すでに秋月の店頭にも並んでいるCOPALのステッピング
モーターSPG20-1362。
SPG20-332と同じ250円ってことでとっても気になる代物。
データシートを眺めてみると、取り付けのネジ穴とかは
一緒みたい。コネクタも一緒。ただ、コイルが収まっている
パッケージ部分のサイズが大幅に小さくなっているとこが
注目点。
右が332、左が1362。相当小さいことがはっきり判る。
(軸もちょっとだけ短くなってるんだけど、そこは
それほど大きな違いとまでは…)
果たして、小さくなったモーターのトルクはどうなのよ?
ギヤ比は1/18でなので332の1/24に比べて少し高速側。
従来品では1/18で68Ωの製品が無かったので、このギヤ比
では新旧の比較できず。
1/24の新旧製品(332と1332)ならコイル抵抗が共に68Ω、
ギヤ比も1/24で一緒。で、トルク曲線を比べてみる…。
なんと、新しい方が小さいくせに、トルクが少し太い!!!
いいねぇ。1~2割ほど太い。しかも高回転までトルクが
出るようになってる。スバラシイ。
で、ゲットしたので早速実験。先日のようにArduinoと
NJM2360ボードを使って、332と1362のトルクを体感して
みました。電圧は9Vで、1-2相励磁に相当するマイクロ
ステップでドライブ。出力軸にちゃんと歯車を取り付け
して、手で歯車が回転しているのに逆らってみる。
(計測器が無いので…)
結果:さすがにギヤ比が高速側の1362の方が少しだけ
低い抗力で脱調してしまうんだけど、互角に近いパワー。
なかなか使えるかも。
ちなみに1-1相励磁相当のマイクロステップでは
少々トルク不足になるのか、比較的簡単に脱調して
しまう感じ。
まぁ、ギヤ比が違うのでそのまま置き換えに使うことは
できないんだろうけど、マイコン制御の場合は単に
プログラム入れ替えだけで対応できそうだから、
店頭にどっちか並んでいれば使っていられそう。
まぁ…
こんだけストックがあれば当面困んないけどね…
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