いのしし くん。

政治、経済から音楽全般の評論
ultimate one in the cos-mos

G7から消える。 president trump disappears from G7

2019-08-27 20:11:30 | 日記
 (1)G7仏サミットは経済、環境、イラン問題での米欧対立の溝から初めて共同声明が採択されない見通しの中、議長国のマクロン大統領が最終日ギリギリでA判1枚の簡素な共同声明を発表した。

 壊し屋トランプ大統領のもとではいかなる国際協調主義もなく、対立を鮮明にするだけだ。米国第一、保護主義のトランプ大統領はG7の4か国を占めるEUに日本の安倍首相も懸念を示して四面楚歌の状況の中で孤立することが多い。

 (2)トランプ大統領はG7に対して「なぜ出席しなければならないのか。特別に生産的な時間の使い方とは思わない」(報道)と語っている。環境保護のパリ協定からの離脱を決めたトランプ大統領は今回のG7気候変動討議にはひとり出席を拒否(報道)した。

 これまでのトランプ大統領のやり方をみれば、そのうちG7から脱退すると言い出しかねずにその日がいつくるのか、G7の崩壊はG20に世界の影響力が移ったといえ世界基準、秩序のさらなる不要の混乱を引き起こすことになり、政治、経済、軍事での不安定、変動となるだろう。

 (3)すでにG0(ゼロ)時代ともいわれて、米国もトランプ大統領が自国優先主義で世界の覇権国家から手を引いて対立を深めている。中東、EU、アジアの影響力から手を引いて日本とも安保条約の見直し、貿易不均衡是正で日本のことは日本が守るという自国主義を鮮明にして対米貿易黒字の多い中国とは米中貿易戦争で高関税のかけ合いがエスカレートして、日本に対しては通商貿易交渉で大幅な自由化を突き付けての貿易不均衡是正を求めている。

 (4)対北朝鮮問題も「金正恩委員長とは長距離弾道ミサイルしか話していない。短距離ミサイルは話していない」(報道)として、安倍首相の「(短距離を含めた)弾道ミサイル発射は国連安全保障理事会の決議違反だ」(同)という主張には「首相の気持ちは理解できる。(日米の)立場の違いだ」(同)とあっさりしたものだ。

 安倍首相はトランプ大統領との個人的な親密な友好、協力関係で知られているが、日本のことは日本が責任をもってやれというトランプ流儀の自国主義の中で本質を見誤って日米関係も厳しい対応に直面することになる。

 (5)安倍外交は国民に安易に期待は持たせても、ロシアとの北方領土問題も2島返還で今年にめどをつけると意気込みながらロシア側からは時間をかけて急がずに、さらに北方領土を返還しない強硬発言も続いて安倍発言との落差の大きさに問題解決のむずかしさに直面している。

 外交交渉は関係国との信頼、思惑もありなかなか核心を話すことはむずかしいが、安倍首相の見誤った楽観論は本人のスタイルとはいえ失望は大きい。

 (6)国民の過半数が反対する課題、政策についてそのうちわかってもらえると国民にわかりやすく説明していくとしながら口先だけのことで、数の力で国会で承認されれば支持を受けたとばかりに振り返らない強硬姿勢が目立つ。

 トランプ大統領もトランプ大統領なら、安倍首相も安倍首相で、トランプ大統領がG7から消える(president trump disappears from G7)、脱退を表明すれば、一気に日米関係にもむずかしい自国主義の対応に迫られることになるだろう。

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