キボシミスジトガリバ道央・道東亜種 Achlya longipennis tateyamai
2017年5月 北海道
分 布[北海道] 時 期[5月-6月] 開 張[42-45㎜]
ホスト[不 明]
写真の個体は夜間外灯回りで見つけた、キボシミスジトガリバ道央・道東亜種を撮影。
国内では北海道のみに生息するカギバガ科[トガリバガ亜科]に属する蛾の仲間。
ミスジトガリバに似るが、前翅中室内の白紋が細長く発達している。
もう1種、北海道の道南ではキボシミスジトガリバ道南亜種がいるが
こちらは本種と比べなかなか得難い様ですがいつかチャレンジして見たいです。
道央・道東亜種は大雪山系から道東にかけて分布し春に出現する。
発生地での個体数は割と多く見られる。
2017年5月 北海道 キボシミスジトガリバ道央・道東亜種 Achlya longipennis tateyamai
やはりカギバガのグループの中で断トツに美しいのが本種だと思う。
2017年5月 北海道 キボシミスジトガリバ道央・道東亜種 Achlya longipennis tateyamai
♂の個体、やや紫色を帯びている。
2017年5月 北海道 キボシミスジトガリバ道央・道東亜種 Achlya longipennis tateyamai
♀の個体、♂よりも暗く黒っぽい印象をうける。
2017年5月 北海道 キボシミスジトガリバ道央・道東亜種 Achlya longipennis tateyamai
交尾中を撮影出来たのでこのまま飼育にチャレンジしてみました。
[キボシミスジトガリバ道央・道東亜種の飼育]
左:産卵
右:産卵から1日、赤色に変化します。
左:孵化 約1週間後2㎜程度の小さい幼虫が一斉に孵化します。
右:取り敢えずシラカバの葉を与えて見ると食べている様です。
※ 残念ながらシラカバの葉を食べた幼虫はその後全滅してしまいました。
もしかしたら道路脇から採集した葉なので薬剤や車粉などが付着していたのかもしれません。
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