シンジュサン 2024年09月11日 | 飼育日記 シンジュサン 日本各地に分布する蛾の仲間で、開張は110㎜~140㎜前後。 幼虫はシンジュ・ニガキ・キハダ・コブシ・ヌルデ・クスノキ・ネズミモチなどの葉を食べる。 先日我が家の窓に張り付いていたシンジュサンのメス。 どうやら庭に吊るしておいた繭から羽化したようです。 普通に野外飼育で2化、今のところメス1・オス1の計2匹のシンジュサンが羽化し 無事にカップル誕生から産卵まで数日間の間に行っていた 本日は当ブログにご訪問下さりありがとうございます。 また明日もどうぞ、宜しくお願い致します ・・・
メスアカミドリシジミ飼育 <採 卵~失 敗> 2024年04月14日 | 飼育日記 メスアカミドリシジミの卵 昨年エゾヤマザクラの枝で久しぶりに見つけた メスアカミドリシジミの越冬卵、今年は久しぶりに本種の飼育が出来ると 楽しみに、屋外で網に入れて越冬させていた。 今年に入り、外の気温もあがってきたので 野外からそろそろ冷蔵庫へ孵化調整の為入れようと思い 越冬卵の付いていた枝を見ると・・・・ おぉ!? もう孵化しているじゃありませんかっ!!! 慌てて周りを探して見たけど、既に姿はありませんでした(´;ω;`)ウッ… もっと早めに冷蔵庫へ入れないとダメですねエ 本日は当ブログにご訪問下さりありがとうございます。 また明日もどうぞ、宜しくお願い致します ・・・
ウラクロシジミ飼育 <採 卵~羽 化> 2024年04月01日 | 飼育日記 ウラクロシジミ 日本各地に分布する蝶の仲間で、開張は30㎜~35㎜前後。 幼虫はマンサクなどの葉を食べる。 2023年 採卵 マンサクの枝股と冬芽付根に付いていた卵を採集 2023年4月 孵化 孵化した幼虫をマンサクの葉で飼育開始!! 2023年5月 幼虫9㎜ 孵化から12日目 2023年5月 幼虫15㎜ 孵化から15日目 2023年5月 前蛹 いよいよ蛹の準備をします、孵化から17日目のことです。 2023年5月 蛹化 蛹になりました、孵化してから19日目の事です。 2023年5月 羽化 孵化から31日目の事でした、その後続々と羽化ラッシュが続きます。 順調に育ったウラクロシジミ可愛らしいですね。 本日は当ブログにご訪問下さりありがとうございます。 また明日もどうぞ、宜しくお願い致します ・・・
ホソバセダカモクメ飼育 <採 幼~羽 化> 2024年03月22日 | 飼育日記 ホソバセダカモクメ 日本各地に分布する蛾の仲間で、開張は44㎜~47㎜前後。 幼虫はハルノノゲシ・アキノノゲシ・ヤクシソウなどの葉を食べる。 2022年9月 採幼 ハルノノゲシの様な植物に付いているボンレスハムの様な幼虫を採集しました。 ホソバセダカモクメの幼虫と直ぐに分かりまして自宅で飼育する事にしました。 2022年10月 蛹化 幼虫が終齢になり動きが鈍くなったので土を入れてそっとしておきました。 気が付いたら土の繭を作り、その中で蛹になりました。 2023年7月 羽化 蛹化から9ヶ月後の事でした、残念ながら羽化したての写真がありませんので その後の展翅写真を貼っておきます、屋外に置いていたので羽化に気づくのが遅れてしまい だいぶ傷んでいたのが残念でなりません。 本日は当ブログにご訪問下さりありがとうございます。 また明日もどうぞ、宜しくお願い致します ・・・
ジョウザンミドリシジミ飼育 <採 卵~羽 化> 2024年02月08日 | 飼育日記 ジョウザンミドリシジミ 北海道・本州に分布する蝶の仲間で、開張は30㎜~35㎜前後。 幼虫はミズナラ・コナラ・カシワなどの葉を食べる。 2023年4月 採卵 ミズナラの冬芽付根に付いていた卵を採集 2023年4月 孵化 孵化した幼虫をミズナラの葉で飼育開始!! 2023年4月 幼虫13㎜ 孵化から14日目 2023年5月 幼虫18㎜ 孵化から17日目 2023年5月 前蛹 いよいよ蛹の準備をします、孵化から20日目のことです。 2023年5月 蛹化 蛹になりました、孵化してから22日目の事です。 2023年5月 羽化 孵化から35日目の事でした、今年は自分で採卵した個体の他 道南の知り合いからも頂いた卵を飼育したのでたくさんのジョウザンミドリシジミが見る事が出来ました。 本日は当ブログにご訪問下さりありがとうございます。 また明日もどうぞ、宜しくお願い致します ・・・
ツバメシジミ飼育 <採 蛹~羽 化> 2024年02月07日 | 飼育日記 ツバメシジミ 日本各地に分布する蝶の仲間で、開張は20㎜~30㎜前後。 幼虫はカラスノエンドウ・ヤマハギ・レンゲソウ・シロツメクサ・コマツナギなどを食べる。 2023年8月 採蛹 マメ科植物の葉で蛹を採集しました。 初めて見る小さい蛹だったので持ち帰って羽化するのを待ってみる事にしました。 2023年8月 蛹化 採集してから6日後には蛹が色づいてきました。 まばらに長い毛が生えているんですねェ。 2023年8月 羽化 蛹を採集してから8日目に羽化しました。 羽が黒いのでメスのツバメシジミでした。 ツバメシジミの蛹は初めて見たので、今度は幼虫を飼育して見たくなりました。 本日は当ブログにご訪問下さりありがとうございます。 また明日もどうぞ、宜しくお願い致します ・・・
ヒロオビトンボエダシャク飼育 <採 幼~羽 化> 2024年02月06日 | 飼育日記 ヒロオビトンボエダシャク 日本各地に分布する蛾の仲間で、開張は48㎜~58㎜前後。 幼虫はツルウメモドキ・マユミなどの葉を食べる。 2023年6月 採幼 サルナシ・ツルウメモドキ・カエデなどの葉で幼虫を採集しました。 体長は約30㎜前後、既に終齢の様です。 2023年6月 蛹化 幼虫を採集してから2日後には蛹になってしまいました。 2023年6月 羽化 幼虫を採集してから22日目に羽化しました。 本日は当ブログにご訪問下さりありがとうございます。 また明日もどうぞ、宜しくお願い致します ・・・
スジモクメシャチホコ飼育 <採 卵~羽 化> 2024年01月30日 | 飼育日記 スジモクメシャチホコ 日本各地に分布する蛾の仲間で、開張は46㎜~52㎜前後。 幼虫のホストはハルニレ・オヒョウなど。 2022年11月 採卵 ハルニレの細い枝に一卵づつ産卵された卵を採集、翌春まで屋外で保管しました 2023年3月 屋外から冷蔵庫へ 孵化を調整する為、屋外から冷蔵庫へ移動します。 タッパに湿らせたティッシュを敷き、その上に卵を置き蓋を閉めて保管 2023年4月 加温 4月、ハルニレの芽吹きのタイミングに合わせて加温します 2023年4月 孵化 加温から2日後に孵化しました、早速ハルニレの芽吹いたばかりの葉の上に乗せます うまく喰いつてくれれば良いのですが・・・ 2023年4月 幼虫8㎜ 孵化から5日目、うまく喰いついてくれたようです 2023年4月 幼虫10㎜ 孵化から9日目、幼虫は順調に育ってくれてハルニレの葉のエサ替えが楽しくなってきました この頃になると幼虫の容姿にも特徴が出てきました、背中に何個かの突起が見られるようになりました 2023年5月 幼虫14㎜ 孵化から20日目、だいぶ大きくなりました 突起も赤く染まり食欲も旺盛になります 2023年5月 幼虫32㎜ 孵化から33日目、終齢です 体もでっぷりしてきました 2023年5月 幼虫14㎜ 孵化から38日目、ケースの底に這うようになってきたので土を入れて見るとみんな潜っていきました 2023年5月 蛹化 土を入れてから2日目で蛹化しました、左の子はまだ前蛹の状態です その後外で保管する事にしました 2023年6月 羽化 孵化から59日目の事でした、今回はなんの蛾が分からなかったので 種類が分かってよかったです、ハルニレの大きな卵を見つけるとスジモクメシャチホコだと直ぐわかる様になりました。 本日は当ブログにご訪問下さりありがとうございます。 また明日もどうぞ、宜しくお願い致します ・・・
シンジュサン飼育 <採 幼~羽 化> 2024年01月07日 | 飼育日記 シンジュサン 日本各地に分布する蛾の仲間で、開張は110㎜~140㎜前後。 幼虫はシンジュ・ニガキ・キハダ・コブシ・ヌルデ・クスノキ・ネズミモチなどの葉を食べる。 2022年8月 採幼 ニワウルシの葉についてた終齢幼虫を持ち帰りました。 プリップリのどっしりとした幼虫です、トゲトゲがとっても可愛らしい 2022年8月 蛹化 早い子は採集して2日目には繭を完成させていました。 ニワウルシの葉を糸で紡ぎ合わせてその中で蛹になります。 この子たちは屋外で来年に向けて保管します。 2022年9月 採蛹 9月に入っても蛹を見つけては、ついついお持ち帰りしてしまいます 2023年6月 羽化 翌年6月、第一号が羽化。 春に室内に入れていたので野外よりも早く羽化してきました。 やはり毎年見ていてもこの大きな蛾を見るとわくわくしちゃいます。 産まれて初めて作った標本はシンジュサンでした。 2023年6月・7月 羽化 6月から7月にかけて続々と羽化が続きました。 2023年7月 交尾 オスとメスが交尾してくれました。 2023年7月 産卵 交尾後、飼育ネット内で産卵が始まりました。 交尾後の個体はほとんど採集した場所へ離してあげました。 2023年7月 孵化 卵から孵化した幼虫、体長は4㎜くらいでした。 2023年7月 幼虫 孵化した幼虫は毎日ニワウルシの葉をモリモリ食べてすくすく育ちます。 葉が水はけが悪くエサを毎日変える日々は大変だけど楽しいです 2023年8月 蛹化 8月に入ると、次々と蛹になる個体が増えてきました。 形も様々ですが葉が足りなくなると、葉を巻かずに糸だけで 繭を作り蛹になる個体も出てきます。 来年の羽化まで屋外で保管する事にしました。 2023年8月 羽化(2化目) なんと2化目の個体が羽化しました、とても小さなオスでした。 全部ではありませんが数匹羽化しました、残りは年をまたいで夏に羽化する事でしょうね。 それまで野外で厳しい冬を越してもらいます 2023年9月 幼虫 野外では幼虫がまだたくさん確認出来ました。 2023年10月 蛹 幼虫を見つけた場所を10月に入って観察して見ると、ほとんど蛹になっていました。 野外でも厳しい冬をしっかり乗り越えて頑張ってネ 本日は当ブログにご訪問下さりありがとうございます。 また明日もどうぞ、宜しくお願い致します ・・・
キタエグリバ飼育 <採 幼~羽 化> 2023年12月21日 | 飼育日記 キタエグリバ 日本各地に分布する蛾の仲間で、開張は42~48㎜前後。 幼虫はムラサキケマン・キケマン キンポウゲ科:アキカラマツなどの葉を食べる。 2023年6月 採幼 カラマツソウの葉に付いていた幼虫を採集 2023年6月 蛹化 6日後、蛹になりました。 飼育ケースの壁に葉と綴ってその中で蛹になっていました。 2023年7月 羽化 幼虫を採集してから26日目に羽化しました。 本日は当ブログにご訪問下さりありがとうございます。 また明日もどうぞ、宜しくお願い致します ・・・