ツマキシャチホコ Phalera assimilis (北海道)
[分 布] 日本各地
[食 樹] ミズナラ・コナラ・クヌギ・アラカシ・ウバメガシなど
[時 期] 6月~8月
※ 開張は約48㎜~75㎜前後のシャチホコガ科トビモンシャチホコ亜科に属する蛾の仲間。
日本各地に分布しており、平地~山地に生息し局地的で個体数は少ない。
成虫は夜間灯火に飛来する。
シャチホコガのグループの中では割りと大型の部類に入り、近似種のムクツマキシャチホコ・クロツマキシャチホコ
タカサゴツマキシャチホコなどに容姿が似ている。
北海道でのツマキシャチホコの記録は局地的でなかなかお目にかかることが出来ない。
ツマキシャチホコ 北海道
日中に見られたツマキシャチホコ
[ツマキシャチホコの雌雄の標本]
左:雌のツマキシャチホコ(北海道産)
右:雄のツマキシャチホコ(北海道産)
[ツマキシャチホコとムクツマキシャチホコの比較写真]
左:ツマキシャチホコ(北海道産)
右:ムクツマキシャチホコ(北海道産)
ムクツマキシャチホコの➀部分の縁取りは黒く、ツマキシャチホコは紅色になる。
➁の部分の白紋はムクツマキシャチホコでは真っ白で、ツマキシャチホコの白紋は不明瞭で黒班が見られる場合が多い。
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