猫とおかちゃと月光仮面    のんびりふんわり自然農

~田舎でのんびり自給生活…のはずが
    無農薬、無化学肥料の自然農。猫の手借りたい時もある~

我が家は全員お芋好き

2024年11月30日 | サツマイモ

9月28日、試し掘りして落ち込んでもたサツマイモ。(→)

ひと月ほど待って、掘り始めた。
お天気と、私の体力と相談しながら、
数日かけてちょっとずつ。

掘って、

掘って、


すべて掘り上げたとこで並べてみたら、


これが2024年おかちゃ畑のサツマイモ全部。

うちは肥料や薬はもちろん、水もやらんからかな、
今年のサツマイモたちはあっちゃこっちゃに根ぇ伸ばまくっとった。
二株越えたとこまで伸びて、ちいこーいおイモつけよと頑張ってた子ぉもおった。
水を求めて何千里、てな感じ。

まさかこんなとこにまで来てないやろ、
ゆうようなとこまで遠征してるから、
掘り上げる時シャベルでざっくり割ってまうのも結構あった。

サツマイモは一、二日天日干ししてから、一個ずつ新聞紙にくるんで保存する。
すぐには食べへん。
とにもかくにも追熟させる。
お正月頃まで待ったら、甘みがぐんと増してるはず。

「サツマイモ 慌てるナンチャラは貰いが少ない」
よだれぬぐいながら、なんべんもなんべんも独り言しながら、
ひたすら待つ。

けど、
割れてしもてる子ぉは早よう食べてしまわんとな ♪
で、そういう子ぉ探して、朝の温野菜としていただく。
待ちきれんおかちゃのために割れてくれて、
なんてやさしい子ぉらやろ。
甘みはまだ少ないけど、ちゃーんとおいしい。

ところめが、ここで問題発覚。

お茶のお替わりに立った隙に、
何やらテーブル付近でガサつく気配。
慌てて見に戻ったら、
脱兎のごとく逃げて行った何者かの影。
あれはこなつじゃ !

お皿から引きずり出されたおイモには、小さな歯型。

う~ん。

試しにそのおイモ、小そう砕いてこなつにやってみた。
飛んできて食いついた。

なになに ? とやって来たもこにも差し出してみたら、
ふごふごふごーっ、言いながら平らげた。
なんと、我が家は全員、芋好きかい !

サツマイモの味覚えたもことこなつ。
以来、おかちゃの朝食中はこの目ぇですわ。


ちなみに我が家のサツマイモは紅ハルカ。
温野菜はレンチンのみ。
調味料は使っておりません。

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竹灯り

2024年11月26日 | 日記

昔は学校や病院が建ってたとこが、
廃校や廃院になってもて、
今は竹やぶボーボー。

そこを整備して、もいっぺんお花見や小径散策のできる里山に戻そう。
ゆうボランティア活動に、私も半年ほど前から参加させてもろてる。

伐採した竹はチップに砕いて路に敷き詰めたり、
彫刻して「竹灯り」にしたり。

秋、その竹灯りに灯ぃ入れて展示するイベントが行われた。
去年から始めて、今年で二回目らしい。





これ、フラッシュたいたら、愛想なしの写真になる。


展示されてるのは会場のほんの入り口付近だけやけど、
薄暗い小径に沿うて、点々と灯りが浮かび上がってる。


皆それぞれ家庭やら畑仕事やら地域活動やら、忙しいしてはるやろに、
いつのまにこんなん作ってはったんやろ。



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ワクチンにはシュークリーム

2024年11月23日 | からだ

母を介護中は、とにかく私が媒体にならんよう、
四の五の言わずに打ってたコロナワクチン。
母が亡くなってからは、
どうしよっかな~。
迷いながら、
ええい、めんどくさい、
打っとけ !

てなわけで、続けてきたワクチン接種。
今年もその「ええい、めんどくさい」のクチで、打った。



これまではワクチン種類選ばせてくれたのに、
今回は「はい、はい、はい」
て感じで、
この接種証見て、
あ、ファイザーやったんや、てわかった。

毎回12時間後から熱出るから、
そのバヤイに備えてカロリー摂取。

久々に入ったコンビニ。
店内ひと通り回った挙句、
選びましたのがシュークリーム。
たまにはこれくらいのジェータク、よろしおまっしゃろ。

家に戻ってコーヒー淹れて、



猫たちの射るような視線浴びながら、
いっただきまーす。

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妙に寒い日 妙に暑い日

2024年11月19日 | もことこなつ

11月も半ば。
さすがに肌寒い朝もある。

こなつはこんな日が大好き、多分。



んふふ ♪

もこ、そんな目ぇしない。


このまま冬に突入か、
思たらなんのなんの。
畑行ったら汗ばむくらいの日ぃも。

そんな日は、
もこのへそ天復か~つ。


あれ、こなつ。
きょうはそこでひとり ?


だって、だって‥。
もこ姉たん、入れてくんないんだもん‥。

うりゃあ~。


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ラッキョの花

2024年11月16日 | ラッキョウ

どんなかなあと植えてみたラッキョ。
ある日ビュィッて、長いもんが伸びてきて、
なんじゃこれ状態やった。(→)

それが今度は、花火みたいにパッと、ピンク色の輪っかが開いた。



わあ !

なんとなくクラシックていうか、年寄りくさいイメージ抱いてたラッキョ。
花、こないにかいらしかったんや !



このピンク、おかちゃ好みのピンクやし。
雄蕊、靴はいた人形のあんよみたいやし。

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セイタカアワダチソウ

2024年11月12日 | 山野草

この花の色、
ほんまは大好き。

まっ黄い黄いでもなく、
どことなく落ち着いた山吹色。

畑からの帰り道、
この花がぶわーっと咲いてるの見たら、
なんとなくほんわかする。



けどそんなこと、あんまり人に言わんようにしてた。
花粉症の人にとっては、気分悪い話かも‥。

長いことそう思てた。
セイタカアワダチソウは花粉症の原因て。

そうやない、
セイタカアワダチソウは虫媒花で花粉飛べへん、
だから花粉症の原因にはなれへんのやって。
よう似てるブタクサは、花粉飛んで危ないらしいけど。

えーっ。
ちょっと前まで、
セイタカアワダチソウ = 花粉症の素
みたいに言われてへんかった ?
大勢の人から、仇みるような目ぇで見られてへんかった ?

冤罪やったんなら、そのこともっと皆に教えたげんなら。
疑い、早よう晴らしたげんなら。
私みたいに知らんかった人、
まだぎょうさんいてはるんちゃう ?

セイタカアワダチソウさん、今までごめんなさい。
長い間本当にごめんなさい。



これからは、あなたの黄色、
心安らかに楽しませていただきます。

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「戦友」

2024年11月09日 | オクラ

「警報級」て騒がれてた雨が通り過ぎてった翌日。

畑見に行ったら、オクラが支柱ごと倒れそうになってた。
畝の半分がほとんど地面につきそうなくらい倒れてて、
残りの半分がかろうじて踏みとどまってる。

10月に入ってから背丈ぐんぐん伸びて、
てっぺんの実ぃにまで手ぇ届かへん。
茎しならせて手繰り寄せ、収穫しとった。
もう2m超えとったかもねぇ。

(畑一番ののっぽが倒れかかってるのにびっくりして、
現場写真撮るの忘れた)

11月やし、
この後の麦やエンドウの種蒔きの予定畝でもあるし、
オクラはそろそろ切り倒さなあかんのかなあ、思てた。



けど2,3日に一回畑に行くたんび、律儀にもこれくらいの実ぃつけて待っててくれるオクラちゃん。
なんじょう無下に切り倒さるるべきぞ。

けどなあ、杭を打ち直そうにも今日は金槌持って来てない。
しょうない、あるもんで。

トマト切り倒した後の支柱引き抜き、
それを斜めに差し込んで、こけてるオクラとネット支柱を支える。

3か所ほどその応急措置で、とりあえずの倒伏防止。


大きい育ったオクラは重たい。
うんせうんせと助け起こしながら、
なんでか、
学生時代のこと思い出した。


「これ、軍歌やないんよ。反戦歌なんよ」
お酒が入ったらいつも、友達の一人が歌いだした。
「ここはお国を何百里‥」
こぶし振りながら歌う。

「軍律厳しき中なれど‥」このくだりで彼女の声は一段と大きなる。
「しっかりせよと抱き起し‥」
ひっしと抱き起すジェスチャー付きで歌い続ける。


倒れ掛かってくるオクラ、
ぐぎぎぎぎーっと一人で支え起こしながら、
化粧っ気のない彼女の顔と、
ちょっとハスキーな声まで、
妙にはっきり思い出してしもうたよ。

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きゃあ ♪

2024年11月05日 | もことこなつ

昼から急に気温が下がった。
あれ、どっか開いてたっけ ?
思うて、ふと出窓のほう見たら、

 ! ! !


きゃああああ~。
くっついてるう~ ♪

もこはちょっと何が起こったかわからん子ちゃん状態みたいやけど、
いつもみたいにさっさと立ち去ったりせんと、



「しゃあないなあ」てとこかな。
こなつ、嬉しそ。

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ススキのお茶

2024年11月02日 | 山野草

ヨモギ、スギナ、柿の葉。
毎年お茶作ってる。

今年、ススキのお茶ゆうのを初めて作ってみた。

まだ穂が開いてないススキをさっと洗ろうて干す。


それをフライパンに入るくらいの長さに切って、弱めの中火で煎る。
すぐに穂が開いてくる。


かすかーにパチパチいいながら、フライパンいっぱいに膨らんでくる。


そのうち、お米を煎った時みたいな、ほんのり香ばしい香りが漂うてくる。
そしたら出来上がり。

穂の中の種が細かいしとがってるから、喉に刺さらんよう紙パックに入れる。


色も香りもほんわかやさしいお茶でございました。

畑への途中、樹の幹にびっしりのキノコ。


ほんま、いっぺんに秋です。

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