猫とおかちゃと月光仮面    のんびりふんわり自然農

~田舎でのんびり自給生活…のはずが
    無農薬、無化学肥料の自然農。猫の手借りたい時もある~

よし !

2025年01月28日 | 手工芸

今住んでる住宅では、
週に1~2回、体操や手作業のレクレーションが行われる。
こういう行事への参加は原則自由。
私は昼間、畑や何やかやで留守がちやし、
参加せえへんこと多い。

けどこないだ、たまたま外から帰ってきた時、スタッフから声かけられた。
「一緒に作ってみません ?」

なんでやろ。
ちょっと疲れてたんかなあ。
「はあ」とかなんとかゆうて、手作業してる輪にふらふら入ってしもた。

この日、数人の有志が作ってたんは節分飾り。
用意された型紙に色塗って切り抜いて、
扇型の台紙に貼り付けていく。



鬼は、厚紙に毛糸巻き付けて、目鼻貼り付ける。
雑な私にかかったら、鬼やのうて福笑いやな。

しっかし何十年振りや、こんなもん作ったんは ?

自分で作ったもんは、各自部屋に持ち帰る。
お茶飲みながらぼーっと見てたら、
う~ん。

紙やら色鉛筆やらごそごそ引っ張り出して来て、



髪の毛生やしてみた。
青鬼の顔も作り直して、
台紙は黄色塗り重ねて明るめにして。

んで、知り合いがくれた手作りの猫ばさみ、



これをしがみつかせて、
玄関ドア外に吊るしたった。



よし !
(何がよしなんか自分でもわからんけど)

せっかくやから、節分までそこで頑張って。

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2025年 春ジャガ選抜隊

2025年01月25日 | ジャガイモ

そろそろジャガイモの準備しとこ。
今年は、できるだけ長期保存できる品種にしたい。
春ジャガと秋ジャガでつないで、年中自給できたらええなあ。

ふんふんふん ♪
なんてネット通販調べてみたら、
甘かった !

目指す品種は軒並み「完売」「売り切れ」「在庫なし」。
出遅れましたか ?

とりあえず、去年も植えたキタカムイ500gゲット。
新挑戦したかったシェリーが見つからんので、
サッシーゆうの500g注文してみた。


左、キタカムイ。右、サッシー。
キタカムイは芽ぇ出始めてる。

是非試してみたいマチルダは、どこ探しても種イモない。
食用で販売してる業者さん見つけたから、それ買うてみた。
5kg売り。



ちょっと多いんやけどしょうない。
種イモ以外はせっせと食べよ。
ほんまに長期保存できるかどうかの検証できるかも。

けど、これだけでは自給にほど遠い。
ただでさえ下手くそな上に、
おんなじ畝での連作実験までしようとしてる。
しかも、食用芋を種イモに使う。
こりゃ極めて残念な結果に終わる恐れあり。
保険のため、せめてもうひと畝増やしとこ。
下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる。

去年の春ジャガ、秋ジャガ連作したこの畝と、


新たにすぐ隣のひと畝。


ダイシモチ植えてもたけど、この株間になんとか居候させていただけんもんか。

で、秋ジャガで収穫したイモの中から、
アンデスレッドと、多分ながさき黄金と思われるもの数個ずつ、種イモとして追加投入。


手前は種イモ用に取り分けたマチルダ。
上左がアンデスレッド。
上右がながさき黄金。

さて、以上がうちの春ジャガ選抜隊。
もうちょっとしたら芽出し始めよ。
皆、元気に育ってくれるかなあ。

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雪なし畑

2025年01月21日 | 

真冬、雪積もってない畑は初めて。

15年ほど前、自然農を教わったんが赤目自然農塾。
そこで貸してもろてた山の上の畑に始まり、
2回転居した移住先も冬は雪に閉ざされる地域やった。
で、12月過ぎたらもう畑には入られへんかった。



けど、去年越してきたここは、雪がめったに降れへん。
積もるなんて、何年にいっぺんあるかないかくらいやって。
そやから2025年1月の畑は、



麦が機嫌よう伸び始めてる。

霜除けに張った不織布の下で、


仲良う寄りそうてる、
スナップエンドウと麦の赤ちゃんたち。


冬の間、畑通いは休止。
なんてなことはここでは通用せえへん。
つまり、「冬ごもり」は無し。
猫たち両脇に侍らせて、日がな一日おこたにもぐって過ごす、



そんな厳しくも懐かしい「冬ごもり」は、ここでは無し。

ほんじゃまあ、しゃあない。
冬の間も時々は通って来ましょかね。
不織布吹き飛んでないかチェックしに、
お味噌汁用のネギ採りに、
んで、ウサギのなっぱちゃんの顔見に。

ね、なっぱちゃん。


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女子会

2025年01月18日 | 人間

「お茶でもしようよ」
誘ってくれはる人がいて、
久しぶりに街に出かけた。

相手二人のうち、一人は50年近くぶり。
お互いに見つけられるんかいな、
ちょっと心配してた。
けど、これがまた、すぐわかったんやねえ。
目ぇやと思う。

マスクがかえってよかったんかも。
テーブルについてマスク外したら、
余計わかりにくなったくらい。
目ぇいうのは、ん十年たっても変わらんのかな。

ランチ食べながら、あれこれあれこれ、
脈絡なくおしゃべり。
せっかくやからゆうんでお店のスタッフに写真撮ってもろて、


コーヒーのお替りまでいただいて、
2時間があっという間に過ぎました。

それにしても今回の女子会、いろいろ感慨深いもんがありました。

まず、待ち合わせ方法とか、ものごとを決めていく過程が、
なんというか、
良う言うたら包容力があるというかゆったりというか。
悪う言うたら非効率というか不確定要素が残ったままというか。

相手二人は二人とも同じような、あれはキャリーバッグていうの?

こんなふうなの押してた。

黒っぽいコートの二人が縦列に並んで、黙々とコロコロ押しながら進む。
その後について歩きながら、
幽体離脱的な目線になってしもた。
我々はひょっとして今、かなりインパクトのある存在かも。

相手の二人は年齢差7~8歳ほどあるはず。
けど、年上の人の方が若こう見えた。
なんでかな。

背筋の伸びとか、
髪の毛のボリュームとか、
話の微妙なずれとか‥。

外から見てなんとなく感じ取れるということは、
自分も外から見られたら、そう感じられてるのかも。

あー、私らこうして歳とっていくんやなあ。
妙に納得させられた、
けどなんでかほっとさせられもした。
良くも悪くも、ちゃーんと前に進んでる私たち。

不思議~な一日でした。

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狛犬の不思議

2025年01月14日 | 動物たち

お正月、希望者で初詣に行こうゆうんで参加してみた。
当日の参加者はスタッフ含め8名。
車椅子の人は午前中の別便で出かけたとのこと。

マイクロバスで到着したのは、地元のこじんまりした神社。
境内に屋台が2軒、たい焼きの店と広島焼きの店が出てた。
たこ焼きなかったなあ。
やっぱ、タコ高いからかなあ。

罰当たり者の私は、社寺に関する信仰心は持ってない。
そやから手ぇ合わせたりお御籤ひいたりはせんかった。
鳥居をくぐる時に一礼しただけ。

ほななんで初詣に参加したかゆうたら、
不謹慎ではありますが、単なる興味。
初めての土地をできるだけ見とこう思うて。

混んでるゆうほどもないけど、
参拝客は結構次々と来てはる。



あれは本殿てゆうのかな、お参りの人が手ぇ合わせてるとこ。
あの前に、狛犬が並んでるんやけど、
奥から大中小と、左右3対。



狛犬って、こんな大勢並んでたっけ。

それと、別の一角で、
きゃっ、かわいい‥
ゆう狛犬見つけた。



この子、腰パンおねだりしてない ?
ほれ、こっちの子も。



犬も腰パン好きなんか ?

帰ってからネットで調べてみた。
ひょっとしてこれは狛犬やのうて、
「構え獅子」て呼ばれてる子らかもしれん。

うーん。
獅子やったらネコの仲間やろから、腰パン好きかもなぁ。

そういやあ昔住んでた山奥の神社で、足元に子犬守ってるような狛犬見たことあったなあ。

私が今まで「狛犬」てひとくくりに思てたもん、
実はめちゃ奥深いものなんかも。
顔つきも一匹一匹違うみたいやし。

今度神社の前通りかかることあったら素通りせんと、
狛犬さんたちの顔、覗いてみよ。

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たぬきよ、いずこ

2025年01月11日 | 食べもの

私はたぬきが好き。
動物の狸やのうて、食べ物のたぬき。
熱々のおそばに、おっきい油揚げ載せたやつ。

学校出てすぐ東京で働いてたことあって、
こん時にたぬきがなかなか食べられへんかった。
かき揚げ天みたいなんが載ってたり、
刻んだ薄揚げが載ってたり、
頼むたんび、
ちょっとちゃうねんけどなあ、
ゆうもんばっかり出てきてた。

ほな諦めてきつねにしといたら、てなもんかもしれんけど、
妙に黒ーい汁の中に浮いてる白いうどん。
若輩者の私には勇気のうて‥。
東京では、とうとう立ち食いそば屋に入ること自体やめてもた。

一年ほどして大阪に帰って来た。
たぬきがやっと食べられるようになったんやけど、
それでもいっぺん京都でびっくりしたことあった。

関西やからゆうんで安心してた私、
京都で、たぬき、ゆうて頼んだら、
あれはなんやったんやろ。
確か、細うに切った揚げさんが載ってて、
お汁はどろーっとしてて‥。


カップ麺で、「紺のきつねそば」ゆうのがあって、
あれは大阪でいうとこの「たぬき」やな。


最初の内は「赤いきつね」「緑のたぬき」と横並びで売られてた。
そのうちなんでか「紺の‥」だけ値段高なって、
しまいにどこのスーパー探しても見かけんようなった。

去年、スーパーのワゴンセールでこんなん見つけた。


パッと見、たぬきやけど、お汁はカレー汁。


私、マルちゃんのインスタント麺、わりと好き。
そやからこれも、ちょっと期待して買うたんよね。
結論。
カレーはカレーうどんで食べたかった。

そんで昨年暮れ、スーパーで見つけたこちらのカップ麺。


これ、中身は正味たぬきでした。
けどネーミングがなあ、惜しいなあ、
あんたも「きつねそば」かい !
おまけに、季節限定かい !

こないだ久しぶりに大阪で立ち食いそばに入った。
自販機の「きつねそば」ゆうボタン押して食券買うて、
「はい、おまち !」て出された丼。


えーっと。
なんか違和感あるんよねえ。
おそばって、こんな白ぽかったっけ。

食べ終わって店出て振り返って、あ~、思うた。
看板、「駅そば」て書いたある。
「駅そば」て、中華麺使う、あのお店やったんか。

後でわかったことやけど、
あの店でも「きつね和そば」て注文したら、
私のイメージ通りのたぬきをゲットできたらしい。
めんどくさっ。
第一そんなボタンあったか ?


たぬき恋しや。
今や完全におっさん化した私は、
ますますエスカレートし、
古き良き時代に思いを巡らす。

立ち食いそば屋の暖簾くぐる。
100円玉二つ、バンとカウンターに叩きつけて、
「たぬき !」ゆうて注文する。
丼鉢出てきたらすかさず、
カウンターの上の天カス、スプーン山盛り一杯バサッ、
七味をパパパッ。
甘もうて大きなお揚げ齧り齧り、
熱々のおそばふーふーすする。
ひきかけの風邪くらい、一発で吹っ飛んだんやけどなあ。

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あぶない朝食

2025年01月07日 | 食べもの

自分の口に入れるもんは自分で作る、
といきたいとこやけどなかなか。

例えば昨夏の朝食。(→)
この温野菜の中に、自分の畑で育ったもんはどれくらいあったやろ。
春ジャガくらいかなあ。

で、2025年、年明けの朝食。



サツマイモ(紅ハルカ)、大根(三太郎)、秋ジャガ(アンデスレッド)、小芋(石川早生)、生シイタケ(キットで自家栽培)、ニンジン、玉ネギ、大根の葉。
この中で、スーパーで買うたんはニンジンと玉ネギ。

100%とはいかんけど、結構ええ線まで来てへん?
んで、畑行くたんびに「ええ子やねぇ」「別嬪さんやねぇ」て、
ほめちぎって育てたからか、
うちの子たちはほんまにええ子。
小そうてもみーんな元気。
そんでもって、みーんなおいしおいし。

お芋好きかつ鼻のええお猫様たち、
心穏やかであらせられるはずがない。

いつでも出動OK!
こなつは定位置でスタンバイ。



なんや足元がゴソゴソするなあ思たら、



不意の落下に備え、もこがパトロール中。

あぶない、あぶない。

空の青は、今朝もきれいです。


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昔取った杵柄

2025年01月04日 | 食べもの

年末、お餅つきが行われた。
搗き手は、入居者Nさん。
頭に手ぬぐいきりりと締めて杵振り上げて、



パッと見、いつものNさんとはわからんかった。

Nさん、ここに越して来て以来毎年搗き手を務めてるとのこと。

「また明日、あちこち痛い痛い言いはれへんやろか」
スタッフの心配をよそに、Nさんは誰にも交代せんと、
一人で二臼搗き上げた。

さて、その横に待機してるんが「お餅丸め隊」。



搗きあがったお餅が餅箱に入れられた途端、
それを何個かの塊にちぎって、各テーブルの上に置く。
隊員たち各自、その塊から自分の持ち分を取って、手のひらで丸めていく。

高齢の人がほとんどやから喉詰めんよう、小そう小そう丸めるよう、スタッフから指示が飛ぶ。
指示サイズは、親指の爪くらいの大きさ。
けど皆、そんなこと聞いちゃあおらん。
ちょっとずつ、ちょっとずつサイズアップしていく、
スタッフはそれをすかさず二つ、三つに分割するのに大忙し。

こういう作業したら、いわゆる「仕切り役」みたいな人が自然と現れる。
もう、自分の前のお餅丸めてるだけでは物足りん。
一つ向こうの餅箱に手ぇ伸ばしたり、
「あんた、それ手伝うわ」
ゆったりペースの人の分も引き受けたり、大活躍。



みんな、若い頃からきっと、お家や町内でこんなふうに頑張ってきはったんやろなあ。

この後、皆が丸めたお餅をぜんざいに入れて、おいしくいただきました。
食べるのに夢中で、ぜんざいの写真無し。
3杯目のお替りする人も何人かいて、
いろいろ面白いお餅つき大会でした。

2025年が
皆さまにとってよい年となりますように。

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