故あって、スペイン語の勉強を始めた。
それに絡んで、中南米の文学や絵本ってどんなんやろと‥‥。
タイトルの神秘さに惹かれて、県立図書館から「百年の孤独」を取り寄せてもろた。
「届きました~」ゆう連絡受けて、地元の公民館に受け取りに行った。
ほんなら、
なんちゅうか、
本見てびっくりしたん、久し振りや。
まず表紙。
いきなりスペイン語オンリー。
え? 原書頼んでしもたっけ?
いやいや。
扉にはちゃんと日本語書かれてる。
表紙カバーに日本語タイトル書かれてたんやろか。
で、長い間にそのカバーが破れてしもたんやろか。
ま、とりあえず原書じゃのうてよかった、よかった。
と、
パラパラページ繰って、二度目のびっくり。
字ぃ、ちっちゃ!!!
んで、全面字ぃびっしり!!!
これは四六判やろか。
大体縦19㎝、横13㎝くらいの大きさ。
314頁の中に詰め込まれてる文字数、いったいどんだけあるんやろ。
ちなみに、手近にあった同サイズの他の本と比べてみたら、
「百年の孤独」は字数詰込みの鬼と化してる、としか言いようがない。
ここで比較に使こうた本(写真下)は、コエン・エルカ著「生き物として、忘れてはいけないこと」(2004年発行)。
「百年の孤独」の奥付見たら、
発行1972年、13刷1982年とある。
この頃の本が全部そうやったとは限らんけど、
すくなくともこの「百年の孤独」、ちょっと引いてまうくらい、
目茶苦茶強気の本づくりやんか。