不適切な表現に該当する恐れがある内容を一部非表示にしています

ねもばーばのはっぴーらいふ

バーバの山歩き、花めぐり

トチノキ 栃の木・橡の木 その3

2009年05月17日 | 山 自然 花 登山 信州 ボランティア
 このトチの木は二十数年前に拾ってきた3個の実がいま、立派な樹になった。
秋の紅葉の真っ只中に上高地から徳本峠(とくごう峠)を越えて島々に下った。(この反対の登りのコースは10時間以上かかるので、夏の初めにしないと松本からでも日帰りでは無理。それで秋には峠を島々に下るコースをとる。)
赤い紅葉の中に、桂の木と栃の木は黄色に色づくので“黄葉”と表現される。この時も栃の葉は黄色というより陽に透けて金色に輝いていた。その下には沢山の実が落ちていた。その実を3粒ポケットに入れて帰り、本当に目が出るのかしらとイタヅラ心で埋めてみたのだった。
3年後から一つ、2つと芽を出してきた。
それに気がついた庭師さんが「こんなもん植えてどうするだ!塀をぶっ壊してしまうぞ!」とお叱りをうけた。私「せっかく生えてきたからかわいそうだからもう少し様子をみます」と。(その庭師さん、お気の毒に3年後病気になられて廃業された)
3個目が生えてきたのは10年以上たってからか。交代した庭師さんは毎年5メートル位で頭を止めてくれている。そのためかまだ花もつけないし、当然実もつけない。
この幹の太さが生えてきた順番を現しているが、それにしても差がつきすぎている。最初に芽を出した真ん中の木が、まるで威張っているかのように太い。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

トチノキ 栃の木・橡の木 その2

2009年05月17日 | 山 自然 花 登山 信州 ボランティア
 今朝のトチの木。雨にぬれ風に揺れる大きな葉。

 常念岳、一の沢の登山口から15分位登ったところが山の神。そこにある祠でまず、登山の安全をお願いする。その祠を隠すようにしてトチノキの巨木が空を覆っている。樹齢何年かは知らない。おそらく500年以上か?
この木こそ栃の木ではなく“橡の木”だ。木の象と現されるのは、象のように大きくなる木ということか。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

トチの木 栃の木・橡の木

2009年05月17日 | 山 自然 花 登山 信州 ボランティア
 一週間前のトチの木 トチノキ科
冬から春になるにつれ、とんがり帽子のような蕾がはじけて、5月になるとぐんぐん下の枝から順に葉が大きくなる。
おとぎ話にでてくる天狗が持っている葉はこの葉っぱかしら。
ヨーロッパではマロニエといっている木も同じトチノキ科だが、花の色が異なっているようだ。日本でも街路樹に使われるようになった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする