「PIC AVR 工作室」サイトの日記的なブログです。
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2016年06月03日
https://twitter.com/tokoya/status/738296717943050241
tokoyaさんの、この呟きが気になって、レイメイ藤井の
小型反射望遠鏡と、スマホを使って星の導入を行う
「星どこナビ」を見に行く。
http://www.raymay.co.jp/nature/contents/astro/detail/RXA124/detail.html
http://www.raymay.co.jp/hoshidokonavi/index.html
大きすぎない、お手軽にさっと出して、さっと見れると
いう、このサイズがいいなぁ。軽さはチカラだ。
昔、スピード狂だった友人が、ランエボIIIに乗って、
軽さを褒め称えていた。もっと重くてでかいクルマ
に乗ってると、ランエボは軽いらしい。
欲張らずに76mmっていう口径が、お手軽さにはもってこい
っていう気がする。
架台も経緯台で仰々しくないし、アイピースまで揃ってる。
セットで持ち運んで、さくっと見て、さっと帰れるって
いうのが大事なのだ。
http://homepage3.nifty.com/yamaca/fuman/eadvs.htm
この、「アメリカのアドバイス」にも、当然のことが
書かれている。口径7cmくらいの望遠鏡は、
「ちょうどいい」
のだ。
まぁ、とはいえ、いろいろ気になるところもある。
(1)焦点距離
300mmは、ちょっと短いかなぁ…倍率云々の話じゃ
なくて、あまり焦点距離短い反射式だと、たぶん
この値段だと球面鏡だろうから、周辺の像がかなり
崩れるんじゃないかな、と。
球面鏡でも、もうちょっと焦点距離長ければ、
あまり破綻しない像になるんだろうけどな。
この口径で600mmくらいの焦点距離だったら、
かなりクルんだけどな。
(2)付属のアイピース
長いほう(20mm)は、想像通りケルナーみたい
なので、値段的にも品質(画質)てきにも、まぁ
悪くないだろうと思えるところ。
問題は、短いほう(4mm)。ハイゲンスなんだよな。
ハイゲンスは、像が綺麗ではないだろうし、
なによりアイレリーフが短い。4mmのハイゲンス
だと、文字通りの「接眼レンズ」とばかりに、
レンズに面玉くっつけるくらいに寄らないと
見えない。
(3)2倍バローレンズ
バローレンズつけて、76mm径で150倍までにしちゃう
のはいかがなものか。
まぁ、一般的な単純計算だと、72mm×2倍=144倍
くらいが限度ってことになるんだけど、短焦点の
球面鏡で、ぎりぎりまで拡大って、画質的に
いまいちな気がする…。あと、口径が口径だから、
像が暗くなっちゃう…
アイピースの種類と特性については、法政大学の、
http://seesaawiki.jp/w/hosei_astro/d/%C2%E7%BB%F6%A4%CA%A5%A2%A5%A4%A5%D4%A1%BC%A5%B9
ここが詳しい。
あと、ハイゲンスの像の見え方を、ほかのアイピース
と比べられる写真が、
http://space.geocities.jp/jzd01063/B-eyepiece.htm
ここに。(ここで取り上げられているのは、ハイゲンス6mm)
ケルナーは、長焦点で目で覗いてみるなら、悪くない
レンズだと思うんだけど、撮影用(拡大撮影にしても、
スマホとかデジカメとかでコリメートするにしても)
として使うには、ちょっと厳しいところあるんだよな。
以前、ケルナー25mm使った結果がこれ。
http://brown.ap.teacup.com/nekosan0/1075.html
色ついちゃうのもあるんだけど、さらに短焦点だと、
アイレリーフも厳しい。
オルソとかプローセルとか、大体4~5000円くらい
するもんだけど、もしかして、aliexなら、普通の
アメリカンサイズのプローセルとか、安く売って
るんじゃね?と思って探してみる。
http://ja.aliexpress.com/item/High-Quality-1-25-31-7mm-PLOSSL-4mm-Eyepiece-Lens-for-Astronomy-Telescope/32564972661.html
あった。9.99ドルとか破格値。マジか!!こんなの、
ハイゲンスとかの値段ジャン!!
これ、本当に中身プローセルなの?ちゃんと
コーティングされてるの?なんか心配。
http://ja.aliexpress.com/item/High-quality-PLOSSL-1-25-31-7mm-Eyepiece-Lens-PL-25mm-Fully-Green-Film-Coated-for/32635455983.html
プローセルの25mmなんかも、探すと23.9ドルとかで
あるんだよなぁ。これ、ちょっと欲しいな。長焦点の
プローセル欲しいんだよな。
「星どこナビ」、おもしろいな。このくらいのセット
なら、こういうスマホを生かしたソフトがちょうどいい
感じかもしれない。
最初、「スマホでモータ動かして、自動導入するの?」
とか思っちゃったんだけど、さすがにそんなモータの
制御とかまでやってるわけ無い。画面見ながら手動
なんだけど、でも、これがお手軽でいいと思う。
今日のお空は、寒気が入ったせいか、空気が澄んでて
綺麗だった。火星もだけど、普通の恒星もよく見えた。
ただ、ちょっと上空の風が強いみたい。白鳥座のデネブ
も瞬いてた。
こういう日は、拡大撮影すると、お月様くらいでも
もやもやになっちゃうんだよな。
月とか惑星とかなら、ちょっとぐらい湿度あっても、
上空の気流が安定しているほうが、撮影には向くん
だよな。
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-10529/
秋月に、コパルの小型ステッピングモータ。1:6かぁ。
もっと減速比大きいやつのほうがいいんだけどな。
そういえば、この3mm軸から6mm軸に変換するの、
なにかないのかなぁ…と、以前から思ってるん
だけど、探したら、
https://www.sengoku.co.jp/mod/sgk_cart/detail.php?code=7ACB-AJJ8#
こんなのが。ちょっと高いんだけど、直接3mmを6mm
に変換できるみたい。覚えておこう。
そんなこんなで、ちょっとギヤ関係調べものしてたら、
http://homepage1.nifty.com/rikiya/actuator/6gearbox1.htm
こんなのを見つけてしまった。ポテンショメータの軸に、
プラスチックのギヤを噛まして、角度センサーとして
使っちゃうっていう作戦。すばらしい。
サーボモータみたいな、モータの回転角を調べるのって、
自分で作るの大変だよなって思ってたんだけど、
「アイデア」と「やる気」なんだな。
これで、ポテンショメータに多回転ポットを使えば、
結構長い距離(たくさんの回転)をデコードする
こともできるだろうなぁとか、いろいろ妄想。
https://twitter.com/hizuyaso/status/737991026174885889
木のぬくもり。
とりあえず、一段落した感。完全に手が離れたわけじゃ
ないけど、まぁ、だいぶ手が離れた。
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