空からみた鳥海山

　千歳空港を離陸した後、機内アナウンスで「松本空港は雨です。天候の状態では大阪空港へまわるかも・・・」と。アルプスの上では雲が湧き上がっていたので、揺れることを覚悟したが、たいしたことなく無事松本に着いた。

　私が松本空港を使うのはもちろん家に近く、昔から駐車料金が要らないということ、特に5月のこの時期はアルプスが素晴らしいからだ。そのためには席の場所にこだわる。行きは左側に席を取る。ボンバルデイアの74人乗りの小さい機になったので、最後尾の２０Ａか１９Ａを指定する。それより前にとると翼がじゃまして視野が狭くなってしまうのだ。帰りは反対の右側２０Ｄに。
5月３日は松本空港を飛び立つと直ぐに槍穂高、続いて常念山脈、立山・剣、後立山、雨飾山、北信五岳、佐渡とすべて見ることができた。
5月8日、帰りは先の機内アナウンスのとおり東北までは雪の山を確認できた。まず、樽前山と恵庭岳、駒ケ岳、八甲田山地、そしてこの写真の鳥海山だ。
鳥海山の時は左側の席に移ってこの絵にズームアップ！　いつか登ってみたい山だ。

もちろんデジカメを使うときは離陸後、飛行が安定した時にスチュワーデス（いまはアテンダントでしたっけ？）にＯＫを取ってからにしましたよ。

これにて、北海道シリーズは終わりにします。

北海道の牧場で遊ぶ その１０

　ハクモクレン（モクレン科）
これは隣の牧場のモクレン、あまり見事だったので庭にお邪魔してパチリ。
樹高５ｍ以上はあっただろうか。樹の上部と青空を撮ってみた。

北海道の牧場で遊ぶ その９

　日高線荻伏駅（浦河町）と様似駅（様似町）の間から撮ったアポイ岳（810ｍ）
写真の一番奥に薄くうつった稜線の少し高いところ。右端は襟裳岬につながっていく。
日高山脈の南端にある「花の百名山」として有名な山だ。

昔、夏と秋口に登った時「アポイマンテマ」「アポイワレモコウ」など固有種が見られた。６月から７月が花が多くていいようだ。
今回も登りたかったが都合がつかなく、遠くから眺めるだけにした。

北海道の牧場で遊ぶ その８

　牧場の近くの山桜は満開だった。山桜は信州はヒガンサクラより遅いが、北海道は、同時に咲くようだ。
この写真は浦河町の「優駿さくらロード」の夜桜だ。
息子のブログには嫁さんが撮ったもっといい写真が載っているのでそちらをみてほしい。「ブックマーク」にリンクできるようにしてあります。

北海道の桜の開花と満開のニュースは、函館から始まり札幌から静内に、少し遅れて浦河町へと移ってくるようだ。一番北の町は5月末になるという。
8日に千歳空港に向かって帰って来る時は対向車線に静内や浦河町に向かっていく車が信号の度に渋滞していた。

北海道の牧場で遊ぶ その７

雑木林の中にある沢の斜面にサクラソウが楚々と咲いていた。
サクラソウ科の花は今は300もの栽培種があるという。自生地のこのサクラソウは質素だが美しい。高山のサクラソウより少し丈が高いようだ。
木の桜と同じ色をしていることから「桜草・サクラソウ」の名がついたという。

「この国は　草もさくらを　咲にけり」　一茶
木の桜が咲く時期に草のさくらもひっそりと咲いている。
ここ浦河町の桜も満開の時を迎えていた。