(1)宇宙の謎、海の不思議とよくわからないものは多いが、人間が住む地球の中ほどいまだによくわからないものはないのではないのか。どうも中心核にはマグマがあって活動しており、地殻変動を起こして地震やら火山噴火を引き起こすようだ。
比較フラットな平野地帯は地盤が固いのか強いのか地面が裂けて噴火を引き起こすこともなく、通常かって噴火をくり返した火山口からそれこそ1万年単位で突如噴火するから予測するのもむずかしい。
宇宙や海と違って地球の中に入り込んで観測することなどほとんど不可能に近いので、その実態、実像をつかむことなど容易ではない。
(2)太平洋側の海底岩盤が動き日本大陸に圧力を加えている程度がわかる程度で東海沖大地震が予測されて、日本で唯一観測機器を設置して地震観測機器体制をとっているが、最近になってこれに四国、九州沖とあわせて南海トラフが同時に変動する東南海沖巨大地震が注目されてそれどころではなくなっている。
専門家の分析によると東京直下型地震は30年の間に80%の確率で発生の可能性が大きいともいわれて、地震災害安全対策、避難計画が急がれている。
(3)かっては政府、専門家会議として地震予知連絡会議が置かれていたが、マグニチュード9.1の東北沖巨大地震による東日本大震災を予知できずに受けて、研究者機関の日本地震学会は無力感を示して、その後地震予知は不可能だとして地震予知連絡会議は消滅した。
(4)9月27日(土)の午後12時前に突如噴火した御嶽山は紅葉盛りの好天でにぎわう山頂付近登山者の多くを巻き込んで火山灰、有毒ガス、高速噴石で多くの被害者を出している。
地殻変動の予兆(火山振動)は観測されていたがその後一旦収まり警戒レベルのものではないと判断(気象庁)されて、突発性(unexpected)の水蒸気爆発噴火とされた。
噴火を受けて会見した専門家は、火山の噴火(volcanic eruption)を予知することはむずかしいと述べて、ここでも地球の中の観測体制の限界を示したものだ。
(5)地球温暖化を受けて、近年災害国日本では局地的な豪雨が同時多発的に発生して土砂災害、洪水被害がひん発している。地上の豪雨対策では土砂崩れ危険、洪水河川対策は計画的に点検整備は可能だが、これも狭い国土の日本では政府、自治体は危険を承知で危険地域に入り込んで宅地住宅建築許認可を出しておいて、安全対策も不十分に被害を拡大させている。
(6)人類はもっと地球の中のことについて知るべきだ。(we must learn to the inside of the globe)
科学万能時代、先端的科学技術開発の進歩の中で直接地球の中に入り込んでの観測研究、解析がたとえできなくても、地球の中の活動、変化、予兆について知るべく方法論(methodology)を研究開発すべきだ。
日本地震学会はすでにあっさりと地震の予知から撤退したが、研究者の使命は未知への挑戦と思考と理論形成だ。挑戦すべきだ。
(7)安倍首相は昨日招集された臨時国会の所信表明演説の冒頭で、災害に強い国づくりを表明した。豪雨土砂災害、大雪災害については述べたが、地震、火山噴火(予知)対策への挑戦は聞かれなかった。
われわれの住む地球の中の実像についてもっと知るべきだ。
比較フラットな平野地帯は地盤が固いのか強いのか地面が裂けて噴火を引き起こすこともなく、通常かって噴火をくり返した火山口からそれこそ1万年単位で突如噴火するから予測するのもむずかしい。
宇宙や海と違って地球の中に入り込んで観測することなどほとんど不可能に近いので、その実態、実像をつかむことなど容易ではない。
(2)太平洋側の海底岩盤が動き日本大陸に圧力を加えている程度がわかる程度で東海沖大地震が予測されて、日本で唯一観測機器を設置して地震観測機器体制をとっているが、最近になってこれに四国、九州沖とあわせて南海トラフが同時に変動する東南海沖巨大地震が注目されてそれどころではなくなっている。
専門家の分析によると東京直下型地震は30年の間に80%の確率で発生の可能性が大きいともいわれて、地震災害安全対策、避難計画が急がれている。
(3)かっては政府、専門家会議として地震予知連絡会議が置かれていたが、マグニチュード9.1の東北沖巨大地震による東日本大震災を予知できずに受けて、研究者機関の日本地震学会は無力感を示して、その後地震予知は不可能だとして地震予知連絡会議は消滅した。
(4)9月27日(土)の午後12時前に突如噴火した御嶽山は紅葉盛りの好天でにぎわう山頂付近登山者の多くを巻き込んで火山灰、有毒ガス、高速噴石で多くの被害者を出している。
地殻変動の予兆(火山振動)は観測されていたがその後一旦収まり警戒レベルのものではないと判断(気象庁)されて、突発性(unexpected)の水蒸気爆発噴火とされた。
噴火を受けて会見した専門家は、火山の噴火(volcanic eruption)を予知することはむずかしいと述べて、ここでも地球の中の観測体制の限界を示したものだ。
(5)地球温暖化を受けて、近年災害国日本では局地的な豪雨が同時多発的に発生して土砂災害、洪水被害がひん発している。地上の豪雨対策では土砂崩れ危険、洪水河川対策は計画的に点検整備は可能だが、これも狭い国土の日本では政府、自治体は危険を承知で危険地域に入り込んで宅地住宅建築許認可を出しておいて、安全対策も不十分に被害を拡大させている。
(6)人類はもっと地球の中のことについて知るべきだ。(we must learn to the inside of the globe)
科学万能時代、先端的科学技術開発の進歩の中で直接地球の中に入り込んでの観測研究、解析がたとえできなくても、地球の中の活動、変化、予兆について知るべく方法論(methodology)を研究開発すべきだ。
日本地震学会はすでにあっさりと地震の予知から撤退したが、研究者の使命は未知への挑戦と思考と理論形成だ。挑戦すべきだ。
(7)安倍首相は昨日招集された臨時国会の所信表明演説の冒頭で、災害に強い国づくりを表明した。豪雨土砂災害、大雪災害については述べたが、地震、火山噴火(予知)対策への挑戦は聞かれなかった。
われわれの住む地球の中の実像についてもっと知るべきだ。