雑種犬「風(ふう)」のひとりごと

元保護犬でセラピー犬の鈴(りん)13歳と風愛(ふあ)7歳の楽しい毎日を575で綴ります。

犬のガン 高齢犬には 当たり前?!

2012-08-02 11:49:29 | 愛犬の病気と手作り食
犬も人間も、いつかは死んで行く。

それが「いつ」なのかは、誰にもわからない。

私自身も、私がいつ死ぬのかなんて、全くわからない。



ガンで余命宣告されたとしても、そのとおりになるワケではない。


夫の父は、ガンだったが余命宣告の時期から1年以上長く生きて亡くなった。


私の父も、ガンだったが余命宣告3ヵ月だったのに、1ヵ月で亡くなった。


また、今健康で全く「死」を意識していなくても、突然倒れて死ぬ場合もある。


だから、本当にいつなのかは、誰にもわからない。


生きている時は、この時間が永遠に続くように思ってしまうんですよね。


でも、実際はそうじゃない。

命あるものは、いつかは亡くなる。


その参考になるものに、平均寿命というものがある。


病気や事故で亡くなった時、平均寿命より若いと「まだ若いのに…」と口々に

悲しみを口にする。



でも、平均寿命より、長く生きて亡くなった場合は、もちろん悲しいのだが

「あの年齢だし、しかたがないのかも」と、どこか割り切れた感があるような気がします。


2010年の日本人の平均寿命は女性が86.39歳、男性が79.64歳だったそうな。

ちなみに人間の3大死因は、ガン(悪性新生物)、心疾患、脳血管疾患だそう。



で、犬の場合はどうなんだろうと考えました。



犬は、人間よりも寿命がかなり短い。

ネットで、犬の平均寿命を調べたところ、ある動物病院のサイトに

「現在、先進国で支持されている犬の老齢年齢は、5kg前後以下の犬で12歳(天寿は15歳以上)、10kg前後の犬が10歳(同12~13歳以上)、20kg以上の犬は7~8歳(10歳以上生きれば文句は言えない)である。
2002年8月~2003年7月の1年間に死亡した犬3239頭によると、犬の平均寿命は11.9歳であった」

と書かれていました。

10年近く前のデータなので、今はもう少し伸びているだろうけれど…。



また、他のサイトには

「犬の平均寿命は、大型犬と小型犬でちょっと差があるのですが、大型犬で10歳くらい、小型犬で12~14歳くらいと言われてます。
しかし、長生きする子は、17~20歳という場合もあります」とあります。


体重が15kg以上ある大きめの中型犬である風ちゃんだと、10歳を越えたら

「いつか」来るその日は、近いかもしれないという覚悟は、しておかなけりゃならない・・・。

と 頭では、わかっていました。


でも、私は親ばかで

「風ちゃんなら、長生きしてくれる。17歳!もしかしたら20歳まで、生きてくれるんじゃないかな?!」

なんて、勝手に信じ込んでいました。


だって、私にとって「風ちゃんは特別な犬」だから。
(飼い主にとっては、誰でも自分ちの犬は、特別だよね!)



ガンであったことを告げられた一昨日は、何も手につかなかった。


そして、昨日も半日ぐらい、何も手につかず…。




いや、仕事の企画案提出があったので、頑張ってそれをやっていました。


正直、頭が仕事に向かっているときだけは、心に平静を保てたんです。


でも、企画書をあげて、提出してしまうと

また涙が…。



これじゃあかん、と思いながら

「犬のガン」について、ネットでいろいろと調べてみました。


現在、「ガン」は、犬の死因のトップ。

高齢犬ではさらに多く、10歳以上の犬の場合、2頭に1頭がガンであるという報告もあるとか。



また、犬は人間よりもガンになりやすく、発症率が2倍高いという記事も見かけました。


このあたりは、ネットの情報をかいつまんでいるので、どれだけのホンマか

わかりませんが「犬がガンになることは、珍しいことじゃない」ってことは、確かです。



確かに、ご近所のワンちゃんが亡くなって「ガンだったらしいの」と聞くことが多いし…。

確か、あの子も、あの子も、あいつも、あのワンコも、ガンって聞いた…。

あれれ? ガン以外の方が少ない?!



さらに現在、風と同世代のブログ仲間のワンちゃんも、ガンを治療している方が複数いらっしゃいます。



そう

飼い主の愛を受けている高齢の犬にとって、ガンがみつかることは、全く珍しいことではなく、当たり前のようにあることかもしれません。




実際のところ、死ぬ間際になって、ガンだったことが発覚することも多いでしょうし

ガンだったことが最後までわからず亡くなっているワンちゃんも、かなりいると思います。


発見できているってことは、愛犬の異変や、カラダにできたシコリに気がついて

ちゃんと病院に連れて行っていらっしゃることですから。



もちろん、

風の場合は、表面にシコリがあったわけではなく、内臓の中にできたガン。


水がたまって、体重に変化があったから、異変に気がついたけれど

そうじゃなかったら、今も病気だとかガンだということも

気がつかずに、放ったらかしだったでしょう。




考えてみるとその場合の寿命よりか、今手術をして元気な風ちゃんの寿命の方が

絶対に長いはず。



風ちゃんにガンがみつかったことは、決して特別なことじゃない

10歳を越える高齢犬にとって、ガンがみつかることは、よくあること。

そう頭を整理したら、随分気持ちが落ち着いてきました。


「なんや、風は普通の犬やってんや」



犬も高齢になるといろんな病気が出てきます。

風ちゃんにも、何か出るかもしれない…。

その覚悟は、頭ではできているつもりでしたが

直面すると、うろたえてしまいました。



月曜日には、風の治療法について、高槻の動物病院での打ち合わせがあります。

そこで、じっくり話し合って、納得できる方法を選んでいきたいと思っています。


ガンを予防する食品もいろいろあるようだし、私にできることもまだまだある。


後、何年生きてくれるかわからないけれど


限りある命だから、生きている今を楽しく過ごすこと!!


やっぱり、それだよね!!





最後まで、読んでくださって、ありがとうございます。

頭の整理がついたので、笑顔の風ちゃんと楽しくやっております。

ただ、ふとした瞬間に、涙が溢れ出ることが。
頭の整理は、ついたけれど、心の整理はまだまだなのかもしれません。


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