シレネ・ブルガリス silene vulgaris ナデシコ科
白い花弁がちょうちんスカートのようにみえるガク片の先についている。ガク片にうすい縦縞がつている。
スイス、イタリー、オーストリアの標高500~2500mの牧場やホテルの庭、山の上では小石まじりの草地に咲いていた。
2年前のスロベニアのユリアンアルプスでも沢山咲いていたので、ヨーロッパアルプスではポピュラーな花のよう。
15年前の7月に、スイスの山を歩いた時にこの種をもらってきた。松本の庭でも毎年元気に咲いてくれている。花のスカート部分(ガク片)は色がうすくなってきた。
北海道のアポイ岳の固有種アポイマンテマはガクの色が濃かった。