猫とおかちゃと月光仮面    のんびりふんわり自然農

~田舎でのんびり自給生活…のはずが
    無農薬、無化学肥料の自然農。猫の手借りたい時もある~

2025 お味噌づくり

2025年02月22日 | お味噌

作りだめしてたお味噌。
このペースやと今年中に使い切ってまうかも。
ゆうんで、仕込んどくことにした。

古うからの麹屋さんがあるゆうんで、電車乗ってはるばる買いに行った。
で、手に入れた特別栽培米で作った生米麹1kg。
ほんまは無農薬米のがよかったんやけど、値段でちょっと躊躇した。

それと、去年のうちに買うといた秘伝豆。
塩は市販のあら塩。



材料はたったこの三つ。
凄ない、お味噌って ?

お味噌づくりは二日がかり。
とゆうても、前日はお豆さんきれいにきれいに洗うて、3倍量の水につけとくだけ。
24時間以上浸水せよ言う人もいてはるけど、
今回私は都合により15時間ほどしかできませんでした。



それでも新豆やし、結構ふくれたんでこれでごめんしてもらお。

まず、ひたひたの水でお豆さんゆでる。
あくがぼわーっと泡立ってくるから、
それを丁寧に丁寧にとる。



で、ことこと、ことこと、弱火で3~4時間。
その間に麹と塩を混ぜ合わせ、「塩切り麹」を作っとく。



大豆は、親指と小指でつぶせるくらい柔らかなったら茹で完了。



お湯切って、粒々なくなるまでお豆つぶす。
お味噌づくり工程の中で、私にはこの作業が一番の難関。
手関節がやわにできてるから「押す」ゆう作業がしにくい。
フードプロセッサーは、ここに引っ越して来る時に処分した。
で、使うのがすり鉢。


すりこぎでつぶしながら、つぶし残しがないか指で確認する。

お豆全部つぶし終えたら、さっき作っといた塩切り麴と混ぜ合わせる。


この作業はしょうない、手ぇでうんせうんせこねる。
「おいしくなあれ、
  おいしくなあれ」

呪文がまんべんなく行きわたったら、ボール状に丸める。


今回、固めに作ってみよ思て、お豆のゆで汁は入れへんかった。
固いから、保存容器の底に味噌ボール投げつけてもつぶれへん。
それで、投げつけるのは諦めて、
上からぎゅうぎゅう押さえつけて空気抜く。
「押す」ゆう作業からは、やっぱ逃れられへんか。


表面平らにして、空気に触れんようにラップ密着させる。
落とし蓋して、お味噌の重さの3割程度の重石載せる。


最後に容器の蓋して、
材料と仕込んだ日付け貼り付けて完了。


このお味噌食べるの、来年の年明けくらいかなあ。
今までの雪深い山間部と比べたら、ここは温い地域やけど、
カビとか大丈夫かなあ。
元気でおいしいお味噌に育ってくれますように。

味噌づくり。
こねたり押したりも厄介やけど、
なんちゅうても一番かなんのは、
ひょっとして、これかなあ。



ちっさい台所でお鍋積み上げるの、
サーカス並みやわ。

コメント
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