昨日の案に沿ってハンダ付け。Nucleo STM32F303K8
の電源供給を、PC接続じゃなく、外部電源供給だけ
でも動作できるようにする配線。
http://brown.ap.teacup.com/nekosan0/3399.html
こんなぐあい。参考サイトとはちがう、スライドSW
を使って強制的に切り替えられるようにしてみた。

USBコネクタの裏面にある小さいIC(U4)は3.3Vの
レギュレータで、場合によって発熱する恐れがある
ので、ここに重ならないところにホットボンドで
ペタリと貼った。
配線は…慌てて急いで不正確にやったので、ドタバタ
があった。
まず、SB9のソルダブリッジをオープンにして、ランド
をむき出しにしたいところなんだけど、実態的には
ハンダが載ってるんじゃなくて、0Ω抵抗が載ってる
ので、シュッ太郎じゃなくて、ハンダゴテで0Ω抵抗
を取り外す。
取り外してから、ランドをキレイにしようと思って、
吸い取り線をコテで押し当ててみるも、なんか片側が
黒っぽい。きれいにならないなぁ…と思ってたら、
どうやらすごいやらかしたみたいだ。取り外した抵抗
をよーーーく見てみる。

おまけ付きの0Ω抵抗。
あぁ。ランドを片側剥がしてしまったらしい。あぁ。
リカバリー策としては、シルクだかレジストだかの
白いペイントをはがして、配線をむき出しにしてから
ハンダ付けしようかなぁとも思ったんだけど、諸々
ちょっと厳しそう。
回路図とちょっと相談。

こうなっている。水色のほうは、ST-LINK2用チップの
18番ピンに配線されてて、こっちのランドは無事。
緑の方は、ランドが剥がれてるんだけど、配線的
には、CN3の3番ピンに繋がってる。(図はCN4って
書いちゃったけど間違えた。CN3が正解)
なので、こっち側は配線先をCN3の3にしても大丈夫な
はず。

こんな具合。これで、オンボードST-LINK2からの
リセット信号を無効化できるので、外部電源でも
動くはず。
で、結果的にはPCからのUSB給電でも、外部5V供給でも、
どっちでも動くようにできた。しめしめ。
PCからUSB給電するときには、スイッチでこのSB9をショート
させて、外部5V給電の場合はオープンにするよろし。
3.3V給電は試して無いんだけど、多分いけるんじゃない
かなぁ?と。
いくつか懸念点があって、
・スイッチの厚みが邪魔して、ブレッドボードに挿すと
少し斜めになる
・USBからの5V給電だと、単独(PCに繋がない)状態では
やっぱり動いてくれない
ってなことになっちゃう。特に後者はなんでだか…と。
サクッと回路を追った感じでは、2個のショットキ
バリアダイオードを経由して、3.3Vのレギュレータに、
USBからの5Vか、外部5V端子からの5Vが供給されるよう
に見えたんだけど、なぜか上手くいかないみたい。
…あらためて回路を改めて追ってみたら、どうやらU1
(電源制御IC)が邪魔して、USBからの5V電源を、
ST-LINK2側から制御して、この場合遮断モードになっ
ちゃうみたい。そうか…。
まぁ、DIPピンヘッダの5VとGNDに電源供給すれば、3.3Vが
作られて、F303K8に給電される。
んで、こないだのG-LCDも、PC直結と同様に。

文字表示。

ランダムライン表示。
ばっちり。もちろん、オンボードのLEDでLチカも
できた。
スイッチは、本当はもっと薄型のを使うか、この
くらいのサイズなら表面につけるかしたほうが
いいんだろうけど、配線が表裏でまたがると、
だいたいろくなこと無いと思うので、薄型の小さい
のを探して、裏面につけておいた方が何かと安全
じゃないかなぁって気がする。
なんにしても、PCからUSBケーブル経由でプログラム
を書き込んで、スタンドアローンで動かすとしたら、
(ブレッドボードはともかく)動作ボード上には
ICソケットみたいなものを付けておくだろうから、
実用上は問題ないんじゃないかな?と。
PCに繋いだまま、ブレッドボードでプログラムを
作成
→動くようになったら、スイッチ切り替えてから、
動作ボードに挿しかえて動かす
みたいな事が可能になった。
他のNucleoの細身タイプも、同様の話があるんだろう
と思うので、スタンドアロンで電源だけ供給して
動かすときには、スイッチにするのも一つの手かな、
という気がするんだけど、USB給電が上記のように
電流制限ICでカットされていることを考慮すると、
例のサイトでの議論にあった「デジトラを使う」と
いう案は、スイッチ切替まったく不要で、ベネフィット
はまったく同じになるので、そっちのほうがいいかも
しれない。
(ただ、デジトラのベース端子はどこに繋げばいい
のかがよくわかってない。ICに直接は厳しいよねぇ?)
それにしても、やっぱりNucleoの電源回路は面倒な
構成になってるよなぁ。
もう1個、ハンダ付けしておいた。aitendoで買って
おいた50円のD級アンプ。
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NS4158、SOP型なので、DIP変換。
あとでちょっとスピーカ鳴らしてみて、問題なさそう
なら、例のmp3のスピーカボックスに組み込みたいと
思ってるところ。
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