「PIC AVR 工作室」サイトの日記的なブログです。
サイトに挙げなかった他愛ないことを日記的に書き残してます。
PIC AVR 工作室 ブログ



先週注文してた部品類。ようやく全部整ったので、
とりあえずニマニマしながらあの部品とこの部品、
この部品とあっちの部品…といった感じで組み合わせ
ながら完成予想図を脳裏に描き、遊んでいると
受け入れ確認していると…


ウォームホイールと軸を固定するためのイモネジ用
のネジ穴が空いてないというショッキングな事実に
気づいてしまう…
ちなみに注文したのはこれ。
http://www.khkgears.co.jp/khkweb/search/sunpou.do?indexCode=80&referrer=series

うーん、不良品なのか、それとも元々空いてないのが
仕様なのか… 他のウォームホイールの図面も見てみる。

http://www.khkgears.co.jp/khkweb/search/sunpou.do?indexCode=79&lang=ja&referrer=series
こっちの真鍮製の図面を見ると、形状がHATというタイプ
ならイモネジをねじ込むための穴が図面に載ってる。

ということは、タイプによって開いてたり開いてなかったり
するってことだな?

じゃぁ、どうやって固定するのよ?自分で横からドリルか
ボール盤で穴あけするの?それとも発注時に加工の注文
しておくんだったの?
と思って、発注元を見てみるに、どうやらそういうメニュー
は無いみたい。メーカーには追加工のメニューが書いて
あるんだけどねぇ…。困った…。


もし真鍮製のウォームホイールに鞍替えすれば確かに
イモネジを取り付ける穴が空いてるモデルが選べるんだけど、
0.5mmモジュールしかなかったり、真鍮製だと単価が
高かったり…などで、ちょっと期待に沿わない…

いざとなれば、届いたギヤに家にあるハンドドリルか
最近ほとんど使ってないミニボール盤でむりやり下穴
あけて、あとはタップでネジ溝切れば済みそう。
材質はFC200だから穴が空けられないわけじゃぁ
なさそうだけど、形状が形状だからあまり自信は
ないなぁ。

そもそも、ウォームホイールの一覧を見ていると、
意外にもイモネジ用のネジ穴が空いてないタイプ
ばかりあるんだなぁ。じゃぁ普通はどうやって
使うのよ…と疑問がわいてくる。


そういえば。
ウォームギヤ式の赤道儀を作られてたあの人のサイトを
見に行ってみる。
http://ndl2000.sakura.ne.jp/sekidougi/therd%20prototype_00.htm

うぉ。プロトタイプ2号機、3号機で使われているウォーム
ホイールはオイラが選んだのとまったく同じギヤだなぁ!
やはり簡単に入手できる比較的高精度かつ価格も
リーズナブルなものっていうと選択肢は結構絞られるのか。

で、運良く同じウォームホイールってことは…どうやって
軸に固定してるの?と興味深々で写真を眺めていると…

イモネジじゃなくてネジで止めてあるなぁ。
ってことは、やっぱり後からネジ穴開けて、ネジで
止めてるって感じなのかな… やるしかないか…


その他あらためてモロモロ眺めてみると、微動雲台も
自作なんだなぁ。すごい。
オイラは以前買ったビクセンの微動雲台があるから、
使うならそっちだな。


手が空いたら、とりあえず部品を一つ一つ加工していこう。
アルミ平板の穴あけからはじめよう。

それと回路描くのと、プリント基板作るのと、プログラム
書かないとな。その辺はことごとく頭の中で練りあがって
いるから、あとは単純にアウトプットするだけ。

体力勝負。



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例の中古赤道儀。

コントローラーが先日修理完了したので、今日はその
試運転も兼ねていろいろ点検してみることに。
というか、まともにこの赤道儀の点検をしてみるのは
正直初めてのこと。いままでは適当に刺さる所に
適当に部品を差し込んで使ってただけなので…

で、まずはモーターとむき出しのギヤ周りを見てみると…


こんな感じなんだけど、よく見るとこのギヤにくっ付いて
いる黒いやつ、クラッチだったんじゃない?白い
接着剤か何かでくっ付けられちゃってるけど…。
全然クラッチとしては用を果たしてない状態。
まぁ、とりあえず仕方ない。

次。しんみりとギヤのかみ合わせなどを眺めてみる…。


うーん、プチショック。2枚のギヤがハの字状に…(TへT)
こ、こ、これは… しばし呆然。
同一平面状で噛み合ってないとだめジャン!!!

ま、まぁでもとりあえず今までちゃんと写真だって撮れて
たんだから、いいことにしておこう。直し様が無いし。

ちなみにこの2枚の歯車。ともに30枚歯。多分1mm
モジュール。内径はノギスで測って6.0mm。
クラッチと歯車は新品に買い換える手があるかもね。
30枚対30枚で回転数比は1:1(減速無し)ということ。


次。ウォームギヤとウォームホイールを覗いてみる。
いやーーーん。ノビ太さんのエッチ。


おぉ、意外にちゃんとしてる。結構綺麗。オイルも
まだ切れてない。数えてみると144枚。ビクセンの
GPシリーズとタメはれる。

で、この144枚歯ウォームホイールをさっきの外付け
30枚歯の平歯車を介してモーターに接続されている
ってわけ。


で、次は動力源。波動エンジンの内側。


なんかあっさり。


さらにつぼ焼きからサザエを取り出してみる。


意外に弱パワーの100Ωモータ。6V駆動だから0.3~0.4W程度。
波形は2-2相だったかな?それでも約0.7W程度。ふぅーん。
だから電池が長持ちするんだな…

で、さらにスペックを眺めてみる。24ステップで、
1/500の減速ギヤ内蔵なのか…。


さて、ココまでの流れを整理して計算してみると…

確かオシロで眺めた波形やクロック周波数、ディバイダ
の段数、モーターに送られているパルス波形の周期(0.05秒)
などを元にすると、24ステップで1周だから1回転1.2秒。
これを1/500で減速して、さらにウォームギヤで1/144に
減速するわけだから…。

チン。でました。1周あたり86400秒。

…ってぇと、24時間×60分×60秒だな。
これ、恒星時じゃなくて、太陽の追尾速度ジャン…(TへT)
23時間56分4秒じゃなきゃ。


まぁ、それでも5分程度の直焦点撮影ならそこそこ写って
いるんだから、まぁひとまずこのまま使うか…。
あれか?もしかして実はクリスタルが恒星時にチューン
してあるとか?それだったらいいんだけどな。

でもまぁ、いざとなればウォームギヤを直接制御しちゃう
ことができれば自分で何とでもなるからね。制御回路と
モーター周りを自分でナントカすればかなり機能追加が
できそう。シメシメ。


さて、今日の本題。

この間修理したケンコーのQMDコントローラー。どうなのよ?
で、動かしてみたら…。動いた。ばっちり。

やっぱトランジスタアレーが壊れていた可能性が
高そうだなぁ。
でも、もしかしたらさっきのクラッチ周りの怪しい
弄り方が影響している可能性も無くは無い…

この外付け平歯車。ウォームギヤの軸に対してきちんと
イモネジで固定されてなくて、中途半端なところまで
しかネジ込まれてない状態。手で引っ張ったら軸から
ギヤがスポッと抜けた。で、当然回転方向に大きなガタ
があるわけ。

もしかしたらこのガタのせいで、モーターは一生懸命
回ってたのに、しばらくの間このガタを吸収してた
だけっていう可能性も捨てきれない…
いわゆる空回り…


でも、まぁ、あれだ。復活したわけだし、めでたい、
めでたい。



もうひとつ。注文してたパーツが一式そろったので、
色々弄っていたら大変なことに気づいてしまった…
これ、シロウトがお気軽に加工できるレベルなの?
…的なお話。

それはまた明日以降にでも。



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