「PIC AVR 工作室」サイトの日記的なブログです。
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PIC AVR 工作室 ブログ



NJM2360は安くて入手性も悪くないし、外付けTRを
使えば2W以上の出力もできて便利なので、以前
http://picavr.uunyan.com/experiment_njm2360.html
ステッピングモーター用電源として使ったんだけど、
ふと、負電源回路に応用できたような…と思い出す。
オペアンプ用の負電源に使えるかな、と。


とりあえずデータシート見てみる。
http://led-parts.com/pdf/njm2360.pdf
6ページ目の図5。あった。やっぱ負電圧も少ない部品
作れる。
スイッチトキャパシタ式のLTC1144より大出力にも
出来るはず。まぁ、キャパシタよりはインダクタの方が
面積取りそうだけど。

まぁ、ちょっとしたオペアンプならNJM2360がいいん
じゃね?と思って、回路組んで動かしてみる。



サクッと負電圧が出た。

電圧調整の抵抗はとりあえず部品箱に常備してる
1kΩと10kΩを使ったので出力電圧はデータシート
の-12Vではなく-14Vくらいが出てる状態。

ちなみに入力電圧は秋月の5Vスイッチングアダプタ。
インダクタは22uH1.2Aの小さいやつ。タイミング
コンデンサは例によって330pF。負荷は1kΩ抵抗。


電圧調整抵抗を10kΩ可変抵抗に変えて-5V程度を
出力する場合にはどんくらいの比率にすればいいかな?
と実験してみる。

→分圧の結果、2.3kΩ、7Ω程度になっているみたい。
 それぞれ953Ω、8.2kΩの代わりにこのくらいの比率
 の抵抗を入れれば良さそう。2.3と7を足しても10に
 なってないのは使った部品の誤差のせい。

E24系列なら、2.2kΩと6.8kΩあたりかな。まぁ、
厳密に-5Vにするっていうより、ノイズを少なく安定
させて-5V付近っていう負電源になればいいんだけど。

なんにしても簡単な回路で負電圧を得られて便利だな
NJM2360。やっぱもうちょっと買い置きしておこうかな。

どのくらいまでの負荷に耐えるのか、インダクタとか
とっかえひっかえしながら実験してみようかな?
ビデオ信号でオペアンプ使うときの負電源に耐える
出力くらいは簡単に出るんだろうな。


それにしても、どうやって内部1.25Vの参照電圧と比較
させてるのかな?と思ったんだけど、どうやら4番ピン
がGNDじゃなくて負電圧出力部分に繋がってるのが
ポイントみたい。ほう。


http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1206/23/news003.html
ハイテクな猫用エレベータ。解ってて乗ってるのかな?



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