(1)稲田防衛相(当時)の辞任を受けて安倍首相は8月の内閣改造まで岸田外相に防衛相を兼務させたが、安倍首相が任命責任を重く受け止めているなら安倍首相が防衛相を兼務すべきだと書いた。
(2)まるで岸田外相の防衛相兼務を狙いすましたように北朝鮮は28日深夜にミサイル発射実験を実施して日本政府も深夜早朝に対応に追われたが、防衛相兼務の岸田外相は外務省と防衛省を掛け持ちでともに緊急時の安全保障対応の要職として時間差の対応のむずかしさが指摘された。
(3)たとえば外務大臣室での防衛省をつないでのTV会議など最新情報確認、収集、安全対策会議を実施出来れば時間差のない仕事の兼務機能できるのだろうが、機密情報の安全性、秘密性が十分確保されていない現状では機密の漏えい問題もあって今のところは簡単にはいかない。
(4)緊急時の安全保障対策も含めて最新情報機密管理システムの作成、構築が急がれる、求められる事態だ。
むしろ関係閣僚の国家安全保障会議を開いて官邸、外務省、防衛省一体となっての安全保障情報収集、管理を機能させれば重要閣僚兼務上のロスも軽減できた。
そのための最新情報機密管理システムの必要性だ。
(5)中国の習国家主席は中央軍事委員会主席としての軍のトップとして軍服姿で軍用車に立って中国軍創設90周年軍事パレードに参加(報道写真)していた。
習主席の軍服姿(迷彩服)はめずらしく、中国軍の威容を誇るようで、北朝鮮のミサイル発射などまるで関心のない、眼中にない様子も伝わってきた。
(6)トランプ米大統領はツイッターで「中国にとても失望した。口先だけで北朝鮮に何もしていない」(報道)として中国を批判している。
中国企業に対する制裁圧力を検討しているといわれる。中国としては米国に対峙する北朝鮮のミサイル脅威(核実験に対しては独自の制裁示唆)を利用して米国と大国対等距離関係の構築をはかりたい思惑もみえて、習主席もトランプ大統領との個人的な関係では表立って対立を避けながら国連の安保理では原則とした対立が続いている。
(7)北朝鮮ミサイル発射実験が続く中で習主席の軍服姿の中国軍軍事パレード参加は、米国ほどには北朝鮮問題に関心を示さずに大国主義として北朝鮮に対する寛容姿勢を引き立たせる結果効果のあるものとなった。
今後の米国と中国の関係だが、中国としては習主席とトランプ大統領の個人的な関係にもとづく大国対等関係の構築をはかっていくものとみられるが、米国第一主義、保護主義のトランプ大統領が中国経済封じ込めでどこまで直接的に対立、対決していくのか、北朝鮮を挟んで厳しい米中利害対立の時代を迎えそうだ。
(2)まるで岸田外相の防衛相兼務を狙いすましたように北朝鮮は28日深夜にミサイル発射実験を実施して日本政府も深夜早朝に対応に追われたが、防衛相兼務の岸田外相は外務省と防衛省を掛け持ちでともに緊急時の安全保障対応の要職として時間差の対応のむずかしさが指摘された。
(3)たとえば外務大臣室での防衛省をつないでのTV会議など最新情報確認、収集、安全対策会議を実施出来れば時間差のない仕事の兼務機能できるのだろうが、機密情報の安全性、秘密性が十分確保されていない現状では機密の漏えい問題もあって今のところは簡単にはいかない。
(4)緊急時の安全保障対策も含めて最新情報機密管理システムの作成、構築が急がれる、求められる事態だ。
むしろ関係閣僚の国家安全保障会議を開いて官邸、外務省、防衛省一体となっての安全保障情報収集、管理を機能させれば重要閣僚兼務上のロスも軽減できた。
そのための最新情報機密管理システムの必要性だ。
(5)中国の習国家主席は中央軍事委員会主席としての軍のトップとして軍服姿で軍用車に立って中国軍創設90周年軍事パレードに参加(報道写真)していた。
習主席の軍服姿(迷彩服)はめずらしく、中国軍の威容を誇るようで、北朝鮮のミサイル発射などまるで関心のない、眼中にない様子も伝わってきた。
(6)トランプ米大統領はツイッターで「中国にとても失望した。口先だけで北朝鮮に何もしていない」(報道)として中国を批判している。
中国企業に対する制裁圧力を検討しているといわれる。中国としては米国に対峙する北朝鮮のミサイル脅威(核実験に対しては独自の制裁示唆)を利用して米国と大国対等距離関係の構築をはかりたい思惑もみえて、習主席もトランプ大統領との個人的な関係では表立って対立を避けながら国連の安保理では原則とした対立が続いている。
(7)北朝鮮ミサイル発射実験が続く中で習主席の軍服姿の中国軍軍事パレード参加は、米国ほどには北朝鮮問題に関心を示さずに大国主義として北朝鮮に対する寛容姿勢を引き立たせる結果効果のあるものとなった。
今後の米国と中国の関係だが、中国としては習主席とトランプ大統領の個人的な関係にもとづく大国対等関係の構築をはかっていくものとみられるが、米国第一主義、保護主義のトランプ大統領が中国経済封じ込めでどこまで直接的に対立、対決していくのか、北朝鮮を挟んで厳しい米中利害対立の時代を迎えそうだ。