(1)ミュージシャンaska(宮崎重明)が覚醒剤など禁止薬物所持、使用で有罪判決を受けて執行猶予中の28日に再び覚醒剤使用の容疑で逮捕された。
前回逮捕時には、報道によると自らは禁止薬物使用を絶てないと言っていた。執行猶予中にはしばらくは薬物更生施設に入院していたようだが、自宅に帰っての今回の再逮捕となった。
近年の犯罪更生は刑務所内に勾留(こうりゅう)して教育更生するのではなく、社会に復帰させて社会生活の中で更生の道を目指す考えが基本的な考え方だ。
(2)刑務所施設が犯罪の増加に追いつけずに手狭になっていることや、人間更生、形成には社会の見守り、生きがい探しが必要だという理念が根底にある。
しかしそうした犯罪者更生理念は思惑通りには機能しておらずに、再犯率は高くなっているとの統計もある。
aska被告の場合は、自ら禁止薬物を絶てないと言っているのに、短期間で薬物更生施設を出して自宅に帰していたのか、理由はわからない。前回有罪判決を受けて2年後の再び覚醒剤使用容疑での逮捕となり、こんな短期間で自ら禁止薬物を絶てないと言っている人物を放免していたのは理解できない。
(3)社会復帰させて人間社会、社会生活の中で更生させるという高まいな精神、理念がすっかり色あせてしまう犯罪者放免主義、社会に責任を押し付ける司法の都合主義にしか見えない。
禁止薬物については国の事情によっては対応、取り扱い、取り締まりも異なり、日本で禁止薬物であっても海外では合法化されたものもあり、合法化の動きもあり、近年情報化時代、グローバル化社会では海外に出かけて日本の禁止薬物を容易に手に入れることも十分に考えられる。
(4)ポール・マッカートニーさんはかってソロとなって日本公演のために来日するため羽田空港に降り立って、入管検査で禁止薬物を所持していることがわかり入国を拒否されてそのまま強制送還された経験を持つ。
そのビートルズも一時、インド文化、哲学、宗教に傾倒して副作用としての薬物使用の「うわさ」があり、楽曲の中にもそういう雰囲気の曲想もあって(聞いている方にとっては、とても幻想的で組曲風のアクセントの効いた名曲であった)話題にはなったが、司法の取り締まりを受けたという話は聞かない。
(5)かってのポール・マッカートニーさんの強制送還後も含めて英国の法律はよくわからないが、「ビートルズ」ともなると浮き世を離れて覚醒している特別の(英国の「サー」称号を授与されている)存在として「ビートルズ」に解決責任を持たせた結果なのか、もちろんビートルズはその前もその後も薬物問題で世間を騒がせたことはない。
(6)そのaska被告もグループ活動休止後に渡英してしばらくレコーディング活動を行っていた時期もあり、影響でも受けたのかはわからない。
aska被告は日本の音楽界ではビッグネームであり、これまで長年多くのファンの支持、「投資」を受けて浮き世離れのした人生を送ってきたはずだ。
ファンの「投資」を自らの才能の優位性(priority)と見間違った結果の道の踏み外しだ。
(7)その多くのファンの支持、期待、多くの「投資」を自己満足のために禁止薬物に投資するなどとは、人の善意、好意、期待を無にするあってはならない行為であり、今度は「心」からの覚醒をする(arouse aska from his ‘will’)ことを望むだけだ。
前回逮捕時には、報道によると自らは禁止薬物使用を絶てないと言っていた。執行猶予中にはしばらくは薬物更生施設に入院していたようだが、自宅に帰っての今回の再逮捕となった。
近年の犯罪更生は刑務所内に勾留(こうりゅう)して教育更生するのではなく、社会に復帰させて社会生活の中で更生の道を目指す考えが基本的な考え方だ。
(2)刑務所施設が犯罪の増加に追いつけずに手狭になっていることや、人間更生、形成には社会の見守り、生きがい探しが必要だという理念が根底にある。
しかしそうした犯罪者更生理念は思惑通りには機能しておらずに、再犯率は高くなっているとの統計もある。
aska被告の場合は、自ら禁止薬物を絶てないと言っているのに、短期間で薬物更生施設を出して自宅に帰していたのか、理由はわからない。前回有罪判決を受けて2年後の再び覚醒剤使用容疑での逮捕となり、こんな短期間で自ら禁止薬物を絶てないと言っている人物を放免していたのは理解できない。
(3)社会復帰させて人間社会、社会生活の中で更生させるという高まいな精神、理念がすっかり色あせてしまう犯罪者放免主義、社会に責任を押し付ける司法の都合主義にしか見えない。
禁止薬物については国の事情によっては対応、取り扱い、取り締まりも異なり、日本で禁止薬物であっても海外では合法化されたものもあり、合法化の動きもあり、近年情報化時代、グローバル化社会では海外に出かけて日本の禁止薬物を容易に手に入れることも十分に考えられる。
(4)ポール・マッカートニーさんはかってソロとなって日本公演のために来日するため羽田空港に降り立って、入管検査で禁止薬物を所持していることがわかり入国を拒否されてそのまま強制送還された経験を持つ。
そのビートルズも一時、インド文化、哲学、宗教に傾倒して副作用としての薬物使用の「うわさ」があり、楽曲の中にもそういう雰囲気の曲想もあって(聞いている方にとっては、とても幻想的で組曲風のアクセントの効いた名曲であった)話題にはなったが、司法の取り締まりを受けたという話は聞かない。
(5)かってのポール・マッカートニーさんの強制送還後も含めて英国の法律はよくわからないが、「ビートルズ」ともなると浮き世を離れて覚醒している特別の(英国の「サー」称号を授与されている)存在として「ビートルズ」に解決責任を持たせた結果なのか、もちろんビートルズはその前もその後も薬物問題で世間を騒がせたことはない。
(6)そのaska被告もグループ活動休止後に渡英してしばらくレコーディング活動を行っていた時期もあり、影響でも受けたのかはわからない。
aska被告は日本の音楽界ではビッグネームであり、これまで長年多くのファンの支持、「投資」を受けて浮き世離れのした人生を送ってきたはずだ。
ファンの「投資」を自らの才能の優位性(priority)と見間違った結果の道の踏み外しだ。
(7)その多くのファンの支持、期待、多くの「投資」を自己満足のために禁止薬物に投資するなどとは、人の善意、好意、期待を無にするあってはならない行為であり、今度は「心」からの覚醒をする(arouse aska from his ‘will’)ことを望むだけだ。