(1)安倍前政権で官房長官として長く勤めて安倍政治を支え、安倍政治を継承するとした菅首相が頼ったのは二階幹事長で、5派閥支持体制をつくり菅政権誕生を後押しした。二階幹事長の党内権力基盤が強固になり、菅首相を軸に安倍、麻生、甘利(3A)と二階の党内権力争いが表面化している。
(2)両陣営ともに議員連盟(the Diet union)を立ち上げて、党内勢力誇示をはかっている。安倍、麻生、甘利は「3A」といわれて、いわずとしれたスネに大きな傷を持つ問題政治家であり、国民からすれば今さら何をということだが今年9月の総裁選を見据えてのともにほかに有力候補者もいない菅首相、総裁をかついでの党内権力争いだ。
(3)菅首相は内閣支持率が低迷してコロナ対策、ワクチン接種、東京五輪重要問題で後れを取り政治は混迷しており、野党からは内閣不信任案を提出(与党多数国会で否決)されたが、自民党内ではほかに総裁有力候補者がおらずに野党も立憲の政党支持率が10%程度で最高という弱小野党に助けられて、いまのところ菅総裁、首相は安泰とみられている。
(4)安倍前首相の再三登板説も出ているが、その安倍前首相も菅首相の再任を言及しているので実現性はもちろん薄い(出れば出たで安倍疑惑解明、説明が求められる)。自民党内の権力争いが派閥を超えた横のつながりの議連方式で進んでいるのは、菅首相支持の5派閥体制の中で幅広く同志、有志を集める議連方式が新しく取り入れられた。
普通国会で与野党有志が課題、懸案となっている政治問題に対して幅広く集まり勉強、研究して提言する組織としての議連であり、同じ政党内でそれぞれに勢力を誇示するために二つに分かれて議連が発足するのはめずらしいことだ。
(5)自民党内での菅首相が頼る二階幹事長の権力構造基盤が強固になって、それに対抗するために二階外しの目論見で安倍、麻生、甘利が結集して議連を立ち上げて、これに対して二階が対抗手段として結集した議連だ。
思惑がらみで議連が次々と結成されて、同じ議員がいくつもの議連に名を連ねて、単に安倍、麻生、甘利対二階の構図におさまらずに党利党略で背景がみえにくい。
(6)自民党内に菅首相、総裁に対抗する有力候補者がいない人材不足が要因で、国民の判断(菅内閣支持率の低迷)とは別の菅首相、総裁を軸にした自民党内の既得権益確保の党内権力争いだ。
しかし菅政権の内閣支持率は低迷して、政権運営、政策批判も高まり、政府職員の会食、接待問題、大臣経験者の公選法違反も続いてこれからの政局が不透明になることも十分に考えられて、菅以後の準備期間に入った自民党内の議連結集による勢力囲い込みだ。
(7)すでに民主主主義、議院内閣制の危機は指摘されており、浮世離れした自民党内の議連力学だ。
(2)両陣営ともに議員連盟(the Diet union)を立ち上げて、党内勢力誇示をはかっている。安倍、麻生、甘利は「3A」といわれて、いわずとしれたスネに大きな傷を持つ問題政治家であり、国民からすれば今さら何をということだが今年9月の総裁選を見据えてのともにほかに有力候補者もいない菅首相、総裁をかついでの党内権力争いだ。
(3)菅首相は内閣支持率が低迷してコロナ対策、ワクチン接種、東京五輪重要問題で後れを取り政治は混迷しており、野党からは内閣不信任案を提出(与党多数国会で否決)されたが、自民党内ではほかに総裁有力候補者がおらずに野党も立憲の政党支持率が10%程度で最高という弱小野党に助けられて、いまのところ菅総裁、首相は安泰とみられている。
(4)安倍前首相の再三登板説も出ているが、その安倍前首相も菅首相の再任を言及しているので実現性はもちろん薄い(出れば出たで安倍疑惑解明、説明が求められる)。自民党内の権力争いが派閥を超えた横のつながりの議連方式で進んでいるのは、菅首相支持の5派閥体制の中で幅広く同志、有志を集める議連方式が新しく取り入れられた。
普通国会で与野党有志が課題、懸案となっている政治問題に対して幅広く集まり勉強、研究して提言する組織としての議連であり、同じ政党内でそれぞれに勢力を誇示するために二つに分かれて議連が発足するのはめずらしいことだ。
(5)自民党内での菅首相が頼る二階幹事長の権力構造基盤が強固になって、それに対抗するために二階外しの目論見で安倍、麻生、甘利が結集して議連を立ち上げて、これに対して二階が対抗手段として結集した議連だ。
思惑がらみで議連が次々と結成されて、同じ議員がいくつもの議連に名を連ねて、単に安倍、麻生、甘利対二階の構図におさまらずに党利党略で背景がみえにくい。
(6)自民党内に菅首相、総裁に対抗する有力候補者がいない人材不足が要因で、国民の判断(菅内閣支持率の低迷)とは別の菅首相、総裁を軸にした自民党内の既得権益確保の党内権力争いだ。
しかし菅政権の内閣支持率は低迷して、政権運営、政策批判も高まり、政府職員の会食、接待問題、大臣経験者の公選法違反も続いてこれからの政局が不透明になることも十分に考えられて、菅以後の準備期間に入った自民党内の議連結集による勢力囲い込みだ。
(7)すでに民主主主義、議院内閣制の危機は指摘されており、浮世離れした自民党内の議連力学だ。