(1)過去最大の来年度予算案(一般会計)102兆6580億円が28日に衆院を通過して参院に送られた。国会、予算委審議では首相主催の「桜を見る会」前夜祭疑惑、検事長定年延長問題に終始(首相、法相のはぐらかし答弁)して、予算関係で目についたのは野党からの前年度予算の剰余金を来年度予算収入に繰り入れた会計法違反指摘ぐらいで、麻生副総理、財務相が我々は野党と仕事をしているのではなく国民と仕事をしているとして国民の不安払しょく安心優先をあげていた。
(2)予算の年度会計主義は年度をまたいで運用できないか検討されたこともあり、予算の有効な利用、使途論でもあり、前年度剰余金を来年度予算収入繰り入れは質問後問題とはならなかった。
そうこうしているうちの新型ウイルス国内感染拡大の「脅威」(menace)で、過去最大の102兆円規模の来年度予算案についてどんな審議が行われたのか国民には分からないうちの審議時間(年度内自然成立)を考慮しただけの与野党了解による衆院通過だった。
(3)こちらのほうも国民投資(税負担)者にとっては過去最大の「脅威」の102兆円規模の来年度予算案だった。今後参院に移っての予算案審議だが来年度予算案は年度内に自然成立することが決まった。
102兆円規模の来年度予算案で借金財政がさらにふくらみ、財政健全化が遠のく国民投資者にとっては負担増の重要な予算審議であり、歯止めをかけるためにも核心的な論戦、審議が必要であった。
(4)米中貿易戦争の影響でGDPもリーマンショック以来の下げ幅のマイナス6.4%でさらに世界的な新型ウイルス感染拡大で株価が2000円単位での下げ幅を記録して、新型ウイルス感染脅威の中国では2月の車販売が9割減少(報道)して日本経済を下支えする日本メーカーにも大きな打撃となり、新型ウイルス対策の全小中高休校要請、企業、市民活動停止余波で日本経済への影響の大きさが懸念される。
(5)それもあっての見越しての来年度予算案102兆円の与野党了解による衆院通過とみられているが、「桜を見る会」前夜祭疑惑、検事長定年延長問題の集中審議だけでなく来年度予算案そのものの集中審議が必要だった。
働き方改革はあっても国会は国民生活の安定を保障する機関であり、必要な時には集中時間をかけてでも首相、閣僚、議員が献身的に働くことは国民のためであり、重要なことだ。
(6)「桜を見る会」前夜祭疑惑、検事長定年延長問題も政治倫理、信頼、基本姿勢にかかわる重要な問題であるが、それだけにとらわれて審議時期が来たら国民に理解、わからないまま来年度予算案が衆院通過、自然成立では国会の責任を果している働き方ではない。
(2)予算の年度会計主義は年度をまたいで運用できないか検討されたこともあり、予算の有効な利用、使途論でもあり、前年度剰余金を来年度予算収入繰り入れは質問後問題とはならなかった。
そうこうしているうちの新型ウイルス国内感染拡大の「脅威」(menace)で、過去最大の102兆円規模の来年度予算案についてどんな審議が行われたのか国民には分からないうちの審議時間(年度内自然成立)を考慮しただけの与野党了解による衆院通過だった。
(3)こちらのほうも国民投資(税負担)者にとっては過去最大の「脅威」の102兆円規模の来年度予算案だった。今後参院に移っての予算案審議だが来年度予算案は年度内に自然成立することが決まった。
102兆円規模の来年度予算案で借金財政がさらにふくらみ、財政健全化が遠のく国民投資者にとっては負担増の重要な予算審議であり、歯止めをかけるためにも核心的な論戦、審議が必要であった。
(4)米中貿易戦争の影響でGDPもリーマンショック以来の下げ幅のマイナス6.4%でさらに世界的な新型ウイルス感染拡大で株価が2000円単位での下げ幅を記録して、新型ウイルス感染脅威の中国では2月の車販売が9割減少(報道)して日本経済を下支えする日本メーカーにも大きな打撃となり、新型ウイルス対策の全小中高休校要請、企業、市民活動停止余波で日本経済への影響の大きさが懸念される。
(5)それもあっての見越しての来年度予算案102兆円の与野党了解による衆院通過とみられているが、「桜を見る会」前夜祭疑惑、検事長定年延長問題の集中審議だけでなく来年度予算案そのものの集中審議が必要だった。
働き方改革はあっても国会は国民生活の安定を保障する機関であり、必要な時には集中時間をかけてでも首相、閣僚、議員が献身的に働くことは国民のためであり、重要なことだ。
(6)「桜を見る会」前夜祭疑惑、検事長定年延長問題も政治倫理、信頼、基本姿勢にかかわる重要な問題であるが、それだけにとらわれて審議時期が来たら国民に理解、わからないまま来年度予算案が衆院通過、自然成立では国会の責任を果している働き方ではない。