山地に生息し個体数は多い。
成虫は日中に薄暗い雑木林などで見られる。
前翅は一様に黄褐色でメスの前翅表には鮮明な黄色紋が並ぶが、オスには鮮明な斑紋は見られない。
太い胴体に大きくて黒い目玉が印象的で可愛らしい蝶です。
触角はセセリチョウのグループ特有のカギ状であるが、先端がやや長く伸びる。
同じ亜科に属るアオバセセリとは斑紋などで区別は容易。
キバネセセリの幼虫
日中、建物内の床で吸水するキバネセセリ
ハルニレなどの樹液では集団で吸蜜姿も見られる
[キバネセセリの飼育記録A]
樹種は分からない葉から採集したキバネセセリの蛹
蛹採集から10日後に羽化したキバネセセリ
[キバネセセリの飼育記録B]
草の上にいたキバネセセリの幼虫をハリギリの葉で飼育、蛹の準備で葉を糸で紡ぎ始める
前蛹から、蛹になったがこの個体は羽化する事がなかった
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