(1)メタバース(meta-verse)、サブスク(subscription)時代にレコード大賞もないし、紅白歌合戦でもないIT時代の錯誤感だ。
AI時代の始まりを迎えて人間の思考が取って代わられる、あるいは代用される時代の中で、AIと人間脳が共存していく時代はすぐやってくる。
(2)味気ない社会にはできないので、より高い自由度、自由意思が求められる社会だ。道を歩いていると、ふと何百年前にはここも武士が歩いて、あるいは戦(いくさ)をしていたのかと思うと、そんな風が吹いてきてすっかりアバター(avatar)気分にもなる。
(3)かっては人間が時空をすり抜けることは小説、映画のミステリー(mystery)であったが、今は現実感とのシンクロ(synchronize)の世界だ。夢ではない。
(4)来年の経済は「世界の3分の1が景気後退に入る」(IMF分析)といわれて、日本の成長率は米英独仏を上回ると予想される。その前提として政治の安定(stability)が求められるが、どうなるのか。
(5)政治が安定しないところでは経済も社会も後退、衰退している。来年は「安定」を追い求める年だ。政治、経済、社会、コロナも安定に向かうことに努力、工夫、行動、協力する1年だ。
(6)安定の先にわずかでも成長があり、利益の公平分配を可能にしていく流れができて国家、社会がひらける1年を目指そう。