XILINXのISEをインストールしてみました。
ダウンロード&更新処理でえらい時間がかかりました。
早速起動し、HELPメニューからチュートリアルを開くことが
出来るので、ひとまずその通りに進めてみることに。
まずは新規でVHDLを作成してみます。
チュートリアルに従いテンプレートコードを使って、
カウンター回路を組んでみます。
…コンパイルまではすぐに出来ました。
さて、あと使い方を知りたい事といえば、シミュレーション
とピンアサイン。これらが解れば簡単なモノは作れるように
なります。
というわけでまずピンアサイン。買い置いてあるCPLD、
XC9536XLやXCR3064を使いたいので、まずはXC9536XL用に
ピンアサインをしてみました。
チュートリアルの通りに順を追ってやってみましたが、
チュートリアル通りにFloor Areaが表示されません。
ただ、アイコンの絵から言って、Floorplan IOを開けば
良いんだろうと思ってクリック
→PACEが起動されましたが、なにやらエラーに。
PACE君がVHDファイルを解析できないとかなんとか。
暫く悩んだり、調べ物したりしていて、どうやら既に
明らかになっているバグらしいことを発見。
http://japan.xilinx.com/support/answers/29760.htm
↑これ。プロジェクトの保存先が
Documents and Settings
のように「空白」を含んでいるとこのエラーになる
そうです。
プロジェクトの保存先は、ISEが自動でここに設定
してるジャン!! 自己矛盾してるよー!次バージョンで
対応される予定と書いてありますが、このくらいはテスト
しておいて欲しいなぁ。
まぁ、エラーが取れたので気を取り直してピンアサインを
してみます。うーん、ALTERAのQuartusⅡの方が解りやすい
気がするな…。
ピンアサインしてもう一度コンパイル。普通に通りました。
さて、シミュレーションです。ISEの10.1ではModel-Sim
ではなく、ISE-Simulatorを使うことになっている様です。
シミュレーション条件を入力して、波形を設定して、
さて、シミュレーションを実行しようとすると…
エラーらしいメッセージも出ずに、いつまでたっても
シミュレーション結果が出てきません。コンソールには
こんなメッセージが出たまま…。
Running Fuse ...
fuse -intstyle ise -incremental -o cpld_test1_tbw_isim_beh.exe -prj cpld_test1_tbw_beh.prj -top cpld_test1_tbw
エラーじゃなよなぁ…。何か設定が間違っているのか?
それともISE Simulatorがインストールされていないのか?
調べても調べても原因不明。XILINXサイトで調べてみても
該当記事無し。
うーん、このままでは信号の遅延タイミングも波形の妥当性
も判らん… こまった…。
上手く動かないのも今ひとつですが、先にQuartusⅡに
慣れてしまったので、なんだか世間で言われているほど
使いやすくはないなぁ。
いずれにしても、シミュレーターはちゃんと動くように
なってくれないと…



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